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「製本」技術ばかりが発達した架空世界。各地には禁書図書館とそれに付随する"書庫"が乱立している。
この世界の人々にとって、図書館はなくてはならないものだった。
本を読むためではない。
人すら本に変えることが可能になった世界で有害な病人を「本」として閉じ込めておくために。

この世界に生きる人々の間にはある病が蔓延している。
通称『Fairy tail syndrome』。
古くから伝えられる童話、御伽噺、戯曲、あるいは詩。
人間が知識として蓄えてきた虚構を現実に変える病。

病を発症した者は自分や周囲にモデルとなった噺を元とした病魔を撒き散らす。

故に病を発症すれば禁書図書館と呼ばれる施設で「製本」され、永遠に閲覧禁止の本として書庫の中に閉じ込められる……"ということになっていた"。

**更新記録

2017/08/30 wikiを作成。

**村の概要

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|開催国|深海国赤or三日月国|
|定 員|10名前後(ダ込)|
|更新時刻|午前10時更新|
|更新間隔|48h|
|開催時期|9/15〜17日村建て予定|
|役職配分|村建て狼+村|
|参加制限|特になし|
|登場人物|[[かくりよ>http://www.moonpupa.jp/wolf/sow/sow.cgi?cmd=chrlist&css=&csid=kakuriyo]]&[[宝石箱>http://www.moonpupa.jp/wolf/sow/sow.cgi?cmd=chrlist&css=&csid=jewelbox]]|
|発言制限|いっぱい|
|落ち方法|ランダム|
|役職希望|村人希望、又はお任せ(ランダムは禁止)|
|ID公開|なし|
|閲覧制限|一般|
|主催者|riberio|

**この村の遊び方(趣旨)

・奇病を発症し、隔離された後の人間模様を楽しむ
・全員に等しく訪れる死の運命を各々の方法で悲しみながら楽しむ
・儚げなふんいきのロールを書いてみたい

等、御自由に。

**進行
***プロローグ

舞台は禁書図書館と呼ばれている施設となります。
図書館はPCたちが生活している図書館区域と立ち入り禁止の書庫区域に別れています。

図書館区域では司書と呼ばれる人々が働いており、PCたちの生活の世話をしてくれます。
敷地はそれなりに広く、各PCの個室や中庭などが存在していますが図書館と外の世界とは白い壁で完全に区切られているため外出は出来ません。

図書館に隔離されているPCたちは全員『Fairy tail syndrome』という奇病を患っており、古くから伝えられてきた童話、御伽噺、戯曲、あるいは詩などに因んだ症状を何かしら目に見える形で発症しています。

病に治療法はなく、悪化が確認されれば図書館区域内部にある加工部屋で生きたまま本に加工され、書庫に収納されることになります(墓落ち)。

書庫に収納された本は通称禁書と呼ばれ司書たちに厳重に管理されており、本にされた人間の意識は永い眠りについています。

***本編

図書館区域内での日常です。
奇病の進行速度は人によって異なり、PCによっては長い間図書館区域内で生活していることもあるかもしれません。

時折、人に害を為すレベルまで病気が進行したと判断された罹患者が本に加工されるために司書たちに連れていかれることもありますが、PCたちは概ね平穏に毎日を過ごしています。

***墓下

書庫区域に収納されたPCたちのその後。
地上から数十年以上の時間が経っており、人間の「製本」技術はすでに廃れています。

禁書図書館及び書庫はもはや機能を失って廃墟と化し、PCたちは本にされた当時の姿で目を覚ましました。

白い壁で遮られていた外界にも出ることが出来ますが、外の世界はPCたちが図書館に住んでいた頃とは大きく様変わりし、荒れ果てているでしょう。

***エピローグ

図書館に暮らしていたPCたちが全て本となり、はるか先の荒廃した世界で目を覚まします。

人として生きていくことはもはや叶わず、自分たちが生きていた時代とはまるきり変わってしまった外の世界でPCたちがどう生きていくのか、各々のストーリーを紡いでください。

