企画村ページ/いろはロワイアルＦ

開催国	ぐたるてぃめっと国（予定）
定員	16名（ダミー込み）
更新時刻	25時更新
更新間隔	48H(人数半減以降24hコミット考慮)
投票方法	記名
役職配分	自由設定
参加制限	参加用パスワード必須
登場人物	いろはファンタジー
発言制限	多弁(1500pt)
開始方法	手動開始
文章系	未定
ランダム	あり（完全RP村ですがアリです。何故なら理不尽こそがバトロワだから）
役職希望	有効
ＩＤ公開	なし
屍食鬼化	なし
閲覧制限	18歳以上/グロあり
企画人	migya サブGM：apricot/mythomania

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注意事項

いろはセットですが、ファンタジー世界でのバトロワのため、*本編中の変身は禁止*です。
掛け持ちについては、こちらでは特に制限しません。
掛け持ち先の規定と個々の能力と時間的余裕とにお任せしますが、
こちらの参加状況が酷い場合、今後、私が建てる村への参加をお断りする場合があります。

■はじめに
この村は、いろはロワイアルシリーズのファンタジー版です。
中学生のクラスメイト同士が殺し合うのとは、少々雰囲気は異なってくるかと思いますが、参考まで。
いろはロワイアル
 いろはロワイアル2

■キャラクター設定について
この世界、エルフもドワーフもいますし、魔法もあります。
（ただし、触媒がないと魔法は発動できない世界です。魔法職無双を避けるためです。詳細は武器欄で）
デフォルト役職が盗賊とか傭兵とか騎士とかおりますし、割となんでもありです。

採用するかは未定ですが、ステータス配分をする可能性があります。
（例：15Ptを力/技/魔に任意で配分する、等）

判断に迷う部分があれば、コメント欄なりSNSメッセージなりDM等でご連絡を。

■プログラムについて
かたちを変えた徴兵制のようなものと思ってください。

共和国の国民全員が定期的に受講を義務付けられる、愛国教育。
そのクラスのなかからランダムで選ばれて、殺し合いを強制されます。

詳細設定＠別に読まなくてもいいですが読んでいただくと濃いロールが出来るかも

市民革命によって成立した"共和国"は、王政・帝政を維持する周辺国家から危険視されることとなった。
当の"共和国"もまた、自らの共和政体を絶対善とし、旧弊旧悪と看做す周辺君主制国家群を、自由と平等の旗の下に"解放"しようと目論んでいた。

しかし、"共和国"の野望は、容易には現実とはならなかった。
王族を公開処刑した"共和国"の所業は、開明的な立憲君主制国家でさえも、"やり過ぎ"と看做したのだった。
革命の波及を警戒した周辺諸国が、王室帝室の複雑な血の繋がりを介して対"共和国"大同盟を組み、国際的孤立が確定的となったのである。

もっとも、大同盟が成立したとはいえ、"共和国"は健在だった。
"共和国"に優秀な指揮官が揃っていたことと、大同盟諸国の足並みが不揃いであったことも幸いしただろう。
が、"共和国"に勝利をもたらした最大の要因は、兵の士気である。
革命という現象に決まって付随する熱狂的ともいえる士気は、四方から侵攻した大同盟軍を撃退するのに十分であった。
王や貴族の既得権益を守るために戦う大同盟軍の兵士と、自らの権利を守るために戦う"共和国"軍の兵士とでは、戦意に天地ほどの差があったのである。

そうして命脈を保った"共和国"であったが、国際的孤立と紛争が常態となり、多大な軍事的負担を強いられることとなった。
市民軍によって革命を成し、周辺諸国からの干渉を撥ね退けた"共和国"首脳は、いわゆる"市民"の力に一種の信仰を抱き始めた。

