Fate/Lunatic Lamentations 聖杯戦争村”ll”th
プロローグ
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『全てを手に入れた。だが、全てを失った』
聖杯戦争というもの。俺はそれに勝利した。はずだった。
願いは叶えられた。はずだった。
今、俺の視界全てがどす黒い「何か」に包まれている。
戦うために訪れた街。■■■■■■■と二人、奔走した道。
『■■■・・・・・・■■■■■■■■■■■■■■!!!』
僕は、確かに何かを叫んだ。気がした。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
『聖杯』
それは願望の再生機。だった。
だが3年前の災害を聖杯がもたらしたものであるとするならば、封印せざるを得ない。
闇に包まれた忍神町は生あるもの全てを飲み込み、そして沈黙が訪れた。
一夜にして数十万人の人口が消滅し、それ以降封鎖状態にある。
だった、筈だ。
しかし、僕はその忍神町の病院の一室にいた。
「・・・・・・」
声が出ない。正確に言えば、出せる状態ではない。
喉には管が繋がり、息を吐くことで音が鳴るような構造にはなっていなかった。
耳には定期的に鳴っている聞きなれない電子音が響いている。
ドラマでこういう風景を見たことがある気がする。そう、よくある医療関係ものの心電図の音だ。
まだ視界はぼやけているが、その窓から差し込む光に、視線を奪われた。
もやがかかったような意識で思考を廻らせる。おかしい。
遠く遠くの空に、地面が見える。いやこの場合地表という表現が正しいのだろうか。
『やあ、やっと目を覚ましたのかい?マスター』
窓を背に立ち尽くしている少年の影。
誰だろう。見たことがある。思い出せない。
「・・・・・・」
『言葉にしなくてもいいよ、まだ本調子じゃないだろう。
まさか僕を呼び出した事も忘れたしまったのかい?
僕は君のサーヴァントで、君は聖杯戦争に参加したマスターだ。
呼び出した途端その衝撃で気を失って、今ここにいるんだよ』
そうだった、か?
そうだったかもしれない。
影になってよく見えないが、そう僕に語り掛けている片翼の彼は、不敵に笑っているようにも見えた。
『さあ、聖杯戦争の続きだ。そろそろ僕以外のサーヴァントも召喚される頃だよ。
願いを叶えようじゃないか。この天から地に向かって聳え立つ《天空貫く階梯(バベルの塔)》の頂上。
そこにある聖杯を掴もうよ』
ああ、そうだった気がする。
僕らの闘いは、これから始まるんだ。
『そうだよ。今度こそ聖杯は僕らのものだよ、ブライ』
”今度こそ”その言葉の意味を咀嚼する時間も無く、僕の意識はまた闇に落ちた。
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説明
Type-Moon製作のビジュアルノベル「Fate/stay night」
またはそれに関連する作品を基にしたタッグ形式バトル主体の完全RP村です。
聖杯やサーヴァント、令呪といった設定はそのままですが
細かいところは恐縮ながらルナティックな大人の都合となっております。
用語等や村の雰囲気等、気になる場合は、下記ページを参照して下さい。
設定
開催国 | 瓜科国 |
定員 | ルナティック検討中(ダミー・ルナティック村建て人含む)+大人の都合のルナティックNPC |
更新時刻 | A.M.6:00 |
更新間隔 | 基本48H |
投票方法 | 無記名 |
役職配分 | 自由設定 |
参加制限 | 事前予約のみ |
登場人物 | ぐります/mtmtスケルトン+α(予定、変更あり) |
発言制限 | 多弁(1500pt)※発言制限あり |
開始方法 | 手動開始 |
ランダム | なし |
役職希望 | 事前希望固定 |
ID公開 | なし |
屍食鬼化 | なし |
act | あり※発言制限あり |
閲覧制限 | 閲覧注意/18歳以上/エログロあり(エログロありには設定しますが非推奨です) |
ルナティック村建て人 | bdheki@Lunatic |
概要
大事な事
+
| | Wiki長くてごめんなさい!
|
この村のwikiの説明はルナティック長文でありかつルナティック難解な気がします!
でもくじけず読んでください!イミフって思ったらもう直接聞いてください!ルナティックに対応します!!
これでも新規の方大歓迎です!!
|
入村時の事
村建て
諸事情により、開催時期は下記で考えています。ただし参加希望の方の予定を踏まえて前後する可能性はあります。
⇒4月以降希望の意見が複数届いてますので正式に変更します。(2015/1/16)
・村建て:2015/4/ 3日夜(パスワード配布は4/3 21:00以降)
・1日目開始:2015/4/ 6朝
・2日目開始:2015/4/ 9朝
・2日目終了:2015/4/11朝
・休村日(24h)
・以後48h更新予定
内訳
○狼役職を数名募る予定です。
○ラスボスNPC在りの予定としています。
ラスボス在り村が苦手な方は入村について慎重にご検討下さい。
+
| | 今回の注意点「既出英霊歓迎について」
|
※さらに今回の注意点
○今回の村は「原作や過去の聖杯戦争村に登場した英霊を使用する事を歓迎」とします。
(過去村にて既登場英霊を禁止としていたわけではありませんが、要望を頂いた為のコンセプトです)
強く推奨という事ではありませんので、従来通りの予定の方も勿論歓迎です。
ただ「普段は既出の英霊は中々出来ないのでこの機会に・・・」とお考えの方は是非ご相談下さい。
また逆に過去村参加者にとっては自身が過去使用した英霊が登場する場合がございますが、この村は別世界線ですのでご容赦下さい。
(元々過去村も全て別世界線かとは思いますが、特にこの村のナンバリングが”11”ではないという事からもお察しください。
気になる方は回れ右でお願いします)
但し、以下の制限があります。
1、あくまで別解釈の同名の英霊・宝具である事。
まったく同じ設定のキャラクター・同じ設定の宝具を使用する行為は基本NGです。
(同じPLであっても同様)
2、同名の英霊がこの村の中でバッティングした場合、優先順位としては
「過去その英霊を使用していないPL>過去その英霊を使用したPL」
「過去その英霊を使用していないPL同士の場合は、過去聖杯戦争村への参加回数が少ないPL優先」
とします。
3、ルナティック村建て人が何をやっても絶対に怒らない。(重要)
※当項目は過去参加者もフレッシュかな気分で参加が出来るようにという意味であり、
「過去村ログ読了推奨」「過去村参加者推奨」という事ではありません。
勿論この村は続編という位置づけではありません。
|
※過去村に登場したマスターと同一人物の使用は、当村ではNGとします。
肩書き
マスターは肩書き欄に苗字、名前欄に名前を入れてください。
サーヴァントはプロローグ終了時点で肩書き欄にクラス名、名前欄に英霊名を記入して下さい。
進行中の事
発言制限
+
| | 深夜帯発言禁止時間あり、アクション基本禁止
|
○発言禁止時間
夜2:00以降は基本発言禁止とします。
(また数分零れた後での最終発言投下のみ許可しますが極力時間内に納めて下さい)
また事前申請による延長は今回については特例以外は許可はしません。
(特例のケース:特殊なリアル都合、死亡RPもしくは死亡RPに係わり、かつ双方リアルに影響を与えない等の合意が得られる場合)
○促しを含むアクションの制限
発言数制限の為、今回は「促しを含むアクション発言を基本禁止」とします。
ただし以下の場合は特例として許可されます。
・死亡RPのプレイヤーへの促し
・死亡RPのプレイヤー(もしくはルナティックNPC)から、死亡RPに係るプレイヤーへの促し
|
レーベル
+
| | エログロは使用上の注意を守り計画的なご利用を!