**吊り襲撃方針

村建てが1dの赤ログにてランダムを振り、襲撃と処刑先を決定します。
以降、最初の決定に従って襲撃と処刑を行います。

もし、何かしらの事情等がある場合には吊りや襲撃の順番の前後も考慮します。
(例:バファ吊り、襲撃等)

墓落ち後は時間が数十年後に飛びます。
描写は各参加者様にお任せ致しますが、図書館や書庫は廃墟と化しており自由に外の世界に出ていくことができます。

廃墟で暮らし続けるもよし、外に出ていくもよし。御自由に。

**禁止/注意事項

・無理な村の掛け持ち
・国・IDを問わず、処分を受けた方の参加。
・白・赤・墓ログでの中身発言
・メモでの過度な擦り合わせ、行動予約
・他の参加者の方のNGを守らない行為
・過度の確定ロール
・過度の寡黙
・突然死
・秘話篭り
・(灰含む)ログ上での暴言・PL感情の露出
・過度のPL視点メタ
・通常差分が人間ではないチップの使用

**推奨事項

・恋愛や友情などストーリーを盛り上げるロール
・愛のある無茶振り

 ◆当村においては基本的な設定を崩さない程度であれば
 自由に設定を追加したり盛ったりなどして頂いて構いません。
 (土台となる設定はwikiに書いてあることが全てです。)
 ''お互いを尊重しつつ各々やりたいことをやりましょう。''


**世界観(ローカル用語など)

・禁書
ある奇病を発症した人間を生きたまま加工し造られた本。
人の魂と感染力の非常に強い病魔を圧縮し本の形にすることで病が他者へ及ぼす影響を無くしている。
加工される過程で対象者は表現が出来ないほどの激痛を味わうため、中には製本後に人格が変わってしまう者もいるという。
本体は本の形をしているが、製本された時点での人の姿を取ることも可能で身体の何処かに「製本済み」をしめす朱印が刻まれている。

・禁書候補者
『Fairy tail syndrome』という奇病を患った人間。
ある時期から爆発的に増え始める。
症状は多岐に渡るが、古くから伝えられてきた童話、御伽噺、戯曲、あるいは詩などをモデルにしたような奇異なものであることだけは共通している。
不治の病であるため、発症が確認されると図書館と呼ばれる施設に速やかに収容される。

・司書
禁書図書館と書庫が機能している時代には禁書と禁書の候補者たちの管理をしていた。
非虚構体質と呼ばれる体質の持ち主で、奇病に罹患しない。

・時代設定
禁書図書館が稼働していた時代は、比較的文明が発達していた。
携帯電話やインターネットなどが存在し、ほぼ現代と変わらない。
ただし、図書館に収容されるに辺り電子機器は没収されるためPCたちの手元にはない。

荒廃後は文明が以前より退化しており、人間自体の数も減少している。
奇病の蔓延はすでに過去のものになっていて禁書の存在自体をはっきりと知るものも少ないが、「災いを振りまくものらしい」という差別的な認識と噂だけは人々の間に残っている。

**参加CO兼キャラ予約表
人数把握のためにCO兼チップ予約欄を設けます。
参加を御検討下さっている方はご記入をよろしくお願い致します。
(''09月01日午前0時から解禁予定'')

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||チップ第一希望|第二希望|
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**ローカルルールと質問コーナー

・同性同士の桃(薔薇、百合等)は推奨もしませんが禁止もしません。双方の同意の上でしたらご自由に。
・企画wikiをよく読んだ上でご参加ください。
・対人ゲームであることを忘れず、思いやりと責任感を持って楽しく遊びましょう。感情的な愚痴などは独り言にも書き込まないよう、ご注意ください。

何か質問・要望等あればお気軽にどうぞ。


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