Top / 企画村ページ / 【身内】絡繰人狼狂騒譚　−牙ナキ獸ハ何想フ−

企画村ページ

【身内】絡繰人狼狂騒譚　−牙ナキ獸ハ何想フ−

深海赤1533にて村建てました絡繰人狼狂騒譚―牙ナキ獸は何想フ―　
配布したパスワードにてご入村くださいませ（プロエピ含め最大16日間の見込みとなります）

【後の世、とある活動弁士の口上より】

時は大正。工場の灰に煤けたる重たき雪の積もる頃。
帝都の冬は昼なれど暗く、市民の心にも影が落ちるのは至極当然の事で御座いましょう。

先の大戦がもたらした景気は終戦とともに冷え込み、終わりの見えぬ閉塞感と縮まる気配のない格差に人々から吹き出す不平不満。
ヤレ自由だ、ヤレ平等だとデモクラシイが盛んとなり、後の世に聞く大災害が起こる前。

此れより語らうは、そんな激動の時代のひと時、ひと頃に起こった悲劇イヤ皮肉な喜劇哉。
弱く醜く儚く狡く、そして恐ろしく利己的な、牙なき獸が絡まり紡ぐ狂騒譚。
さァさ、さァさ、しばしお時間を拝借して、語らせて頂きましょう。

　　『絡繰人狼狂騒譚』　　　――ァ、はじまり、はじまりィ。

【木造の劇場。大正琴が、鳴り響き】

ｃｏｎｔｅｎｔｓ

この村の趣旨

醜く生き汚く利己的であることを推奨する、ちょっと特殊な人狼騒動村です。
信頼や友情、愛情など、命の危機の前に脆く崩れるかもしれません。
抑え込んでいた悪意や敵意も、ここぞとばかりに吹き出すかもしれません。

予定調和的に村側が勝つ村ではありません。
設定的に狼勝利待ったなしですが、狼勝利が約束されているわけでもありません。
結末はあくまで流れ次第で。
（狂気や混乱の末に、希望を見出すのも絶望に果てるのも、それぞれのＰＣにお任せします）

率先して醜く生き汚くなれる方だけでなく、汚くなりたいけど汚くなれない方も歓迎します。
どうしても真っすぐ生きてしまう、どうしても綺麗になってしまう、どうしても吊られに行けない、どうしても殺しに行けない――
大丈夫！みんなで狂えば怖くない！

（ぶっちゃけてしまうと、ＰＬ視点人間と分かっている人に殺意や敵意を向けるのは意外と難しく
その結果、序盤は特に「なにをしたらいいか分からん！」からの狼探し議論ＲＰになりがちなので、
ならばいっそ、最初から「生き汚く殺しあう事」を推奨すればいいのでは？というのがこの村です）

あくまでＲＰとして、愛のある殺伐を心がけましょう。
中の人ベースで泣いたり怒ったり攻撃することのないように！

レーティング・禁止事項・かけもち・発言について

レーティング
暴力描写はＲ１８です。
人間同士による殺人行為を推奨するという趣旨の為、参加・閲覧規制を設けています。
暴力行為そのものに対する規制はないものと思っていただいて構いませんが、グロ主体の村ではないので子細な描写はほどほどに。

性愛描写はＲ１５程度で。
挿入およびそれを彷彿とさせる性愛描写はＮＧです。
暗転は可ですが恋愛村ではないので、それ主体にならないようにお願いします。
恋愛要素は、物語を深める要素のひとつに過ぎません。
特定の相手と引き篭り、恋愛に勤しむことのないようにご注意ください。

禁止事項
・村の内容について、村の外で話す行為
・村の展開について、村の外で相談する行為
・メモ・灰・赤ログ以外での中の人発言
・メモによる過剰な中の人会話、及び展開や縁故等のすり合わせ
・ＰＣの向こうに生身の人間がいる事を意識しない行動
　（失踪、灰を含む全ログにおける暴言、意図的な寡黙、度重なる寝落ち、設定・展開・反応の強要等）
・（不可避の理由がある場合を除き）発言０、ダメ、絶対