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いつ何が起こっても良いようにエログロ付けますが、あくまで非推奨とします。
但し村の特性上そのような表現を完全に避けるのは不可能と考えています。
エログロが苦手な方、そうでなくてもアウト・セーフラインは個人差があります。
それらの表現は必要最低限である事を熟慮して下さい。
不安である場合はルナティック村建て人にご相談下さい。
|
外部相談について
村の外での相談は相方かルナティック村建て人のみとします。
橋渡し等もしますのでお気軽に。
メモ雑談・相談について
相談については特に問題ありません。
雑談については基本的にお控え下さい。
act関連
+
| | 「メモを貼った」非通知のお願い
|
・「メモを貼った」の表示は非通知にしてください。
メモを貼る欄にそういうチェックボックスがあります
・「発言を促した」(いわゆる飴)は、アクション文を書き換えて使用してください。
発言を促すactをプルダウンで選択した上で自由文入力欄に入力すると書き換えられます。
|
更新間隔
基本48hです。必要に応じてコミット。
朝8:00頃更新。
記号
+
| | 退席マークのご協力をお願いします
|
暫く発言が出来なくなる場合・退席する場合は退席マーク(**)を活用して下さい。
[ランサーはその場から*立ち去った*]
|
村内時間の扱い
大雑把に前半24時間を「明るい時間帯」、後半24時間を「暗い時間帯」とします。
例えば朝早いけどまだ陽が昇っていない時間(未明・明朝)は「暗い時間帯」に分類されます。
状況によって変わることもあります。柔軟にお願いします。
投票関連
+
| | 事前投票制度を採用します。
|
この村は「事前投票制度」を採用しています。
※事前投票制度:システム上での吊襲撃決定よりも先にルナティック村建て人への投票を行い、
事前に死亡者を決定する事で死亡RPを行えるようにする制度。
<ルナティック村建て人からの投票についてのお知らせ>
投票について:
1日目終了後から事前投票が開始されます。
以下の要項に従い投票をお願いします。
投票期限:更新後同日20:00まで(メモで詳しい日時を記載致します)
結果発表:20:00過ぎた時点で集計後即発表予定
投票先:後日開示
投票内容:
項目1:マスターより1名「ここで死ぬと盛り上がる」と思う人の名前を書いてください。
項目2:サーヴァントより1名「ここで死ぬと盛り上がる」と思う人の名前を書いてください。
項目3:マスターより1名「生き残ると盛り上がる」と思う人の名前を書いてください。
項目4:サーヴァントより1名「生き残ると盛り上がる」と思う人の名前を書いてください。
項目5:投票理由についてお聞かせください。(同票の場合参考にさせていただく場合があります)
※上記項目には原則として自分の名前・パートナーの名前の記入は禁止します。
※残りチーム数が3組になったタイミングで、投票方法の変更を検討中です。
|
主要単語説明
+
| | マスターについて
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魔術師(マスター)
魔術師。
自然に満ちる魔力を自身の擬似神経:魔術回路で濾過し、魔術として神秘を為すもの。
得意な属性は凡そ決まっており
「地・水・火・風・空」もしくは「木・火・土・金・水」のいずれか一つを背負っている。
更に分化した属性、特殊な属性を背負う者もいるが、大抵はその分野にのみ突出した専門家になる。
「聖杯」に選ばれ聖杯戦争に参加する資格を有した魔術師は、体に令呪が現れる。
そして今回の舞台の敷地内で儀式を行うことでサーヴァントを召喚し使役させる事が出来る。
|
+
| | サーヴァントについて
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英霊(サーヴァント)
英霊。
任意のクラス(セイバー、ランサー、アーチャー、ライダー、キャスター、アサシン、バーサーカー、その他エクストラ)
のどれかのクラスを冠して召喚され、マスターに使役する。(予定)
正体は過去もしくは未来で活躍し名を残した英雄。
(詳細は用語集参照もしくはルナティック村建て人へ問い合わせ下さい)
※今回の注意点
・クラス重複の可能性があります。
・重複する場合は事前に重複するクラスのサーヴァントを選択したPLに確認を行います。
※今回の村における特殊設定について
英霊は下記の制限を受けます。
・マスターと近距離にいる場合は不可視化可能、および本来の戦闘力での戦闘行為が可能。
(50m程度、後日変更の可能性あり)
・マスターと一定距離離れた場合は強制的に実体化、および戦闘力の大幅低下。
(人間の魔術師と比較してやや有利(2対1では不利)程度まで低下)
・以下のスキルは効果が変更となります。
耐魔力(発動しません)
単独行動(マスターから離れた場合の戦闘力の低下をわずかに緩和する事が出来ます)
隠密行動(戦闘行動を行った場合、無条件に隠密状態が解除されます)
陣地作成(住宅街階層で陣地を作成した場合の戦場階層への影響は個別調整とします)
|
+
| | 令呪について
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令呪
マスターが身体のどこかに持つ三角の赤い痣。
己のサーヴァントに対する絶対命令権。
マスターとサーヴァントの総魔力で届くところであれば、行動を律するほかに
サーヴァントが本来実行不可能な出来事を実現可能に変える。
(例:瞬間移動・一撃の威力の一時的な増大、宝具の強制発動など)
瞬間的な命令であればあるほど効果があり、長期に渡す戒律は効果が薄れ、あまり意味が無い。
マスターはサーヴァントの危機をなんとなく感じる事が出来る。
|
+
| | 感知範囲について
|
感知範囲
・マスターは、同エリアかつ一定の距離内に他マスターが存在する場合感知出来る。(令呪)
・マスターは、同エリアかつ一定の距離内に他サーヴァントが存在する場合感知出来る。(令呪)
・サーヴァントは、同エリアかつ一定の距離内に他サーヴァントが存在する場合感知出来る。(魔力感知)
・サーヴァントは、マスターを感知出来ない。
※どれも「マスターがいる」「サーヴァントがいる」という感知であり、それが誰なのかという個体認識は出来ません。
|
+
| | 宝具について
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宝具のランクと制限について