その結果として創設されたのが、自由民主共和人民革命愛国精神保持者選抜プログラム――通称"プログラム"であった。

貴賎を問わず、国民全員が週一回の受講を義務付けられる愛国教育。
約50人で構成される"クラス"をランダムに選出し、実施対象とされる"プログラム"。

――反革命的な近隣諸国を打倒するため、より強い革命的共和精神の持ち主を選抜し、
自由と平等の尊さをあまねく世界に知らしめる人民軍の精鋭として抜擢する――と、ある。

だが、それは、いかなる美辞麗句で飾ろうと、友人知人同士の殺し合いに他ならなかった。

しかし、血塗られた軍旗を血で洗い、敵の血で田畑の畝を満たして革命を成した"共和国"指導層は、血に酔っていた。
あるいは、泥酔していたといってもいい。

人口約2500万人の"共和国"で、年間20クラス――約1000名。
その程度の犠牲で、国内を纏め上げられるならば、安いものだと考えていたのだった。

国民もまた、似たようなものだった。
自分や家族が関わるのは、どうせ、ごく僅かな確率だ――そう、自分に関係がないのだから、声を上げる必要なんてない。
だって、声を上げたなら、まず自分が真っ先に断頭台に送られる。反革命的反共和的な精神の持ち主とかいう、よく判らない理由でだ。
だから、黙っておくのが賢いのだ。それはまあ、不幸にも"プログラム"に選ばれてしまった"クラス"の人々や関係者には同情するけれど――それが"共和国"に必要な犠牲で、それが国民の義務なら、仕方ないってものだ、そうだろう？

――この"プログラム"は、後世、恐怖政治《ﾃﾛﾙ》と称された政治体制の象徴として、歴史教科書に掲載されることになる。

けれども、この時点では――国民の多くが、諦念と共に自分の良心を誤魔化すなか、今年もまた、"プログラム"の季節が始まった。

■所持品について
武器や魔道具の類は、すべて没収されます。
懐に収まる程度の物品はそのまま所持できますが、
基本的には、一定以上の殺傷力のあるものは没収されると思ってください。

■武器について
【注意】銃器はありません【注意】

原作同様、ランダムに武器が配られます。
ゲーム開始以降、頭陀袋を開いて、武器を確かめてください。
1d50を振って、武器テーブルを参照してください。

なお、魔法能力の高いキャラクターでも、魔道具を所持しないと魔法は使用できません。

また、ステータス制を採用する場合の話ですが、
必要ステータスに不足の場合は、武器の性能を十分に発揮できません。
（例：筋力が足りずに剣に振り回される、技術が足りずに矢がまっすぐ飛ばない、脳筋なのでへろへろな魔法しか撃てない etc）

