【R18ペア村】―Decision―【完全RP】

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wikiドキュメント

【R18ペア村】Decision【完全RP】

　この世界には、「宝石人間（ジェム）」と呼ばれる種族がいます。
　その身に宝石を宿す彼らは人間と変わらない姿をしていますが、時が来れば故郷に戻り、子供と宝石の欠片を生み出します。

　けれど中には自分の意思で戻らない者もいました。
　その選択をした者は大事な「何か」を失う代わり、人間になれると伝えられています。

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更新情報、村の情報

・wikiが出来ました。 2021/09/10
・開催国が変更になりました。
　ぎりぎりの変更で申し訳ございません。2021/09/24

http://heteromoon.net/wolf/foam/sow.cgi?vid=97&cmd=vinfo
パスワードは「balance」

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　・開催国：深海国（赤）予定→三日月国（泡沫領域）
　・定員：10名（ダミー、吊り用狼含む）※他ペアのCOがなくとも開催します。
　・更新時間：0時
　・更新間隔：72h
　・キャラセット：【宝石箱】
　・発言制限：多いもの
　・開始時期：9/24　22時ごろ予定
　・閲覧制限：R18
　・企画人：蒼生　連絡先（人狼SNS魁　or　wiki）

　・開催時期及び期間

　プロ：24日22時～26日23時59分
　1日目：27日0時～29日23時59分
　2日目：30日0時～10月2日23時59分
　エピ：3日0時～7日23時59分（※最大延長時）

　72h更新で、処刑で狼を吊って終了です。
　プロローグ～エピローグ終了まで13日程度を予定しています。

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村の趣旨

　人間と宝石人間（ジェム）との交流と、選択までの葛藤を紡いで頂ければと思っております。

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禁止・注意事項

　以下の項目をご確認の上でCOをお願いします。

・18歳未満PLの参加
　※ロルに制限をしないという意味でR18としますが、G指定の付きそうな行為は推奨しません。

・村外で村内の事を喋る
　※エピローグになるまで秘密は厳守しましょう。
　　村建てへの問い合わせは、開催前はwikiもしくは人狼SNS魁で、進行中は秘話にて受け付けます。

・村の掛け持ち
　※プロ・エピ被りも非推奨とします。前参加村の予想外の展開による被りは許容範囲とします。

・表発言での中身会話
　※メモは可ですが、雑談によるメモ連打は無い方が好ましいです。

・他PLが不愉快になる行為、必要以上に攻撃的な発言、相手のNG事項に触れるような行動
　※NG事項はメモ欄に記載して下さい。

・深海国、他国でのペナルティを受けた方の参加はご遠慮下さい。

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世界観

　灯はランプ、陸の移動手段は馬車、海の移動手段は帆船。
　精霊や魔物は現存する物語を読み解く限り、遥か昔には大陸にいたらしいですが、今ではさっぱり姿を見せません。
　姿を消してしまった理由は謎です。

■「パルティローネ王国」

　大陸内ではそれなりに広い国土を有する国です。
　東側は緑地が多いですが、西側には乾燥した大地が広がっています。
　北、西、東はそれぞれ他国との国境があり、南は海に面しています。
　現在は周辺国と良好な関係を築けており、交易も盛んです。

　砂漠・海側は中東・北アフリカ的で国土中央から東端に向かうにつれてヨーロッパ的な雰囲気。
　中央アジアとヨーロッパの混交文化。

■国境の街「サルハド」

　イメージ：中央アジア
　逃亡の旅、あるいはただの旅行の途中で貴方達が寄った日干しレンガの建物が並ぶ辺境の街。（人間PCの故郷でも可）

　周辺は荒地にぽつぽつ低い木しか生えてないような乾燥帯ですが、街自体は山々の伏流水で水や木々がそれなりに生えています。
　砂漠の中ではないですが、一種のオアシス的な場所です。

　周辺の村々に比べればいくらか大きな街でありますが、あくまで国境付近の一つの街です。
　役所など公共施設も揃ってはいるものの小規模なもの。
　この国から他地方へ出るための中継地ともなる街であり、ここで出国準備を整える者や、入国後の休憩を挟む者も多いです。