ランクについては以下の指針となります。(調整中。各ランクのカッコ内の説明は「真名解放」の制限事項となります)
EX:数値化出来ない、魔力消費が膨大(制限についてはマスターの魔力も考慮した上で個別調整)
A:対城宝具、対軍宝具など対多攻撃用途の宝具。魔力消費大。(次回使用可能になるまで村内時間で48h程度)
B:対人宝具、単体攻撃用の宝具。魔力消費は普通。(次回使用可能になるまで村内時間で24h程度)
C:真名解放不要な程度の特殊効果や防御目的の宝具。魔力消費は個別調整。
※使用制限は、1度使ったらその間は全ての宝具の真名解放が使用不可という事です。
例:1日目午前中にゲイ・ボルグ(B)を真名解放したら、2日目午前中まで使用不可
(48h更新なので、リアル日付で次に撃てるのが2日後です。経過時間は厳密ではなくて構いません)
※真名解放しない状態での通常攻撃を目的とした使用は、上記の制限を受けません。
※固有結界は諸々受け取り方あるかと思いますが、今回については基本EX扱いとします。
※令呪1消費で次回使用可能の制限時間を無視しての強制解放を許可する方向で検討中です。
強制解放したタイミングから次に宝具を真名解放を使用可能になるまでの時間制限は同様に発生します。
例:1日目午前中にゲイ・ボルグ(B)を真名解放したが、1日目午後に令呪1消費で強制解放した。
⇒次に令呪なしで真名解放可能になるのは2日目午後。
※住宅街階層(1F)では宝具の真名を解放した場合、攻撃力・効果が減衰します。
|
舞台説明
忍神町を拠点としていたブライジンガー家が模造した”聖杯”。
ブライジンガー家は、膨大な魔力を制御する研究の果てに混沌へと至ると考えていた。
しかしブライジンガー家はその膨大な魔力を昇華させる術を持たず、他魔術師の系統であるアイゼン家の協力を得、魔力を起爆剤とする事で創世に迫る力を得られる”聖杯”を模造する事に成功した。
しかし、その聖杯に魔力を込める段階で先代のブライジンガー家当主が制御に失敗し、暴発。
その影響は忍神町すべてを飲み込み消し去る程となってしまった。
その事故以来、忍神町の全てが喪失状態となっており、その中にはブライジンガー家当主や聖杯そのものも含まれている。
《天空貫く階梯(バベルの塔)》具現化と同時に聖杯戦争の準備が整った状態となり、この事からバベルの塔と喪われた聖杯が同一視されている。
またマスター候補者は同時期に令呪が具現化し、バベルの塔へと誘われる。
この聖杯は膨大な魔力を有しており、手にした魔術師は魔法すら得、混沌へ至る事も容易であろう力を得ると噂されている。
忍神町(地上)
3年前に聖杯を模造したブライジンガー家の当主によって聖杯が暴走、すべてが虚空に消えた街。
当時は大きくニュースに取り上げられていたが、自然とその報道は収束し、今では誰も近寄る事のない死した土地となった。
地面を抉ったようなクレーター状の跡があり、何らかの爆発が起きたのだとされている。
現在はその上空に、空から地面へと聳え立つ塔があるが、忍神町の敷地外からは不可視である。
魔術協会や教会はこの事象を既に察知しており、管理者不在と思われる聖杯によるものだと判断。
それぞれ回収に動き出している。
《天空貫く階梯(バベルの塔)》
今回の舞台。今回の聖杯戦争の3年前に謎の事故によって消滅した忍神町の空に突如として具現化した塔。
空の雲間から地面に向けて聳え立つ、魔力によって構築されたもの。
結界とはまた違うようだが、今回の聖杯によって具現化されている。
またその塔内部の最下層(1F・天側)には消滅したとされている忍神町が住民も含めてそのまま復元されている。
塔内部からは外壁は透過しており、常に外界を目視可能。頭上には本来の地表が見える。
聖杯戦争参加者は任意で最下層への侵入が可能(聖杯による転送)だが、一度入ると戦争が終了するまで脱出は不可能。
現在2Fまで解放されており、1Fが住宅街階層、2Fが戦場階層となっている。
1Fと2Fの行き来は任意で可能。(聖杯による転送)
サーヴァント1名が消滅する事により、上位層(3F〜)が解放される。
最上階には聖杯があるとされている。
忍神町(住宅街階層)
バベルの塔の住宅街階層に生成された町。
3年前のそのままの姿を見せており、住人も住んでいるが、彼らが生と死のどちらに属しているか不明瞭な状態。
町からは塔の外壁は透過し、どこまでも大地が続いていると錯覚するものの、空を見上げるとそこにも地表が見える。
住人はそれを異変だと感じておらず、変わらぬ生活を続けている。
+
| | ブロックおよび施設一覧
|
以下のブロックに分かれています。(変更の可能性があります)
中央ブロック
・忍神駅
・噴水
北ブロック
オフィス街
西ブロック
・森林公園
・川および土手
・寺院
・教会(監視役管理)
・図書館
南ブロック
・商店街(駅前から住宅街までの間)
・住宅街
東ブロック
・高校
・大学
・病院(住宅街の近く)
|
2F
廃墟ビル街です。
フィールドサイズは住宅街階層の1ブロックと同じ程度です。
3F
システィーナ礼拝堂
(ただし礼拝堂自体は拡大されており、サーヴァント同士が戦闘しても支障の無いサイズ。半径は1km程度)
天は丸みを帯びた円天井。全面に創世記が描かれており、その周囲にはメシアを予言した12人の巫女と預言者の姿。
また主祭壇の背面の壁には最後の審判が描かれている。
ミケランジェロ以外にも多くの芸術家の手による作品が描かれているが詳しくは割愛する。
4F
竹林精舎。
清浄なる空気。
満ち満ちる大地の息吹。
雑草は生い茂り、花々は鳥と虫と獣を安らがせる。
広大なる竹林。陽光が隙間より差し込む先。
竹林の隙間には、貧しげながら、きっと暖かかったに違いない粗末な家がある。
天竺五精舎が一。竹林精舎。
ただただ広大なる竹の山林の中に、ひっそりとその庵だけがある。
―― 一切空。
5F
四世紀頃の中世ヨーロッパ、湖畔に接した城塞都市。
城壁のすぐ外には水辺、遠くには山脈が見える。
また城以外の大型建造物としては、都市部の大聖堂などがある。
城塞都市カルカソンヌに類似した景観。
6F
鎌倉炎上。
本来は武家屋敷並ぶ優雅な都だったが、新田義貞による襲撃により陥落した後の幕府跡。
追いつめられた北条氏に東勝寺は火を放たれ、町も戦火に包まれた。
だが既に決着はつき、炎も既に残り火となり、都はその姿を戦場跡へと変えつつある。
7F(最上階)
水没したアルゴス。
この塔は地面へと向かい生えていた為、その最上階は水中となっている。
上を見上げれば地面、そして海と大地の間には空がある、矛盾した階層。