※管理が面倒なので採用しない可能性が高いです、現状。

武器テーブル

NO	分類	名称	必要ステ	説明
01	刃物	ナイフ	なし	15cmほどの短剣。旅人の必需品。食事に加工、護身まで。
02	刃物	ダガー	力1技1/技4	小ぶりな短剣。今なら2本セットでお得です。技4以上から投擲も可。
03	刃物	スティレット	力2技2	30cmほどの刃のない刺突剣です。慈悲の短剣、ミセリコルデとも。
04	刃物	カッツバルゲル	力2技2	70cmほどの片手剣です。どちらかというと刺突向き。
05	刃物	サーベル	力3技3	護拳のあるやや湾曲した片手剣。将校の象徴で、残撃に向く。
06	刃物	レイピア	力2技5	決闘用の細剣。ひどく細く、下手に用いると折れてしまう。
07	刃物	フランベルジェ	力3技2	刀身が波打った片手剣。止血が難しく、苦痛を与える剣とも。
08	刃物	クレイモア	力4技2	1mほどの両手剣。両手剣としてはやや小ぶりで、素早い剣戟が可能。
09	刃物	ツヴァイハンダー	力6技3	1.8mほどの両手剣。重厚で長大のため、威力は大きいが扱いは困難。
10	刃物	ドラゴンキラー	力10技5	あまりにも大きすぎ、ぶ厚く重く大雑把すぎる、まさに鉄塊。
11	鈍器	フライパン	なし	家庭用の鉄鍋です。油がよく馴染み、母から娘に継がれることも。
12	鈍器	棍棒	力2	硬い木を削りだした70cmほどの棍棒です。釘を打てば威力アップ。
13	鈍器	メイス	力3/魔2	神官が用いることの多い80cmほどの鉄製鈍器。魔2以上で弱い光魔法が扱えます。
14	鈍器	モーニングスター	力4技3	柄と棘付き鉄球を鎖で繋いだ武器。遠心力で大ダメージを与えます。
15	鈍器	ウォーハンマー	力6	城門の破壊にも用いられる重厚な戦槌。威力は高いが扱いにくい。
16	長物	物干し竿	力2技2	洗濯物を干すための棒。2mほどあるので、武器にはなる。
17	長物	ジャベリン	力3技2/力5技4	投擲にも適した1.6m程の槍。力5技4以上で強力な投擲可能。
18	長物	パイク	力5技2	集団運用で槍衾を作る5mほどの歩兵槍。単独ではその長さが扱いにくい。
19	長物	トライデント	力3/魔3	漁師の用いる三叉槍。魔3以上で弱い水魔法が扱えます。
20	長物	シックル	力3技3	草刈りなどに用いられる農具。170cmほどの柄の先に湾曲した刃があります。
21	斧	ハチェット	力3	山師などが用いる、枝や下生えを払う鉈。戦闘用ではないが、それなりの威力はある。
22	斧	金の斧	力4	黄金で出来ており、不必要に重い斧。純金のため柔らかく、打ち合いには向かない。
23	斧	フランシスカ	力2/力2技3	軽量な片手斧。力2技3以上で有効な投擲も可能です。
24	斧	バトルアクス	力5	厚い刃の戦斧。取り回しに難があるが、威力は大きい。
25	斧	ハルバード	力6技6	3mほどの戦斧。先端は槍状で、斧刃の反対側には鉤もある。熟練者が扱えば恐ろしい武器。
26	鞭	リボン	なし	ひらひらした真っ赤なリボン。髪を飾ったりするのに用いる。自分を縛って贈り物にしてもよい。
27	鞭	教鞭	技1	教育現場で用いられる、先端の広い短鞭。風切音と打撃音は大きいが、致命傷は与えられない。
28	鞭	ブルウィップ	技5	牛追い用の長い鞭。手馴れた人間が用いれば、鞭の先は音速を超えて大きな音を発する。
29	鞭	フレイル	力1技2	元は農耕具の、根を紐で繋いだ武器。容易に扱え、遠心力で威力もそれなりにある。
30	鞭	ナインテイル	技4	柄に9本の革紐を付けた拷問器具。拷問用のため、音や腫れは大きいが致命傷は与えにくい。
31	弓	コンポジットボウ	力2技5	複合素材の短弓で、射程や威力には劣りますが、1分に10発以上の速射が可能です。
32	弓	ロングボウ	力4技6	扱いに腕力と技術を要する長弓。扱えるなら、500m以上の射程と鎧をも貫く威力が強力です。
33	弓	クロスボウ	力2技2	発射状態にセットしてしまえば、誰でも扱える機械弓。威力は高いが、1分に1･2射しかできません。
34	投擲	スリング	技3	拳大の石を投じる投石器。原始的ながら、無音で高威力です。辺りで拾えば矢玉の心配もなし。
35	投擲	聖なる手榴弾	なし	爆破の魔法が込められた手投げ弾。2発しか配布されないが、ピンを抜くと5秒後に爆発する。
36	魔法	バイブル	魔2	共和国の国教の教えが記された書。魔法の素養があれば、弱い光魔法を扱える。分厚いので殴打にも。
37	魔法	ワンド	魔3	30cmほどのオークの棒。初歩的な属性魔法を扱える。
38	魔法	魔法の指輪(火)	魔5	魔道具として優秀なルビーを備えた、中程度の炎魔法を扱える指輪。
39	魔法	魔法の指輪(水)	魔5	魔道具として優秀なサファイアを備えた、中程度の水魔法を扱える指輪。
40	魔法	魔法の指輪(風)	魔5	魔道具として優秀なエメラルドを備えた、中程度の風魔法を扱える指輪。
41	魔法	魔法の指輪(土)	魔5	魔道具として優秀な琥珀を備えた、中程度の土魔法を扱える指輪。
42	魔法	スタッフ	魔5/力2技2	1.5mほどの杖。中程度の四属性魔法を扱える。力2技2以上で長物としての扱いも可。
43	魔法	精霊の杖	魔8/力2技2	1.5mほどの杖。高威力の四属性魔法を扱える。力2技2以上で長物としての扱いも可。
44	魔法	秘伝の魔法書	魔7/力2	強力な魔法を扱える魔道具。高威力の四属性魔法を扱える。力2以上で鈍器としても。
45	魔法	ネクロノミコン	魔15/力2	異世界の怪物を召喚し、使役する魔道書。力2以上で鈍器としても。
46	特殊	フォーク	なし	お約束のフォーク。高価な銀器です。
47	特殊	鎖帷子	なし	胴体を守る鎖帷子。なまなかな刃物は通しません。
48	特殊	バックラー	なし	円形の盾。片手で保持し、腕や手首に装着して、相手の攻撃を防ぐ盾。
49	特殊	守りの指輪	なし	飛び道具や魔法などの間接攻撃を逸らし、威力を軽減する。
50	特殊	魔法の地図	なし	配布された地図と同じもの。自分の所在エリアとの周囲8エリアで人の場所が表示される。