かけもちについて
推奨はしませんが禁止もしません。掛け持ち先のルールに従ってください。
ただし、掛け持ちした結果、どちらかに偏るようであれば参加はご遠慮下さい。

発言について
・中の人発言が出来るのは、メモ、独り言、赤ログ内での襲撃相談のみです。
・メモと赤ログ相談も、雑談にならない程度でお願いします。
・独り言は自分の城！お好きなようにお使いください。ただし、エピで公開されることはお忘れなきよう。
・秘話の使用は限定的とさせて頂きます。
　使用する場合はロール上での描写を必須とし、長さも一言程度とします。
　例：「耳元に口を寄せて囁いた」「メモ紙を相手の手に握らせた」等
　また、反応は白ログ上で返すようお願いします。
　例：「聞こえてきた言葉に目を見開いた」「怒りに任せ、びりびりに破り捨てた」等
　秘話だけで関係が構築され、進んでいく事のないようにご注意ください。

更新履歴

6/17　wiki作成
7/23　CO開始
10/30　キャラセットをイロトリドリに変更

今後の予定

11/5　キャラ予約開始

村の設定

舞台

【街全体の様子】
時は大正、激動の時代。
第一次大戦と関東大震災の間の東京近郊（おおよそ1920年前後ですがだいたいでＯＫ）
活動写真をはじめとする大衆娯楽が広まり、老舗の呉服屋は百貨店に姿を変え、ちんちん電車が市内を走る。
和食から洋食へ、和服から洋服へ。西洋文化は都市部を中心に中産階級にも広く普及し
職業婦人の増加とモガの出現により、女性のありようも大きく変わろうとしていた。
その一方で、景気の悪化と縮まらない格差への不満と不安から、デモクラシーや市民活動も盛んになっていく。
郊外には工場が建ち並び、排出される煙で空は煤けて重く、降り積もる雪は薄く灰色に染まっていた。

【刻楼館（こくろうかん）】
物語の主な舞台。
元は明治時代に建てられた時計屋だが、現在は旅館として改装されている。
時計塔のある土蔵造2階建ての和洋折衷建築。屋根は瓦葺で、窓には舶来のギヤマンが嵌る。
吹き抜けのホールを螺旋階段が飾り、要所要所に木製の飾り彫りが施されている。
シャンデリヤが煌く食堂では、国産のビール、或いはサイダーと共に洋食が振る舞われる。
二階部分は全て客室。ベッドと机だけの簡素なつくりで、洗面所と風呂場は一階の共用のみ。
水道、ガス、電気は通っている。

実は明治初期の時計屋時代に、一家皆殺しの陰惨な殺人事件が起きた「いわくつき」。
大型の獣に食い荒らされたような死体の他、家族や奉公人同士で殺し合った形跡もあったという。
しかし帝都の街中に野生の獣などいるはずもなく、目撃情報もない。
その奇妙な痕跡から「人狼事件」と名付けられるも、犯人も証拠も見つからないまま時間だけが過ぎ、時代とともに噂も風化。
長い間放置されていた建物を買い取って改装し、今の形になった。
その経歴故か、時折、宿泊客の口から怪異現象が起こったという話も漏れるが、現状、実害はない。

墓下について

死後の世界です。
死者同士の接触は出来ますが、地上への干渉は出来ません。

役職について

人狼：普段は人間の姿をしており、その時の筋力などは常人と変わりありません。
唯一、感覚だけは鋭いので、死者の気配をうっすらと察することは出来ます。会話は出来ません。
獣の姿に化ければ人間を引き裂く事など容易いでしょうが、近代の人の世に於いて迷信めいた力は弱まっており
長時間その姿を保つことは出来ませんし、続けて化ける事も出来ません。
（村内の時間軸は夜ですが、狼の姿になれるのは襲撃時のみという事になります）
※参加人数によっては1狼１囁、もしくは１狼となります。

ダミー除き、全員狼・狂人系です。
狂人不在のノーガード編成をベースにしています。
占い師→魔術師
霊能者→魔神官（参加人数によっては無）
村人→狂人
と役職を変更していますが、狼の味方という訳ではありません。
死を目前にして全員が狂っているだけであり、「狼の味方をする人間」という役職は存在しません。
狼にとっては敵であり、獲物であり、時には都合よく混乱してくれる味方です。
生き汚く、他者を蹴落とすのもいいでしょう。
ここぞとばかりに恨みのある人物を追い落とすのも良いでしょう。
狼を含む他人を利用して生き延びようと目論むのも良いでしょう。
恐怖のあまり、混乱して恐慌状態に陥るのも良いでしょう。
狼勝利待ったなしですが、狼勝利が約束されているわけではありません。
同時に
予定調和的に村が勝つわけでもありません。
結末は、あくまでも流れ次第です。

見物人について

刻楼館に「いる」霊であり、時計屋時代の「人狼事件」で命を奪われた館の住人です。
時計屋の家族、住み込みの女中、書生、巻き込まれた客など、設定に制限はありません。
また、人間でも人狼でも構いません。