ギリシアの都市アルゴスを模した景観ではあるが、アテナ神殿以外はすべて水の中。
このフロアへ移動すると、水中であるにも関わらず空気が存在するアテナ神殿の中へと出る。
大きさは実物と同じ。
登場人物
マスター
名前 | リズリア・ノウスケイブ (りずのあ・のうすけいぶ) | 召喚クラス | セイバー |
| 設定 | かつて協会において高い地位にあり、現在は凋落した家の末娘。 「自分が魔術師として何か功績を残せば、家の地位も高くなり皆の自分の評価も変わるのでは無いか」 と、何でもいいから活躍できる場所を探し飛び込むこととなる。 |
性別/年齢 | 女性/16 | 起源 | 不明 | 属性 | 音 |
魔術 |
音使い | 手に持った鈴(別に鈴である必要は無いが、彼女の名前的に鈴)を使って魔術を行使する。 聖杯戦争に参加するために急遽覚えただけの初級魔術でしかない。 |
|
名前 | 妹尾 柊 (せのお ひいらぎ) | 召喚クラス | アーチャー |
| 設定 | 幼少時に両親から捨てられるように祖母の家に預けられる。 祖母は表向き庭師だが優秀な魔術師でもあった。 柊の資質を見抜き跡継ぎとして育てるも、臆病で人嫌いな性格を嘆き 樹木医とするべく寄宿付き専門学校へ入学させられ、 3年前の事件も知らずに過ごしていた。自らの意志で魔術回路を封じていた為、起源の「成長」も封じ込められていた。 |
性別/年齢 | 男/14 | 起源 | 成長 | 属性 | 木 |
魔術 |
不明 | 編集中 |
|
名前 | アルフレート・ローヴァイン (あるふれーと・ろーぶぁいん) | 召喚クラス | ランサー |
| 設定 | 時計塔所属の若年魔術師。 斬魔術により根源までの道を切り開く事を目的としている。 魔術だけでの到達に行き詰ったところに丁度良く戦争があったから経験も含めて参加を決意。 |
性別/年齢 | 男/25 | 起源 | 断割 | 属性 | 斬 |
魔術 |
空間干渉:斬 | 空間干渉を行い空間内で点と点結びその間に線上の断裂空間を生成し斬り裂く魔術。 |
空間干渉:盾 | 空間干渉を行い面の消失空間を作り向かってくる魔術への障壁とする。 相手魔術ランク次第では効果を和らげる程度になる事も有。 維持し続けると魔力消耗が激しい為、基本は連続展開(5個の魔術に対処なら5回展開) |
|
名前 | 鴻 みちる (おおとり みちる) | 召喚クラス | キャスター |
| 設定 | 父は海外赴任をしながら影で魔術師(ポンコツ)としての収入を得て生活しており、 本人は先祖返りで鳶から産まれてしまった無知の鷹。 父がなかなか家に戻らない理由を薄々感じてはいるので、 聖杯を勝ち取れば褒めてもらえる(父とまた暮らせる)のではないかくらいの浅はかな考えで参戦。 |
性別/年齢 | 女/10 | 起源 | 不明 | 属性 | 不明 |
魔術 |
不明 | 編集中 |
|
名前 | 羽鐘 辰 (はがね たつ) | 召喚クラス | バーサーカー |
| 設定 | 代々病弱な家系の魔術師であり、そのためか自身の代わりとなる使い魔を作り、操る魔術に長けている。 羽鐘辰もまた、下半身から徐々に不随となる難病に侵されており、 現在は車椅子とベットを行き来する生活を強いられている。 |
性別/年齢 | 不明/不明 | 起源 | 不明 | 属性 | 金 |
魔術 |
不明 | 編集中 |
|
名前 | 兄里 ケイ (あにざと けい) | 召喚クラス | アヴェンジャー |
| 設定 | 代々続いていた呪術師の家系に産まれる。 かつての聖杯戦争にて得た令呪を剥がれた過去がある。 その名残として背中には焼け爛れたような跡が残っている。 その後遺症で魔術らしい魔術は余り使えないが初歩的なものは可能。 「呪いを祝いに変える」という教えの元、「呪い」に属する呪術を禁呪として、 現在は医術、祈祷の類いのみを一子相伝で長子に継いでいる。 願いは傷跡の消失と魔術回路の復元。 |
性別/年齢 | 女/20? | 起源 | 呪/祝(示偏の祝) | 属性 | 不明 |
魔術 |
禁呪 | 対人の呪いの類だが、使用することに対して拒否反応を示している。 |
|
名前 | 望月 玲 (もちづき れい) | 召喚クラス | トゥルバドール |
| 設定 | 正統派魔術師の家系に生まれた魔術師。性格は超残酷。 |
性別/年齢 | 女/28 | 起源 | 不変 | 属性 | 氷 |
魔術 |
造形魔術 | 氷を用いて造形物を作成する。 |
|
名前 | ブライジンガー=諒 (ぶらいじんがー りょう) | 召喚クラス | アサシン |
| 設定 | バベルの塔の住宅街階層内にある病院で目覚めた青年。 何故か眠るたびに、聖杯戦争の最後の生き残りになる夢ばかり見ている。 彼自身は忍神町に陣地を構える魔術師<ブライジンガー家>の現当主であり、 彼の祖先が聖杯を模造したとされているが、 父である先代の当主が聖杯の制御に失敗。忍神町を虚空へと消し飛ばした。 当時海外に留学していた彼は難を逃れたが、父の不手際に責任を感じ、 聖杯の回収を目的として聖杯戦争に参加した・・・・・・筈である。 記憶の混乱が見られ、現在までの経緯が曖昧となっている。 |
性別/年齢 | 男/17 | 起源 | 墜落 | 属性 | 魔 |
魔術 |
魔力増幅 | 魔力をただ増幅・貯蔵する能力。 それだけの目的の為に研究を為されてきた、精錬された術式。 しかしその魔力を転化する魔術はブライジンガー家には存在しない。 |
サーヴァント
クラス | セイバー | 真名 | 足利尊氏 |
| 設定 | 室町幕府の初代将軍。 特に聖杯に望むものはない。強いて言うなら「何の気苦労もない平和な生活」ぐらいである。 無欲で温和ではあるが浮き沈みが激しく、普段はやる気の片鱗も見られないし英霊らしさもない。 |
性別 | 男 | 属性 | 混沌/中庸 |
ステータス |
筋力 | ■■■□□:C | 耐久 | ■■■□□:C |
敏捷 | ■■■□□:C | 魔力 | ■■■□□:C |
幸運 | ■■■■■:A | 宝具 | ■■■■■:A |
スキル |
対魔力:ランクC | このスキルは効果が失われている。 |
カリスマ:ランクC | 小国の王としてはCランクで十分と言える。 |
騎乗:ランクC | 大抵の乗り物、動物なら人並み以上に乗りこなせるが、野獣ランクの獣は乗りこなせない。 |
天啓:ランクA | 死地においてのみ発揮される強運の証。戦闘中に一度だけ致命傷にも耐えられる。 |
宝具 |
骨喰藤四郎 | 種別/ランク | 対人宝具/B |