既出番号であった場合は、次の番号の武器を取得してください。
参加者・見物人の全員が武器を取得したのち、NPCの武器が決定されます。
（参加人数次第で、進行の円滑化のため、GMが一括でダイスを振る可能性もあります）

NPCを倒して武器を奪ったり、同行NPCの武器を預かるなどするのは自由ですが、それなりのロールは必須です。
あまり都合のいい略奪強化はご遠慮ください。
たとえば、か弱い魔法系女子がナイフ一本で筋骨隆々の男性を倒して武器を奪うのは大変ですし、
成り行きで同行しているだけの大して親しくもない相手に武器を預けるということもないでしょう。
もちろん逆に、NPCに襲われて武器を落としたとか、騙されて武器を奪われたなども自由です。

■拾得品について
配布品あるいは個々の所持品以外のアイテムについてです。
一般的なファンタジー世界のイメージに沿うものであれば、問題ありません。
　例：民家で包丁や聖書などを得る。農家で鍬や鎌などを得る。

ただし、強力な魔道具や業物の武器などの取得はご遠慮ください。

■レート＠えろぐろについて
一応、映画版がR-15ですので、15歳以下の方は申し訳ありませんが参加不可とします。

基本的に互いの合意があれば描写制限はありませんが、
エログロが主目的の村ではないので、そこは適当な匙加減でお願いします。
目安としては、青年誌程度としてください。
本番突入は暗転で、という程度にて。

■投票・襲撃について
投票は、他殺あるいは自殺を問わず、死亡フラグが立っている人に投票となります。
それでも、吊られた人が状況的に、誰もキリングできない場合もあるかもしれません。
そういった場合は、禁止エリアに引っ掛かってぽーん、或いはNPCによる殺害となります。
それは寂しいので、皆さん、頑張って殺したり殺されたりしてください。

襲撃については、基本的に赤側が殺害できる対象を襲撃してください。
というよりか、襲撃したいのであれば、殺害しにいってください。
難しい場合は、無理に襲撃する必要はありませんので、襲撃パスも可です。

