[[企画村ページ]]

*ぶりき島の鐘は鳴る(仮)
//↑○○に村の名前などを入れて下さい。
//村の趣旨の説明や開始時期などを説明して下さい。
 

それは、君たちの知っている世界のもっともっと先のおはなし。
ずーっと遠くのそのまた遠くの未来、世界はいつしか水びたしになって、
人々はあの手この手で生き残ろうと、やっきになって海と戦いました。

ある国は海をせき止める壁を作り、またある国は海の底でも生きられる大きな水槽を作り。
各々が、各々の知恵を絞って、大きな脅威と戦いました。
……負けた国はやがて地図から消えて、いつしか地図の上から、少しずつ文字が減っていきました。
 
*
 
そんな中、とある小さな島は、使い古したブリキをひとつ、
またひとつ、と積み上げて海より高い島を作り続けました。
いつしかぶりき島と呼ばれるようになったそれは、あるとき不思議とぷかぷか、ぷかぷか。
島の人々を乗せて海に浮いて漂いはじめ、ぶりきの漂流島になったのです。
  
*
 
ぶりき島が漂流をはじめて随分と経ったある日のこと。
その日は、潮風ですっかり錆びついたはずの教会の鐘が突然鳴り響いた日でした。
――鐘の音と共に、空から突然人が墜ちてきたのです。

魚釣りをしていた住民も、人口畑で農作業をしていた住民も、みんなたいそう驚いて、島はすっかり大騒ぎ。
空から墜ちた「彼」は、そんな住民を見回すと、こう言いました。
 
 
「私は終末時計と申します。
神がこの世界を修復不可能だと結論付けた為、人類の皆様に終末を告げに来たのです。
……世界はじきに、神が完全に滅ぼします」
 
 
終末時計がそう言うと、みるみるうちに空は曇り、海は荒れはじめ、
ぶりき島がひっくり返らんばかりの高波が起こりはじめました。

しかし、これには島人も怒りました。
「人の都合も考えずに滅ぼすなんて、自分勝手な神様だ!」
島人達が口々に罵ると、予想外の混乱に終末時計は困り顔。
やがてしぶしぶと、終末時計が口を開きます。

「わかりました。ならばあなた方にもチャンスを与えましょう。

…この中に、神の意思に賛同するものがいます。
それを見つけて捕まえてごらんなさい。
そうすれば、私から神に、あなたがたの意見を陳述して差し上げましょう。」
 
 
こうして小さな小さなぶりき島の、小さな小さな、世界を賭けたゲームが幕を開けるのです。
 
 
 

**目次
#contents

**更新履歴
4/23 ページ作成

**企画概要
漂流する人工島「ぶりき島」を舞台とした、
やや退廃的、時にほのぼの、時にシリアスなSF寄りスチームパンクRP村です。勝敗度外視。
「蒸気満ちる宴」チップを使用いたしますので、こちらのチップでのRP村がしたい方は是非どうぞ。


軽いバトルや逃走劇を予定しております。
現在企画検討段階です。開催のため、アンケートや質問など、お気軽にお願い致します!
 

//村で何をするのか、目的をハッキリさせること。


**村の設定

|BGCOLOR(#ddffee):||c
|開催国|瓜科国(予定)|
|キャラセット|蒸気満ちる宴|
|定員|10〜16人(ダミー込み)|
|更新時刻|未定(立会い不要)|
|更新間隔|48h|
|開始方法|手動|
|開催時期|未定|
|投票方法|無記名|
|役職配分|自由設定|
|参加制限|参加用パスワード必須|
|見物人|未定|
|発言制限|多弁(1500pt)|
|ランダム|あり|
|役職希望|有効|
|屍食鬼化|なし|
|企画人|つじくも [[Twitter:https://twitter.com/c_molmol]]/[[SNS:http://wolfsbane.jp/?m=pc&a=page_f_home&target_c_member_id=2757]]|



**舞台設定
 
海に浮かび漂流するちいさな人口島、「ぶりき島」が舞台です。
漂流を始め長い年月が経ち、ぶりきは潮風に晒され錆びて、きいきいと音を立てています。
要するにボロい島です。
ぶりきを高く積んでいるため、島は縦に長いつくりになっております。
島、というよりもでこぼこ継ぎ接ぎビルの塊を寄せ集めたようなイメージです。
階段が多く、非常にご老体に優しくないです。

人口島のため土はほとんどなく、
島の地面や家のほとんどがぶりきやトタンや鉄など、金属製です。

また、島が漂流してまもなくに島民の誰かが作った蒸気機関が中枢に通っており、島の大きなエネルギー源となっています。
この蒸気機関により島民の生活水準は保たれており、ぶりき島自体も、
(小回りこそは利かないものの)漂流航路をある程度は決めることが可能なようです。
 

**進行
***プロローグ
島民(PC)はぶりき島でいつも通りの日常を過ごしています。
そんな中、空から突然終末時計(ダミー)が落下してきます。
島民は突然の空からの来客を噂に聞くもよし、駆けつけて野次馬するもよし。
やがて、終末時計は口を開きます。世界を滅ぼす旨を語ると、島民達はにわかにざわつきます。
 
 
***1d
住民の抗議の声に、終末時計はしぶしぶ「ゲーム」を住民に提示します。
神の意志に賛同するものが島民にいること、
そして、日没までにその賛同するものを全て探し出し、捕まえることができれば、終末時計が直々に、神へ直訴するということ。
捕まえる方法はシンプル、「海へと落とす」こと。
合図を皮切りに、島民たちはゲームをスタートさせます。
 
***2d以降
気がつけば、荒れ狂っていたはずの海は静けさを取り戻し、空は元通り晴れ渡っています。
海を覗けば、見覚えのある建物の中がちらちらと波の間から見えるかもしれません。
最初は戸惑っていた島民たちも、いつの間にか躍起になって「ゲーム」をしているでしょう。

そして、ひとり、またひとりと海に落ちていき――
 
 
***エピローグ
ゲームの決着がついたようです。
夕暮れが先だったでしょうか、それとも、賛同者を全員捕まえるのが先だったでしょうか。
世界は滅んでしまうのでしょうか、それとも、世界の存続に一縷の望みを残すことができるのでしょうか。
 
 
**役職・墓下など

''村人:''
終末時計のよる突然の終末の宣告に反対する島民です。
神の意志に賛同するものを探し出し、時に説得し、時に強引に捕まえてください。

''狼:''
神の意志に賛同する者、すなわち、なんらかの理由で世界の滅亡を望む島民です。
滅亡を阻止しようとする村人たちを時に騙し、時に取っ組みあってなんとか逃げ延びてください。

''ダミー:''
終末時計です。神の使いであり、その名の通り島民に終末を告げに、ぶりき島へとやってきます。
プロローグ〜1日目の間にのみ、主催が進行を兼ねて動かす予定です。


''墓下:''
海の中、と思いきや、その底はぶりき島の教会内へと繋がっています。
中からは鍵が掛かっていて、出ることはできません。
また、外からも教会内に出入りができなくなっています。
海に落とされた者たちはここに集まり、外の物音に聞き耳を立てながらゲームの終了を待ちます。

**アンケート
#BR
***興味
#vote(是非参加したい[7],都合が合えば参加したい[8])
 
***開催時期
#vote(5月下旬[6],6月上旬[2],6月中旬[1],6月下旬[4],それ以降(コメント欄に具体的にお書きください)[0])
 
***編成について
#vote(村、狼のみのシンプルなものがよい[3],村側役職や狂人も欲しい[6],第三勢力が欲しい[2])


**コメント
ご質問、ご希望などがあればお気軽にどうぞ!
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