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パラドックス村(仮名)

更新情報

3/17 wiki作成

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「やり直したい過去はありませんか?」
 
「あの時ああしていれば」「あの時ああだったら」
 
「そんな経験があなたにもあるはずです」
 
「わたしはあなたのそんな過去の後悔を」
 
「失くするお手伝いをさせて頂きますぅ」
 
「けれどくれぐれもご注意下さい」
 
「タイムパラドックスによる―――…死には」
 

趣旨説明

この村のポイント

 
  • 【互いの過去を語り、覗き見、後悔を失くしてあげる心算で、タイムパラドックスが起こっちゃったりする村、です。】

    勝敗度外視のRP村です。

    PCの皆様には、先ず「キャラ背景」と「後悔している過去」をご用意頂きます。

    先ず背景についてですが、皆様の生きる時代と国は、問いません。
    中世ヨーロッパ人であったり、現代日本人であったり、何でもオーケイです。

    次に、自分で変えるのではなく「誰かに代わって貰いたい後悔」を、ご用意下さい。
    自分で「過去を変える」のも可能なのですが、それではPC同士の交流が減ってしまいますので
    大人の事情により、誰かに代わってもらう後悔、です。

    その上で、「謎の女(※村建て人:キャラ未定)」によって眠りの淵より
    異空間にご案内させて頂きます。

    後悔している過去については、メモにも詳細を書いて頂きますが、
    プロローグでの会話でも出して他のPCに伝えましょう。
    
    一日目が始まると、謎の女の独断と偏見により、
    誰の過去を誰が変えるか、を決めたりしますが、
    勿論謎の女に意見して「この人の過去は自分が変えてあげたい」と
    立候補するのもOKですし、
    「自分の過去から変えてくれ!」とお願いするのもOKです。

    過去への旅は概ね、一日一回〜二回くらいになるんじゃないでしょうか。
    この辺は更新間隔との兼ね合いもあり、まだ未定です。

    過去への旅の最中は、代わって過去に行ってあげる人は勿論のこと
    その過去を持つ当事者・他のPCも、「その過去での現実では誰からも見えない」
    という透明人間設定の上で、一緒に旅をすることが出来ます。

    基本的には、過去の後悔の出来事を捻じ曲げて、過去を変えた人から
    処刑対象、墓下行きとなります。

    但し!人狼の襲撃は、誰に当たるか分かりません。
    悲しいかな、過去を変えることなき侭、墓に行ってしまう人もいるかもしれません。
    人狼さんは空気を読んだ襲撃をお願いしたいですが、
    過去を変えてない人を襲撃するのも自由なのです。
        

    墓下は現実です。あなたの生きる現実に帰ることになります。
    其処で、過去がどう変わったかを描写して下さいね。
    タイムパラドックス村、という仮名くらいなので、
    必ず何かが変わっているはずです。
    もしかしたら、あなた自身が死んでいるかもしれません。

    寧ろ死んでいたりすることを推奨しちゃいます。;

    因みに死者含め墓下で眠ると、夢の中で会えたりするかもしれません。
    他の時代に生きているであろう他のPCにです。
    逆に言えば眠らないと会えません。
    現実ですから、其処に別の時代に生きるであろうPCがいるはずがないのです。

    このページの下の方に、お話のインストの様なものがありますので、
    そっちも参照して下さいね。

開始時期

未定
 
 
開始時期アンケート
選択肢 投票
四月下旬 0  
五月上旬 1  
五月下旬 0  
六月 0  

参加CO

 
匿名可能です。
00お名前一言
01ダミー皆より先に現実に戻っちゃう!
02anbito開始時期にもよりますが、お邪魔させていただきたいです!
03
04
05
06
07
08
09
10
11
 
補欠枠
12
13
14
 
企画人枠
??企画人どういう参加形態(*)になるか分かりませんので此処に。
 

(*)
村建て人は、
1.見物人(舞台)で入る
2.参加しつつ天の声
3.参加しつつ人形使い
のどれかになると思います。3はあんまりないかな。

村の設定・編成等

 
開催国人狼議事RP:Braid
定員11名(予定)
更新時刻03時更新
更新間隔48H(予定)
投票方法無記名
役職配分自由設定
参加制限無し
登場人物人狼議事+α
発言制限多弁向け
開始方法手動開始
文章系人狼物語
ランダムあり
役職希望有効
村企画人bloody

登場人物は、人狼議事+とのさま広場+和の国てやんでえ+明後日への道標。
参加COがある程度集まったならば、キャラ予約枠を設けます。

言い換え

=人 狼=
異端者。
謎の女にとっても想定外の存在。
人狼であるあなたは、「過去を後悔していません」。
後悔している振りをして人々に紛れ込み、
人々を現実に送り返す。
何を企んでいるのかは人狼次第です。

=囁狂人=
異端者ではありますが、
あなたは「過去を後悔しています」。
人狼に協力することになるかもしれませんし、反発するかもしれません。

=占い師=
異端者を探る術を持つ者。

=霊能者=
処刑によって人を送るとき、その者が異端であったか見極められる力を得たもの。
(出来れば降霊者。その場合、人々の現実の声を聞くことが出来ます。)

