○魔導共和国タンドゥアイ側PCは魔法の才能があることが望ましいです。魔法使いの小隊や民間の義勇兵を指揮して戦うことも視野に入れてください。
●クルーザン帝国側PCは侵略サイドとして、略奪や暴力行為をします。悪なりの格好よさは大事ですが、魔導師側が戦いにくくなるような可哀想設定は避けるとベター。

○PC1(共和国)/共鳴者　いわゆる主人公。最終日メンバーで、共和国側の盤面を動かすことになります。学生でも構いませんが、陣営についての最終的な決定権を持つ立場になること。王道熱血RPの主人公であることを意識して設定・演出をしてください。PC2と絆の声が使えます。

○PC2(共和国)/共鳴者　最終日メンバーです。PC1と絆の声が使えます。親友・恋人など強縁故推奨。負担の大きいPC1に、たくさんラブ&リスペクトを送って支えてください。

●PC3(帝国)/呪狼　ラスボスです。帝国軍を指揮してください。勧善懲悪展開のラスボスであることを意識して設定・演出をしてください。PC4と絆の声が使えます。

●PC4(帝国)/従狼　最終日メンバーです。PC3と絆の声が使えます。忠臣・血縁など強縁故推奨。憎まれ役のPC3に、たくさんラブ&リスペクトを送って支えてください。

○PC5(共和国)/落胤　4d夜(最終日直前)に墓下へ。5人村以外では、システム上、PC6と仇敵となり、同日落ちしますので、絡みがあるとベターです。また、一度、吊りを回避するので、特権的危機回避や瀕死からの復活エピソードを入れるのもよいでしょう。

●PC6(帝国)/死神　4d夜(最終日直前)に墓下へ。システム上、PC5に仇敵絆をつけるので、負縁故ができるとベターです。役職名が死神ですから、それらしさもあると格好いい。

・NPC/奴隷　村建てが2IDで操作する、進行調整用のNPCです。3d夜に墓下へ。背景チップ予定で、PCと絡むことはありません。

白ログ

　物語を綴るメインログです。
　中身発言・ＡＡ禁止。ランダムは進行に関係なければ可。

囁き/共鳴ログ

　強い絆を持つ者同士の能力です。距離に関係なく使えます。絆を深めるために利用してください。
　中身発言・ＡＡ禁止。ランダムは進行に関係なければ可。
　プロローグ中は秘話で代用してください。

秘話　

　囁き職がプロローグ中、囁き/共鳴の代わりに使います。
　また、進行中に村建てへの内緒の質問があれば、NPC宛に秘話を送ってください。
　(質問を送ったとメモでアピールしていただけると助かります)

独り言ログ

　中身発言もOKです。PCへの愛を吐露したり、演出の関連雑学置き場などに利用してください。
　後に全て公開されることを念頭に、泣き言・暴言注意。
　エピローグでの中身発言にも独り言ログを使ってください。

墓下ログ

　浮遊する魂がRPの続きを綴ったり、地上を応援したりする場です。
　/*記号をつければ中身発言もOKですが、後の展開の支障にならないようご注意ください。

・この世界の魔法は、詠唱によって発動します。よって、発声できないと使えません。抑揚も大切なため、呪歌と呼ぶこともあります。
・呪歌のバリエーションは無限にあるとされ、新しいものや、より強いものなどを探し求めて、日々研究されています。
・人を蘇らせたり、タイムトラベルする呪歌はいまだ見つかっていません。
・独学で詠唱を習得するのは難しく、専門の学園に入るか、師匠から教わるのが基本です。
　センスがよく、一度、聞いただけで呪歌を再現できる者もいれば、どれだけ詠唱しても、なんか違うらしく、魔法が発動しない者もいます。
・魔法が使える人間の割合は、人口の5%程度です。
・魔法能力に血筋は関係ありませんが、学費が高いため、財力のある一族の者が多く入学し、魔導師となって国政を握る傾向にありました。

・薬の元となる植物は「アプルトン」と呼ばれ、茎も葉も根も花も実も真っ赤です。
・アプルトンの来歴は知られていません。古代墓から種が発見されたとか、山奥に自生していたとかいろんな噂があります。薬として利用されるようになった経緯も明らかにされていません。(物語の中で判明するのは可)
・アプルトンからできる薬《ウル》は丸薬です。飲み込むより噛んだ方が早く効果が出ますが、苦いです。
・服用すると、身体能力がすさまじく向上し、超人化します。馬より早く走る、素手で木を引っこ抜いて振り回すなど。だいたい元の能力の10倍くらいを目安にしてください。山の向こうまでジャンプとかはさすがに無理です。また、ビームを発射したり、手足が延びるようになったりもしません。遠くまで見えるようになっても、透視はできません。肉体が頑健になるので、生半な攻撃では致命傷になりません。ただし、不死ではありません。
・肉体は超人化しますが、知性の向上は起きません(低下もしません)。
・超人化の最中に魔法を使うと、血管が破裂する等、身体が破壊され、最悪、死亡します。
・超人化の持続時間は人によって異なります。任意のタイミングで効果切れになるといいでしょう。
・中毒的な常習性や副作用はないと宣伝されていますが、バーサークする者がいるという噂もあります。《ウル》ができてまだ十数年のため、将来的な影響は不明です。
・人間以外には効果がありません。
・アプルトンの栽培と《ウル》の製造法はクルーザン帝国が独占しており、窃盗や密売は厳罰に処されます。
・帝国軍でもすべての兵が常時服用できるほどの供給量はなく、作戦にあわせて配給しています。将軍クラスなら常時服用も可能です。
・アプルトンは養分をたくさん必要とするため、連作が難しく、また、アプルトンを栽培した後の土地は他の植物が育ちにくいと言われています。クルーザン帝国は新たな耕作地を手に入れるべく領土を拡大し続けています。

・有力な魔導師たちが国政委員となり合議して国政を担う共和国でしたが、1年前に首都が陥落し、有力者たちも強制労働に連れ去られ、事実上、滅亡しています。
・魔法の才能のある者が優遇され、富の偏りも発生していましたが、都市部の生活水準や治安は魔法によって高度に保たれていました。

・世界から魔法を排除し、武力による統治を目標としています。
・上層部はとにかく魔法と魔導師が嫌いです。庶民にも、魔法は魔物に魂を売る邪悪な技だと教えています。
・何事も決闘や力技で解決するのが基本です。武勇に優れ、戦略にも通じていれば出世できるでしょう。
・兵を訓練し、《ウル》を与えて強力な軍隊を作っています。
・兵は魔導師を捕まえ、舌を切る・喉を焼くなどして魔法を封じるよう命令されています。
・逆らう者は連行されて炭鉱などで強制労働させられます。