　市場ではサムサやシャシリクなどが、店に入ればショルボやラグマン、プロフ、馬乳酒などが食べられるでしょう。（今はヨーロッパ風の料理もこちらで食べられるようになったようです）

●サルハドの周辺環境

■西：山
　街からもきれいにその姿が見える「ラバン山脈」は、歩いてもそう距離のない所にあります。
　低い場所をつなぐルートを超えて行けば、国境越えが可能です。
　からりと涼しい街の気候と豊富な湧き水は、この山々が西方からの雨雲をせき止めているおかげもあります。
　そのため、冬の山越えはかなりの重装備が必要ですし、この時期は雷雨や濃霧に注意が必要でしょう。
　雪渓が残り、高山植物が美しく咲き、夜は晴れれば満天の星が見える事から、夏場は辺境までわざわざやってくる物好きな山好きで街は少し賑わいます。

■南：海
　南に下ると直ぐに茶褐色の荒れ地が広がり始めます。
　そしていくつかの村を、中継地を、街を越え、やっと海が見えてきます。
　国境の街からはかなりの遠方となり、馬車でも数日間の旅となりますが、ほぼ直行の馬車も街では手配ができそうです。
　港町「デニズ」も「サルハド」と規模は変わらない地方都市ですが、海の向こうに見える他国へ向かう船が出ています。

■北：砂漠
　北に向かうとやはり荒れ地の後、「チャルビ砂丘」が点々と広がり出します。
　そのまま真っ直ぐ北に進めばひたすらに砂の広がる土地へと踏み込んでしまうでしょう。
　ただ、その砂漠の縁をなぞるように進めば山々からの水の恩恵はここまで届いており、馬車でいくらかの中継地を通過すれば、海を越えるよりは早く他国へ入ることができます。
　ただし、複数の国の国境と接する地域であり、国境の街や中継地での情報収集は欠かさない方がいいでしょう。

■東：国土中央

　東へはやはり、荒れ地を越えていきます。
　しかし、馬車路は一番整備されており、荒れ地は段々とオリーブ畑やブドウ畑へ姿を変え、気づけば緑が広がり、複数の村や街を通過していきます。
　その先は、この国の首都であり、一番の大都市「グラジア」に繋がっています。
　この国の全ての情報や物が集まる都市には、辺境の街から多数の若者や人々が学問や仕事を得るために集まってきます。
　王族や多くの貴族もここに住む者が多いです。

■宝石人間の郷

　宝石人間の住む隠れ里です。
　同じ宝石を宿した者だけで住んでいる小規模なものもあれば、複数の宝石を宿した者達が共に暮らす中規模なものも。

　魔法で隠蔽、守護されている為、人間にはその場所を認知できず、侵入は不可能です。
　集落には必ず、宝石人間の繁殖に必要な“光る泉”があります。
　一生をその中で過ごす者もいれば、最近は外の世界に出ている者もそれなりにいるようです。

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登場人物達

●「人間」

　不思議な力はない代わり、知恵や工夫を凝らして生活を豊かにしてきました。
　王族や貴族階級が存在し、彼らの中には宝石人間（ジェム）の愛好家が多いです。
　愛好家の中には、宝石人間（ジェム）を自らの手で育てたいと願う者もいるとか。
　見目の美しい人間は「まるでジェムのよう」と評される事も。

　　【HO】
　　あなたは「宝石人間（ジェム）PC」と出会いました。
　　「宝石人間（ジェム）PC」はあなたにとって大事な存在になっていました。
　　あなたは成熟期に入った「宝石人間（ジェム）PC」の変化に気付くかもしれません。あるいは話を明かされているかもしれません。
　　あなたは「宝石人間（ジェム）PC」の選択を見届ける事が出来るでしょうか。

●「宝石人間（ジェム）」

　人間から「ジェム」とも呼ばれている、体の何処かに核となる宝石を宿した魔法的存在。
　宝石人間（ジェム）自身は「ジェム」を称したり、身体に宿した宝石の名前を名乗ったり、それぞれです。
　隠れ里に住んでいますが、人間の住む国に出ている者もいます。
　生活を便利にする程度の魔法が使えますが、あまり表立って使う事はありません。