=守護者=
異端者の襲撃から、護る術を持つ者。

以下、検討中の導入役職。

=少 女=
異端者の赤い声を、断片的に聞き取ることが出来る者。

=人 犬=
異端者の襲撃を受けてからも、一日だけ、異空間に滞在出来る者。

=共鳴者=
偶然周波数が合って、何故だか念波で会話出来る者達。

◆襲 撃
現実に戻ります。
人狼次第でどういう意図を持つのかが変わります。

◇処 刑
謎の女曰く、「空導」。
異空間は地下なのかもしれませんし、そんな些細なことはどうでもいいかもしれません。
人々の意思によって、現実に戻るのですが、
処刑RPは結果を見て、謎の女が執り行います。

ある二人の男(参考文章)

「あなたの人生、やり直したくはありませんですか?」

 幼い雰囲気の女の声がする。

「わたしがお手伝い致しますです」

 眠りの淵でそう囁かれた人々が、不思議な空間に訪れる。
 集うのは、過去に何らかの後悔がある人々。

 あの時、ああしていれば。
 あの時、ああだったら。
 あの時、あんなことにはならなかったのに。

「二人の男性のパターンを紹介しますですぅ」

 平成四年。
 歌手生命真っ只中だった中年の男は、
 とある番組の企画、芸能人マラソン大会に出場する。
 男は走った。懸命に走った。
 その年齢さえ、忘れさせる走りだった。
 ゴール寸前の頃。
 男は既に意識朦朧で、それでもゴールだけを見て走っていた。
 周りの者は男の意識が既に危ういことに気がつかなかった。
 男は見ない振りをしてしまったのだ。「限界」という二文字を。
 ――バツン、と厭な音がして、
 男はゴール寸前で、転んだ。
 スタッフが駆け寄る。男は足を押さえて痛がった。
 そう、限界を見ない振りして走り続けてしまった所為で
 靭帯が切れてしまったのだ。

「歌手の男性はその後、激しいライブが出来なくなりましたです」

 激しいロックを歌う者にとって、
 ライブでの体の動きは必須だった。
 しかし、それが出来なくなった。
 ライブパフォーマンスでも人気を博していただけに、
 それがなくなり、男のライブには次第と人が来なくなった。
 曲を作り、発売することは出来る。男のシャウトは健在だった。
 だから歌手生命そのものが失われたわけではない。

「けれど、男性にとってライブは大切なものだったのでした」

 男は悔やんだ。
 あの時限界を感じたのに、どうして走り続けてしまったのか。

「その後悔を失くするのが、わたしの役目なのですよぉ」

 男は、とある別の後悔を抱く青年と出会う。
 青年には恋人がいた。
 恋人の余命は短かった。それは青年も受け入れていたことだった。
 恋人は短い余命の中で、楽しんでいたものがある。
 それは恋人にとって何よりも大好きな、音楽。
 青年は恋人にCDではなく、もっとちゃんとした唄を届けたかった。
 恋人にはライブに出掛けられるような元気はない。
 だから青年はせめて自分の声で、
 恋人の大好きな曲を歌ってやりたかった。
 しかし、青年は残念なことに音痴だったのだ。
 青年の夢、叶わず、恋人は儚く散った。
 それが青年の、後悔。

「男性は走っても限界が来ない体が欲しかった。
 青年は唄を届けたかった。
 ですので、―――」

 この不思議な空間で、男と青年は過去と肉体を交換した。
 一時的に、だ。

 青年は男の過去に行き、走ってやった。 
 若い青年にもマラソンは堪えたけれど、限界には達さない。
 晴れやかなゴールを飾った。

 男は青年の過去に行き、恋人に唄を聞かせた。
 恋人はとても嬉しそうに、男の唄を聴いた。
 最後には笑顔で礼を告げてくれた。

「これで、男性と青年の過去への旅はおしまいですぅ」

 そして二人は自分の在るべき現実へ戻る。

 歌手の男の元には大量のファンレターがあり、
 どれも「ライブが最高だった」「次のライブにも期待している」
 といった内容だった。
 そして足の痛みも、無くなっていた。

 青年は当然ながら恋人はもう亡くなっていた現実だったけれど、
 見覚えのない手紙があった。
 「最後に唄を聴かせてくれてありがとう。幸せだったよ」
 死んだ恋人の文字で、綴られた手紙に、青年は涙が止まらなかった。

「二人は後悔をやり直し、幸せになりましたです。
 このお手伝いがわたしの役割なのですぅ。
 ―――しかし、気をつけて頂きたいこともございますのです」

 過去を捻じ曲げる行為は、何らかのタイムパラドックスを引き起こす。

「死ぬ予定だった人間が生きるようになる、ならば問題はありませんが、
 下手したら生きている人間が、
 現実に戻った時に死んでいることもあるのですぅ。
 そしてそれは―――…あなたかもしれませんです」

 過去の変え方によって、現実に死が待ち受けている可能性。

「ですから、それだけに気をつけて、過去での交代をして頂きますぅ。
 宜しいですね?」

 女の声は釘を刺すように紡がれて、
 眠りの淵の人々を誘うのだ。

 それはある種、禁断の取引にも、似ている―――。

コメント

編成希望、細かい時期調整他、なにかあればお気軽に。

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