粟田口吉光が鍛造した薙刀直し脇差。あまりに鋭すぎる切れ味のため、斬る真似をしただけで骨が砕けるという曰くがある。 真名解放後、短時間の間のみ視認した状態の相手を呪詛し、斬りつける素振りだけで射程の外から負傷させることができる。 この呪詛は間に障害物や鎧、盾、魔術結界などがあっても発動し、相手の肉体だけにダメージを与える。威力は本来の斬撃よりは低減するが、 対象の幸運値が低いほどその射程や威力は上昇する。高ランクの結界宝具や視界からの消失、切り結んで刀を止める、等の対処法はある。 |
花一揆 | 種別/ランク | 対軍宝具/A |
元は尊氏が美少年を集めて作り上げた六千人の親衛隊。 転じて、足利家の蔵に収められた六千本の刀剣を花渦のように周囲に展開し、一斉に射出する。 名物、業物を多数集めたそれらの刀剣はいずれも魔力を纏っており、マスターの魔力次第では甚大な威力を発揮する。 ただし、聖杯戦争中に破損した刀剣は一切の修復、再使用ができない。 |
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クラス | アーチャー | 真名 | ミケランジェロ |
| 設定 | 神に祝福された右腕を持つ、説明不要の芸術家。 母の愛を知らず、女性を愛することも出来なかった天才。 男色家という噂があったが、当人が実は女性である。 Arch(偉大なる)Artist(芸術家)、偉大なる者を意味しての"Archer"の語呂によりアーチャーのクラスに適合するイレギュラー。 |
性別 | 女 | 属性 | 混沌/善 |
ステータス |
筋力 | ■■■□□:C | 耐久 | ■■■■□:B+ |
敏捷 | ■■□□□:D | 魔力 | ■■■■□:B |
幸運 | ■■■□□:C | 宝具 | ■■■■■:EX |
スキル |
単独行動:ランクC | いろんな意味で独創的。ただしこのスキルは封じられている。 |
美術眼:ランクA | 美術への造詣が深く、装飾品や武装、宝具などに強い興味を持ち、またそれらを鑑定するだけの知識を有する。 |
筋肉眼:ランクA | 筋肉への造詣が深く、その場で彫刻にしたいという衝動に駆られる。 |
建築眼:ランクC | 建造物への造詣が深く、欠陥があるとその場で治したいという衝動に駆られる。 |
宝具 |
神に賜いし創造の右腕 | 種別/ランク | 対物宝具/C または 特殊宝具/EX |
この腕が創り上げる芸術品はまるで本物であるかのように命を得る。 真名を叫ぶ事で生前に創り上げた芸術品をその場へと喚び出し、その力を具現化させる事が可能。 |
?????? | 種別/ランク | 特殊宝具/EX |
この宝具はアーチャーの意思により封じられた。 |
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クラス | ランサー | 真名 | ディオメデス |
| 設定 | トロイア戦争ギリシア側の人物。父はテーバイ攻めの七将の一人であるテュデウス。 大アイアスと並ぶ武勇を持ち、アキレスに次ぐ優秀な戦士。 古代の城塞都市ティリンスの領主。 女神を貫き、戦の神アレスを撤退させた武勇を持つ。 戦場での活躍は知恵の女神の寵愛によるものとされている。 |
性別 | 筋肉 | 属性 | 中立/中庸 |
ステータス(木馬) |
筋力 | ◆◆□□□:D | 耐久 | ◆◆◆□□:C |
敏捷 | ◆◆□□□:D | 魔力 | ◆◆◆□□:C |
幸運 | ◆□□□□:E | 宝具 | ◆◆◆□□:C |
ステータス(実際) |
筋力 | ■■■■□:B | 耐久 | ■■□□□:D |
敏捷 | ■■■■■:A | 魔力 | ■■□□□:D |
幸運 | ■■■■■:A | 宝具 | ■□□□□:E〜A+ |
スキル |
命脈無き木馬:ランクA | ステータス・スキルを隠蔽、もしくは改竄する特殊技能。 敵前でこのスキルを解除すると、二度と発動することは出来ない。 また発動中に宝具の真名を解放した場合、強制的に解除される。 改竄されたステータス・スキル通りの効果は発揮されない。 『トロイアの木馬』より。 |
騎乗:ランクC | 乗り物を乗りこなす能力。『イリアス』第23歌のパトクロス葬送競技(戦車)より。 |
女神の寵愛・獅子奮迅:ランクEX | 知恵の女神アテナによる恩恵。 このスキルを機能させるには本人の同意、即ち宝具解放が必要。 宝具の発動中、耐久値が上昇し、スキル『戦闘続行』が付与される。 女神が愛した勇猛なる将は、首を落とされるか、霊核を貫かれるまで決して止まらない。 『イリアス』第5歌より。 |
領主の慧眼:ランクB | 眼前の状況・言動に対する判断技能。事の成否・真贋を見抜く統治者の直感。主に戦闘・政治に発揮される。 |
カリスマ:ランク− | 本人の都合により効力を失っている。 |
宝具 |
蒼炎を纏う神討ちの槍《グラウコピス・アテナ》 | 種別/ランク | 対人宝具/E〜A+ |
アテナの加護を受けたとされる槍。蒼炎を纏う一刺し。 所持者に人間か、人間でないものの混血か、或いは純粋に人間でないものかを見極める目を授ける。 真名解放により、人間以外の属性を持つ者に対する特攻効果を得る。 また、対象が絶対防御に類する防壁や、幻想の純度による無効化や威力減衰を有している場合もこれらを無効化する。 対象が人間から離れたものであればあるほど、槍を覆う蒼炎は増幅し、攻撃力を上昇させる。 この宝具の特殊攻撃効果は、召喚や生成によって生み出されたものを含む。 参考:『人間』=E 『サーヴァント』=出自人間:B 半分人外:B+ 完全人外:A+ |
我が栄光の城塞都市《フォートレス・オブ・ティリンス》 | 種別/ランク | 結界宝具/EX |
トロイア戦争以前、ディオメデスが治めた都市の城塞壁。全長725mに及ぶ長大な巨石の壁を展開する結界宝具。 城壁で囲われた内部は「宮殿の支配者にのみ我が身を委ねる」という盟約が化されており、全ての城壁を展開した場合、 囲われた部分のフィールドの異常を全て初期化し、ティリンスの内部へと書き換える。 「フィールドの異常」には、既に展開されていた固有結界や、空間を書き換える大魔術といった空間干渉レベルの変質を含む。 なお、展開された城壁内部にはこれといった効果はなく、ただ廃れ寂れた無味乾燥な亡都が広がるのみである。 「城」属性であるため、対城宝具に対しては無条件に防御値がゼロになる。これは概念的な話であり、対象の対城宝具がどのような効果を持つかは問わない。 『強力に囲まれたるティリンス』は、その変わらぬ威容を以ってかつての領主の呼び出しに応え続ける。 |
