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―――いつからいるのか、誰も知らない。
昔の事は覚えていないけれど、君達は気付いたらそこで暮らしていた。

過去から漂着したような、瓦礫だらけのくすんだ街。
住人達は、そこがこの世の底だと思っていた――――がれきの最底国。

ある時誰かがふと考えた。ここは自分のいるべき場所じゃない。
次にこう考えた。あの汽車に乗ろう―――町外れの汽車に。
有り金を全てはたけば買える切符。
どこか、あの線路の先にある本当の自分が居るべき場所へ向かうんだ。

そう考えた最初の人間は、戻ってこなかった。
自分達も本当の居場所へ行こう。そう考えた人間は、次々に切符を買って汽車に乗り

、上の世界へ旅立った。

数え切れないほどの乗客のうち、大半は戻ってこなかった。残りの人間は、なぜだか

下りの列車で再びこの世界の底に戻ってきた。それがどうしてなのか、彼らは語ろう

としないけれど。

何人かはついに終点にまで辿り着いたというけれど。それを確かめるすべもなく、時

は過ぎ―――

―――――――君が、ここに流れ着いた。


*夜明けへの汽笛 [#j1e81a9d]
#contents
**告知事項 [#z358036c]

**概要 [#k4311a3f]
|村名|夜明けへの汽笛|
|開催国|議事国RPp州|
|種別||
|更新間隔|48h(コミットあり)|
|投票方法|記名、PL視点投票|
|発言制限|多め|
|キャラセット|全て(変更あり)|
|募集人数|11名〜14名程度|
|編成|考え中|
|更新時刻|AM1時|
|開催時期|1月頭|

注意:この企画はフリーゲーム「夜明けの口笛吹き」を元にして構成されています。
ただし直接的な関係はありません。


ストーリー上必要であれば、R18描写にも制限はつけません。


**ローカルルール/世界観 [#ofae0e1f]
***設定概要 [#l6e05185]
あなた達が最初に住んでいるのは「がれきの最底国」。
まるで廃墟のような荒んだ町並みの中、いつから、なぜそこにいるのかもわからずに、あなた達は毎日を生きています。
この場所から抜け出して、上の世界にあるかもしれない本当の自分の居場所を探すため、あなた達は有り金をはたいて手に入れた切符を手に、古びた蒸気機関車へと乗り込みます。

―――上の世界へと進むにつれて、あなた達は少しずつかつての自分の姿を思い出していくでしょう。ここはあらゆる人間に共通する、心の奥の世界。
何かに極度に圧迫され、何かに追い詰められ、限界を感じたあなた達の心が無意識に逃げ込んだ世界です。
現実に近づくにつれてあなた達は再びその事を思い出していくでしょう…
その時、あなたは元の世界に戻る事を選びますか?

***役職 [#r6635755]

首無騎士:あなたは一度この列車の終着駅――現実世界に辿り着きながらも、それぞれに理由があって再びこちらの世界に戻ってきた者達です。
なぜこちらに残る事を選んだのかはわかりませんが、善意にせよ悪意にせよ、あなた達は基本的に乗客を現実という終着駅に行かせたいとは思っていないようです。
あなた達は多少この世界の理屈を理解しています。上の世界に行かせたくないと判断した人間を列車から消すぐらいの事は可能なようです。

その他村側:あなたは自分がいつからその場所にいるのか、なぜいるのか、覚えていません。列車で上の世界に向かえば少しずつその理由を思い出すかもしれませんが……
 

***吊り襲撃設定 [#h46ffaf0]
-吊り:それぞれの駅でこの列車から途中下車する事を自ら選んだ人。
あるいは、いい、悪いの意味を問わず乗客たちから途中下車した方がよいと考えられた人。
人間の心の底であるこの世界では、あなた達の思いも集まればそれだけの力を持つのです。

-襲撃:現実世界からこちらに戻ってきた人間達が、現実世界に戻らない方がよいと判断した人。それはいい意味かもしれないし、悪い意味かもしれません。
その姿は忽然と、いつの間にか列車から消えているでしょう。


-墓下:途中下車したあなたはその場所に留まってもいいし、下りの列車で今まで通り

過ぎたどこかの場所に戻っても構いません。ちなみに中身発言は解禁です。

***進行 [#h46ffaf0]

-プロ:場所はがれきの再底国。なぜ、いつからここにいるのかもわからない貴方は、

上の世界に向かうために切符を持って汽車に乗りこみます。

-1日目:列車が始発駅を出発します。駅での停車中はどうぞ、乗客の方とご自由に。

-2日目:時にアクシデントを交えつつ、列車は次の世界の駅に到着します。停車中はど

うぞご自由に。そう言えば、乗客が少し減ったような……

-3日目以降:列車は徐々に上の世界へと向かいます。駅に停車する度周りの乗客が少し

ずつ減っていく中で、あなたは少しずつ、かつての事を思い出していくかもしれませ

ん…… 


-エピ:最後まで残った皆さん、お疲れ様でした。列車は終点――現実の世界へと到着

します。その時あなたは再び現実世界に戻る事を選びますか?
途中下車した皆さん、お疲れ様です。あなた方は今までの世界のどこかに居場所を見

つけ、そこに住み続ける事になるでしょう。望むなら再び下りの列車で、底辺の国へ

戻っても構いません……


**参加CO [#wd284bd4]
|参加番号|希望キャラクター|希望役職|何かあれば|
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**【参加時期アンケート】 [#h4659a50]
#vote(1月上旬(7日頃開始で問題ない)[0],それ以降なら…[0])
 
**質問などがあればどうぞ。 [#q7c1311b]


#comment
#navi(村企画)//(←村企画ページへのナビゲーションリンクになります。)