　宝石人間（ジェム）は成熟期を迎えると故郷に戻り、同時期に繁殖期を迎える仲間と共に“光る泉”に入り、子供を産みます。
　繁殖周期は宿した宝石によって決まっており、魔力の高まりによってその時が近くなった事が分かります。

　彼らの生み出す宝石はとても美しく、愛好家も多いです。
　希少価値の高い場合は人間の国にいる間に攫われる場合もある為、宝石人間（ジェム）である事は基本的には明かしません。
　ただ、身に宿した宝石を示す色が瞳や髪などに出る事が多いといいます。
　人間と宝石人間との間には子供は出来ません。

　　【HO】
　　あなたは「人間PC」と出会いました。
　　「人間PC」はあなたにとって大事な存在になっていました。
　　そんなある日、あなたは繁殖の時期が近い事を悟ります。
　　もしも時期を過ぎても故郷に戻らなかった場合、あなたは大事な「何か」を失う代わり、人間になれるという話を聞いた事があります。
　　あなたは「宝石人間」の一員として故郷に戻り、義務を果たしますか？
　　それとも代償を恐れず、「人間PC」と同じ人間になりますか？

●郷の宝石人間（ジェム）

　宝石人間（ジェム）PCの同郷の宝石人間（ジェム）達です。
　種族を絶やさない為、成熟期になっても帰ろうとしない宝石人間（ジェム）を捕まえに来ます。
　特に生殖周期が長い宝石人間（ジェム）は、なりふり構わず連れ帰りに来るところがあるでしょう。

　◆宝石人間（ジェム）の世代交代

　宝石人間（ジェム）は、幼年期（※生まれたばかりの時のみ）→青年期→成熟期（魔力が蓄えられ、生殖が可能になる期間）→沈潜期（泉に浸かり、子供を作る期間）→青年期→成熟期→沈潜期…と死を迎えるまで繰り返します。

　核の宝石によって繁殖時期は十年周期だったり、百年周期だったりと時期は様々ですが、概ねこうした流れとなります。
　寿命も核の宝石によって違いますが、成熟期にも辿り着かずに死を迎える者もいれば、仲間よりも長生きする者もいます。
　宝石人間（ジェム）が寿命を迎えた際には身体が石に戻り、砕けます。

　◆宝石人間（ジェム）の繁殖方法

　同じ時期に成熟期を迎える同じ種類の宝石人間（ジェム）と一緒に故郷の光る泉に入り、身体を接触させる必要があります。
　泉に沈んで数年眠ることで、一人の宝石人間（ジェム）の子と副産物としての宝石の欠片達を産み、次の繰り返しに入ります。

　宝石人間（ジェム）が人間に変わるのは、上記の条件を満たさなかった場合になります。

　核の魔力を利用して人間に身体を作り変えるイメージです。
　（※それには膨大な魔力を必要とする為、核の石が消失し、魔法が使えなくなる。）
　成熟期に魔力が最盛期を迎えますが、通常は子を産む為に利用される筈の魔力が行き場を失い、自身の体を変換してしまいます。

　正規の反応ではない為、代償として視覚や美しい瞳や髪の色、記憶の一部などを失います。（※個体差あり）
　そうなる前に自身で故郷に戻ったり、身内に連れ帰られて繁殖を行うので通常は起きません。
　それでもあえて人間になった宝石人間（ジェム）は魔法のかかった故郷に戻る事も出来なくなる為、詳細が伝わる事がなく、「“大事なもの”を失う代わりに人間になれる」と伝わっています。

●宝石商人

　宝石人間（ジェム）と協定を結び、繁殖の際に彼らが産み出す宝石の欠片を各地に売り捌いています。
　特に生殖周期の短い宝石人間（ジェム）と商売をしている事が多いです。
　中には、貴族や研究者に金を貰って宝石人間（ジェム）を攫おうとする悪徳商人もいます。
　鉱物資源としての宝石もこの世界には存在します。
　彼らにとってはそれらも商売道具なのです。

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