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クラス | キャスター | 真名 | ゲラルドゥス・メルカトル |
| 設定 | メルカトル図法を考案した地理学者。 航海図の図法として現在も利用されている。 その他にも、歴史書や地球儀の作成も行っている。 31歳の時に、異端の罪で逮捕され七ヶ月の間、牢に繋がれている。 |
性別 | 男 | 属性 | 中立/善 |
ステータス |
筋力 | ■■□□□:D | 耐久 | ■■□□□:C |
敏捷 | ■■□□□:D | 魔力 | ■■■■■:A |
幸運 | ■■■■□:B | 宝具 | ■■■■■:A |
スキル |
地理:ランクEX | 未踏の地でもある程度の情報から自分の現在地やおおむねの周辺地理を把握出来る |
陣地作成:ランクEX | 自ら陣地を形成するのではなく、現状の地形を理解し自分の陣地であるかの如く有効利用する。 |
道具作成:ランクB | 魔力を帯びた器具を作成可能。 |
聖書知識:ランクB | 一般的な信者としての聖書の知識を有する。 |
芸術:ランクB | 手先が器用。 |
魔術:ランクC | オーソドックスな魔術を扱える。 |
宝具 |
大地のリンゴ《エルドアペル》 | 種別/ランク | 対人宝具/B |
相手の攻撃をカウンターする。但し、相手の攻撃がAランク以上(対単体ではなく対軍等広範囲)である場合は反射不可。ダメージも軽減は可能だが完全に防御は不可能。直接的な物理攻撃の場合は反射は発生しない。 反射を1回行うたびに真名を発動する。魔力消費は1回につきBランク宝具の真名発動と同様の消耗。 |
天空を支える巨人神の名がつけられし世界を記す帖《アトラス》 | 種別/ランク | 対地宝具/A |
龍脈を一時的に自在に操る事が出来る。サーヴァント自身をそれにより強化すると、一定時間(5分程度)全ての魔術がBランク魔術と同等になって扱える。 |
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クラス | バーサーカー | 真名 | ヘイズレク |
| 設定 | 北欧神話「ヘルヴォルとヘイズレク王のサガ」より、グレシスベリル国がホーフンド王の末子。 今回の聖杯戦争ではティルフィングの呪いによって仲の良かった兄を殺してしまい、 正気を失い森を彷徨っている数年間の青年期の姿で召喚されている。 |
性別 | 男 | 属性 | 混沌/中庸 |
ステータス |
筋力 | ■■■□□:C | 耐久 | ■■■■□:B |
敏捷 | ■■■□□:C | 魔力 | ■■□□□:D |
幸運 | ■□□□□:E | 宝具 | ■■■□□:B |
スキル |
騎乗:ランクB | 大抵の乗騎を乗りこなせる技能。 |
我道:ランクC | 甘言など意にも介さずただ、我が道をひた進む。第一節以下の簡易魔術程度の精神攻撃を無効化する。 |
神性:ランクD | 呪いのため神性は低下している。 |
狂化:ランクB | 戦闘が開始されると理性を失う代わりに筋力・耐久・敏捷が1ランク上昇し、ティルフィングが光属性の広レンジ攻撃に変更される。 理性が失われている為、狂化中は宝具の真名発動不可。 |
宝具 |
ティルフィング | 種別/ランク | 対軍宝具/A |
狂化時にはその効果を使用することができない。 |
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クラス | アヴェンジャー | 真名 | なよ竹のかぐや姫 |
| 設定 | 殿上人(天上人)、月人。 心にあこがれ、心惑わし、天に騒乱を招いた罪人。 あの日あのとき帰らなければどうなっていたのかと、天への叛逆を日々思う。 召喚されたのならばと天には帰りたくない。 塔を破壊すれば天に堕ちるのならば、彼女が塔を壊すことは無いだろう。
本来であれば天で静かにくらせる生まれの幸運さ、 人の世を知りたいと願い、本当に人の世に居られた幸運さ。 心を失っても記憶を失った幸運さ。 そのすべての幸運を、かぐやはそんな幸運はいらなかったと、天に叛逆するのです。 |
性別 | 女 | 属性 | 秩序/悪 |
ステータス |
筋力 | ■□□□□:E | 耐久 | ■□□□□:E |
敏捷 | ■■□□□:D | 魔力 | ■■■■■:A |
幸運 | ■■■■■:A | 宝具 | ■■■■■:EX |
スキル |
叛逆の意志:ランク- | このクラス別スキルには、一切の『意味』も『力』も存在しない。彼女の物語の本質は別にある。 |
無辜の怪物:ランクA | 物語の伝承により実在と歪められた能力。竹との関わりが深く、竹の異常成長などを引き起こす。 そこかしこに竹が生える、UBW(アンリミテッドバンブーワークス)。 おいしいタケノコをどこからともなく取り出す、NTNL(ノータケノコノーライフ)。 なお、竹トンボを飛ばすと、ちょっとした対空兵器らしい。もちろん強度は竹。 |
黄金律:ランクA | 金銭がついてまわる運勢。 基本的に黄金の竹を生み出せるため、金運はあってないようなものである。 |
魅了:ランクB | 伝承に基づくスキル。たいていの異性は心奪われるが、英霊であるか、人間でも魔術の心得があればレジストする事で影響を緩和可能。 |
宝具 |
『月の羽衣《いまわしきころも》』 | 種別/ランク | 対人宝具/B |
心を殺す天人の羽衣。纏う事で、月人としての全能力を解放でき、物思いが無くなるため冷徹無比な振る舞いを行うようになる。 逆バーサーカー。短時間(5分程度)、全ステータスが1ランクUPする。 なお、5分以上かかれば彼女の心は失われてしまう可能性がある。 |
五つの難題《わがまま》 | 種別/ランク | 特殊宝具/C |
物語に基づく精神干渉。物品の献上を要請する。アイテムを指定すると効果は高まる。 宝具に対しては、Bランク以下の宝具に対して有効。 ごくわずかな時間(2〜3分程度)、己の物とできる。 奪った宝具について、真名解放技の使用、略奪後の破壊は行えない。 相手が真名解放しようとした時の場合は、相手の技が先に発動する。 |
『雅楽溢れる天上の神輿《おわりのはぐるま》』 | 種別/ランク | 対軍宝具/EX |