生者からその姿は見えませんが、プロローグ中は怪異現象を起こして不穏な気配を伝える事が出来ます。
（モノを動かす、音を鳴らす、影がゆらめく、鏡にうっすらと映る、等）
危険を告げているのか、逃がさないようにしているのか、などの在り方はご自由に。
1d以降、生者への干渉も生者からの感知も出来なくなりますが、死者との会話や接触は可能です。

進行

村時間４８ｈ＝リアル１日相当ではありません。
１ｄからエピまで、一晩の間に起こったこととお考えください。

プロローグ：
帝都の郊外。時計塔が目を引く宿屋「刻楼館」に人々が集まっています。
宿屋の主に、従業員、遠方からの旅行客、馴染の夫人など、色々な人がいるでしょう。
時折、不穏な気配を感じる事もあるかもしれませんが、穏やかな時間が過ぎていきます。

１ｄ：
ゴーン、ゴーン……。
１０の鐘が鳴り、夜を告げます。
それと同時に全ての窓や扉が奇妙な力によって封鎖されますが、異変に気付く人は、まだ少ないでしょう。
食堂はバーへと様相を変え、夜は穏やかに更けていく――はずでした。

２ｄ以降：
宿の主（ダミー）の無残な遺体が見つかり、人々は恐怖することになります。
ですが建物の窓という窓も扉という扉も固く封鎖され、外に逃れる事は叶いません。
つまり、間違いなくこの中の誰かが、殺したのです。
あのひとか、このひとか。
生きる為に殺さなければ。
誰にすり寄るのが得策か。
いい機会だから気に入らないあいつを殺してしまおうか――。
弱く醜く儚く狡く、そして恐ろしく利己的な、生き抜くための殺し合いが始まります。

処刑について
２ｄ以降、前半２４ｈまでにメモにてＰＬ視点での投票先の申告をお願いします。
　→最多票取得者がその日の処刑先となり、同数の場合は村建てがランダムを振ります。
　　→投票が出揃わなかった場合は、流れ次第のＰＬ視点投票とします。
ただし、自薦があった場合はその方が処刑先となります。

いずれの場合でも、更新前に死亡確定させることを推奨しますが、リアル事情などにより、更新後に持ち越すことになっても構いません（霊話オン）
（狼の襲撃もあるので、遅くとも更新日の２３時ごろには処刑先が固まっていると有り難いです）
なお、初回のみ、前半２４ｈまでに投票が出揃わなかった場合はその時点でランダムを振らせて頂きます。
２狼の為、狼が出た場合のみ振り直しと致します。

処刑は、出来る限り参加者によるキリングを推奨します。
自殺や失踪は、禁止ではありませんが非推奨です。
殺意を持って人間が人間に手を下すのが理想ではありますが
「人の手によって殺された」のであれば、もみ合いによる事故死や狼が手を下すのも可。
狼による襲撃ロールはご自由に。

参加者ＣＯ

7/23（土）0:00（22日金曜日の24:00）より解禁しております。

特殊なルールに基づく村のため、身内村とさせて頂いております。
（見物人は、その限りではありません）

村建てとTwitterもしくはSNSで直接つながっている方を優先的に募集し、
8月1日時点で空席がある場合、既参加者様と繋がっている方のＣＯを受け付けます。
（知らない人と遊ぶのが嫌！という訳ではないので、新規フォロー・マイフレ登録はお気軽にどうぞ）

キャラ予約

11月5日　0:00より開始します。
狡く醜く生き汚くという趣旨から、狼以外でも赤差分を使えるようイロトリドリとしました。
早い者勝ちではありません。被った場合は譲り合いの精神でお願いします。
見物人の方もこちらでどうぞ。

コメント

何かコメントがあればお気軽にどうぞ。

• 見学から抜けさせていただきました、すみません。良き村になりますように。 -- kanko? 2016-11-08 (火) 20:27:36
• kankoさま＞見物からの辞退、確認しました。ご報告ありがとうございます。またどこかで機会がありましたら、よろしくお願いします。 -- まゆねこ? 2016-11-09 (水) 00:39:58

お名前:

添付ファイル: 写真３.png 143件 [詳細]

       

Last-modified: 2016-12-03 (土) 09:41:24 (2710d)

Site admin: 人狼物語（瓜科国）

PukiWiki 1.4.7 Copyright © 2001-2006 PukiWiki Developers Team. License is GPL.
Based on "PukiWiki" 1.3 by yu-ji. Powered by PHP 5.2.17. HTML convert time: 0.006 sec.