彼女を連れ去った月の車の具現。気の抜ける音楽が奏でられ、あらゆる武装がその神輿に届く前に無力化する。 逃走用宝具としてはこの上無いが、彼女にとってはトラウマ以外の何物でもない。 完全回避技。相手の宝具真名発動後にこれを使用しての回避が可能。 ただし相手の宝具のランクがA以上の広レンジ攻撃であった場合、神輿に損害が発生する可能性あり。 また敵が固有結界を使用した場合は戦闘エリアから離脱不可。 |
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クラス | トゥルバドール | 真名 | クレティアン・ド・トロワ |
| 設定 | 12世紀後半のフランスの詩人で、騎士道物語(ロマンス)をうたった吟遊詩人。アーサー王物語や聖杯伝説を物語とした祖である。
通常は「キャスター」の適正を持つためそちらで召喚されることが多いのだが、此度の聖杯戦争では何の要因が働いたか本来のクラス(トゥルバドール)で召喚されている。 新しい物語、終わらない物語への渇望を抱き、神話が交叉する奇跡の戦場に身を投じることを望む。
※補足:トゥルバドール(詩人): エクストラクラス。まれに見られる。歴史に刻まれる作品を残す、後に大きな影響を及ぼす物語の祖であるなどの逸話のほか、特に秀でた詩歌の才能が該当条件となる。体力面では脆弱であることが多い。 ※該当する可能性のある英雄例: ウェルギリウス(古代ローマの詩人。アエーネイスなどを歌う)、 ホメロス(紀元前8世紀末の盲目の吟遊詩人。イーリアス、オデュッセイアなどを歌う) |
性別 | 男 | 属性 | 中立/善 |
ステータス |
筋力 | ■□□□□:E | 耐久 | ■□□□□:E |
敏捷 | ■■□□□:D | 魔力 | ■■■■□:B |
幸運 | ■■■□□:C | 宝具 | ■■■■■:EX |
スキル |
美声:ランクA | 物語を歌い上げるのに適した美声。遠くまで澄み渡り、よく響く。 魔術的防護のない者(一般人)を聞き惚れさせ、足を止めるさせるも容易。魔術師・サーヴァントはその声に何らかの魔力の存在を感じることだろう。 |
奏者の才:ランクB | 楽器を弾きこなす才能。特に撥弦楽器を得意とする。 魔術的防護のない者(一般人)を聞き惚れさせ、足を止めるさせるも容易。 魔術師・サーヴァントはその音色に何らかの魔力の存在を感じることだろう。 |
詩歌の才:ランクB | 言葉をより美しく極め高める能力。詩の詠唱に対する妨害を無効化〜弱体化させる。 死してなお歌い継ぐ者の意志と血潮をその身に刻んでいる。 |
詩人の魂:ランクA | 己の紡いだ物語による加護と対価を得ている。 己の詩歌(物語)の登場人物に決して裏切られることなく従えられるが、自身に都合の悪いこと(明らかな弱点など)があったとしても後から書きかえることは絶対にできず、物語通りとなる。 また、詩人は己の作品と強く結び付いており、物語の具現が傷付けば詩人自身にも影響を及ぼす。 |
宝具 |
我、騎士の誉れを紡ぐ者なり《La Chevalier》 | 種別/ランク | 対人宝具/B |
自ら紡いだ物語の誉れある騎士を、己が居る世界に紡ぎだす。 脆弱なる語り部のための武器、語り部のための盾。 (※強さは「王の軍勢」の部下+α程度だと思っていただければ。彼らも1人1人英霊です)
制限(1)英霊本来の能力よりすべからく1ランク下がる。 制限(2)1度に1人までしか呼びだせない 制限(3)騎士が受けたダメージは全てではないにしろ物語の主たるクレティアンに伝わる(完全な肉盾にはできない) 制限(4)彼らは自身の宝具を使うことはできない 制限(5)騎士はクレティアンの声の届く範囲にしか顕現できない(拡声器など不可) 制限(6)クレティアンが深い傷を負うなどすると騎士は一時的に消滅する 制限(7)呼び出し直すたびに魔力消費が発生する
◆獅子の騎士イヴァン《Yvan,le Chevalier au Lion》 能力値バランスはライダー相当。伴う獅子とのコンビネーションが強み。伝承から、蛇や竜に強い。 跳ねた短髪で鋭い目つきの男性。獅子は鈍い黄金いろ。 ◆荷車の騎士ランスロ《Lanclot,le Chevalier de la Chamete》 能力値バランスはセイバー相当。当宝具の中では最優。逸話から変装能力がある。女運は悪い。 見た目は長い髪を垂らした背の高い青年。 ◆聖杯の騎士ペルスヴァル《Perceval, le Conte du Graal》 能力値バランスはランサー相当。当宝具の中では最速。投げ槍に優れ、聖杯を見つけた彼は童貞であるとされる。 見た目は銀髪の利発そうな青年。やや若い。 |
物語の円《La Romance de Romance》 | 種別/ランク | 結界宝具/EX |
「アーサー王物語の祖」たる吟遊詩人として特化したクレティアンの”声”で騎士道物語《Romance》を歌い上げる。 クレティアンを中心に円卓の騎士が最大で12名円状に降臨させ、戦わせる。(魔力が足りない、或いは抑えるために人数を絞ることも出来る。また、騎士ひとりに集中し、一時的な強化も可能である) その場に居た者は在りし日のキャメロットを幻視するだろう。
魔力消費が尋常ではなく、魔術師の魔力枯渇を招くほどの豪華絢爛な大技。 ・詩人の声(魔力)が届かない範囲には行けない ・詩人本人が戦えないほどの重傷を負う、または消滅すると展開された宝具は消える。 |
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クラス | アサシン | 真名 | シェムハザ |
| 設定 | ブライジンガーの召喚に応じたサーヴァントということになっているが、「ブライジンガーの祖先」である。 背中に生えた片翼が印象的な少年の姿をしている。古の時代にアダムとエヴァの子孫たちへ知識を与え、結果天界への叛逆者として処罰された堕天使。 彼自身は神によって「人間」の概念を付与されており、半神半人とも言えない不確かな存在である。 彼は聖杯を手にする事を強く願っているようだが、その使い道は「天への墜落」。 しかし何度も聖杯を逃し、そのたびに同じ聖杯戦争を繰り返している。 |
性別 | 男 | 属性 | 混沌/善 |
ステータス |
筋力 | ■■□□□:D | 耐久 | ■■■□□:C |
敏捷 | ■■■■□:B | 魔力 | ■■■■■:EX |
幸運 | ■□□□□:E- | 宝具 | ■■■■■:EX |
スキル |
単独行動:ランク− | マスターから離れての行動が可能となる。無効化されているが、塔から個別に魔力供給を受けている為同様の効果を得ている。 |
気配遮断:ランクC | 戦闘行為や能動的行動を起こさなければ、気配を遮断する事が出来る。 |
飛翔:ランクB | 片翼ではあるが、翼から魔力を放出しての浮遊による飛翔に支障はない。 |
魔術:ランクEX | ソロモン王と源流を別つ魔術師の師祖。ただし人性のスキル効果によって平時は1ランク低下している。 |
陣地作成:ランクEX | 特異点を形成してもカウンターガーディアンが発生しない程の結界を作成する技術がある。 |
魔眼(真):ランクA | 単純かつ強力な精神汚染効果をシングルアクションで発動させる、いわば魔術師として基礎かつ超高度な魔眼を生成している。 効果は行動阻害・一時的麻痺等の単純な効果のみであり、魔術師が先手を取る事に特化している。 ただし、対象となる人物の属性が混沌であった場合は1ランク上昇し彼の言葉が心に届きやすくなり、秩序であった場合は1ランク低下する。 |
神性:ランクEX | 元熾天使。人性によってこのスキルの効果は無効化されているが、神性の概念のみ適用される。 |
人性:ランクEX | 人であれという神による呪い。刑罰。神性はこのスキルによって効果を失い、霊体であっても人間からの現視が可能、また受肉・寿命の概念が付与される。 |
宝具 |
すべての魔術師と草木の根を断つ者とを教えし者 | 種別/ランク | 特殊宝具/A |
熾天使であった頃の魔力を一時的に取り戻す。 |
監視者達の墜落せしヘルモンの頂 | 種別/ランク | 結界宝具/EX |
天界への反逆軍となったグリゴリ達の召喚。 |
その他
名前 | 鳴木 素子 (なきぎ もとこ) | 所属 | 不明 |
| 「塔」内部、教会に滞在する自称「管理人」。 主な仕事は情報収集。 塔の外側から来た、聖杯戦争参加者でもないいわば”部外者”であり、彼女がいる事を何故かシェムハザは感知出来ていない。 |
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募集について
+
| | 募集要項
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※2015/1/13 0:00より以下のメールアドレスにてCO募集を開始致します。
bdheki☆gmail.com(☆をアットマークに変えてください)
※今回は定員を初期段階で設定しません。
※第一次募集締め切りは2015/1/20とします。
それ以降のCOは要相談となります。
必須項目
・マスターで参加希望/サーヴァントで参加希望
・参加可能時期および日程の希望等
・参加時間帯
・狼希望かどうか
・相方が狼可か(はい・いいえ・事前告知があれば可)
・相方のIDを事前告知の可否(告知してもらいチャット等の直接相談可/外部匿名掲示板でのみ相談可)
選択項目
魔術師(マスター)で希望の方
・年齢および職業
・ほか設定について
※マスターは、後日サーヴァントの簡易設定の開示をした上でサーヴァントの指名を行える予定です。
英霊(サーヴァント)
・希望クラスおよび英霊名
・設定詳細
(現時点ではざっくりで構いません。
場合によってはステータスも。詳細は雑用係と逐次相談しつつ決定します。
その際他サーヴァントとの兼ね合いもあり設定・戦闘力調整もさせて頂く事もありますがご了承下さい)
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ルナティックQ&A
随時ルナティック追加予定です。
ルナティックコメント
質問などコメントがあればルナティックにどうぞ。
- アーチャーの固有クラススキル「単独行動」はどうなりますか? --
- ご指摘ありがとうございます。記載しました。他スキルも後日追記の可能性があります。 -- るなてぃっく村建て?
- 「投票関連>※残りチーム数が4組になったタイミングで、投票方法の変更を検討中です。」 過去村で2組4名になった時点での変更はよくありましたが4組で、ですか? --
- 失礼しました、単純に過去村の記述を移植してしまったので意図しない数字になっていました。3組に修正しました。 -- 村建て?
- 遅ればせながら募集期間終了しました、お陰様で16名の方からCOを頂きました!ありがとうございました!!後日個別に連絡させて頂きますので少々お待ちください。 -- 村建て?
- マスターが固有結界、宝石剣等の規格外魔術を使うことは可能ですか? --
- 基本的にはマスターがサーヴァントに勝る可能性がある、もしくは魔法に相当する設定はNGとしています。ただし内容によってはGMから調整代案を提示することもありますので、何がやりたいかを明確にしたうえでご相談いただければと思います。 -- 村建て?
- マスターが固有結界、宝石剣等の規格外魔術を使うことは可能ですか? --
- 気が付くのが遅くなり申し訳ありません!マスターが規格外魔術を使用するというのは魔術と魔法の区分になるかと思います。魔法と思われるものは基本的にはNGとしています。ただし個別の判断にもなると思いますし、代案等の提示も出来ますので、村建てへ一度ご相談ください。 -- 村建て?
- 補足となりますが、マスターの使用する魔術に対して制限を設けるのは、サーヴァントとして参加したプレイヤーへの配慮となります。サーヴァント側で参加した者は、マスターと同じ条件下で対峙し不利になるというのは想定しておらず、そのような事が起きた場合にサーヴァント側PLに大きな不満を残す場合が多いからです。とはいえマスターがサーヴァントに対して全くの無力であるべき、という事ではありませんのでご了承頂いた上で都度調整させて頂ければと思います。 -- 村建て?
- 使用可能なキャラクターグラフィックを教えてほしいです。 --
- すいません決定が遅れました!+αはゆめびよりに致します。 -- 村建て?
- ○フロア移動について補足: 一人目のサーヴァント消滅する=2Fですが、その後3Fが解放されます。 しかしマスター・サーヴァントは別に拠点を2Fにする必要はなく、1Fから直接3Fへ移動できます。拠点は1Fのままでも結構です。 ただしその後バトルフィールドは3Fのみとなるので、戦闘を行う場合は3Fに移動することになります。 解放された2Fは自由に行き来できますが、居住区と同じ扱いになります。 ここで拠点を2Fに移すことも可能ですが、2Fは1Fに比べて狭く、どこからでも侵入(転送)可能なので、拠点としてはデメリットが多いです。秘密の非戦闘的な待ち合わせなどに使うとかがいいのかもしれません。 また現時点で任意で2Fへ移動が出来る事は、うっすらとマスターが理解できています。 詳細を教会で聞くことも可能です。 -- 村建て?