■NPCについて
参加者が48人集まらないかぎり、参加者以外のキャラはNPCとなります。
これらのキャラはそれぞれPCと同様に武器を配布され、恐怖し苦悩し疑心暗鬼し、生還や友情や恋のために行動します。
攻撃されれば、性格や状況や手持ち武器次第で、反撃したり逃走したり命乞いをしたりするでしょう。
NPC同士での同行やNPC同士での交戦も発生しますし、PCとの同行･交戦も有り得ます。

また、シリーズ過去回と同様に、GM側がNPCの行動を描写することもあります。
NPC虐殺で超強化！などしていると、特定PCに対する共同戦線結成も有り得るかもしれません。

■その他の注意事項
・広域火災など、マップ全体に影響あるものはご遠慮ください。
・PC視点にて行動してください。PL視点情報に基づく予防措置は、エスパーに近いです。

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役職

生徒たちの荷物には、首輪についての以下のメモがあります。
なお、このメモは消えるインクで記されており、開始後暫くすると消えるので、【このメモによる役職証明はできません】。

07人：ダ村霊犬狼狼狂
08人：ダ村占霊犬狼狼狂
09人：ダ村占霊犬血狼狼狂
10人：ダ共共占霊犬血狼狼狂
11人：ダ共共占霊犬血狼狼狂邪
12人：ダ共共占霊犬血狼狼狂狂邪
13人：ダ共共占霊犬血呪狼狼狂狂邪
14人：ダ共共占霊犬血呪狼狼衰狂狂邪
15人：ダ共共占霊犬血呪稼狼狼衰狂狂邪
16人：ダ村共共占霊犬血呪稼狼狼衰狂狂邪

■人狼陣営（赤側も疑心暗鬼にするため、騎士を黙狼にする可能性があります）

首無し騎士（２名）：
君たち全員の生命活動が停止すると、クラスメイト全員の首輪の起爆装置が停止する。
つまり、君たちは仲間以外の全員から狙われる立場にあり、君たちが生き残るには仲間以外の全員を殺すしかない。
正体を隠しながら上手く立ち回って、クラスメイトを殺していくことだ。
君たちには、仲間との通信機能が与えられている。有効に活用するといい。
他のクラスメイトに気付かれないよう、声のボリュームには注意するように。

衰狼：
（人狼のメモ＋以下）
ところで、君の首輪にはもうひとつの仕掛けがある。
この残り時間がゼロになったとき、君の首輪は爆発する。
君の仲間がひとり死ぬ度に、この残り時間は例外なく24時間マイナスされる。
（24時間が何秒になるかは、自分で計算できるはずだ。君に真の革命精神があるならば）
だが、絶望するにはまだ早い。首輪が爆発するのは、残り時間がゼロになった瞬間だけだ。
彼らは君を仲間と思って、警戒を解いているだろう。容易い仕事のはずだ。
躊躇う必要はない。人間、誰しも自分が大切のはずだ。無論、黙って死ぬのもまた、君の自由だが。

狂人：
君の死はクラスメイト達の起爆装置の停止には影響しないが、君の仲間が全滅した瞬間、君の首輪は爆発する。
しかし、君は仲間が誰か判らないし、君の仲間も君の正体を知らない。
黙っていれば殺されるだろうが、正体を明かす相手を間違えれば、やはり殺されるかもしれない。
無論、正しい相手に打ち明けたとしても、信じてもらえるとは限らない。
難しい立場だと嘆くなかれ。人生は、そういうものだ。

■村側陣営
村人（２名(１名はダミー)）：
君の首輪には、何の能力も与えられていない。
けれども、落胆する必要はない。
いざというとき頼れるものは自分自身だけだということを、君は学ぶことが出来るのだから。

占い師：
君の首輪は、任意のクラスメイトの首輪に起爆停止装置が仕込まれているのかを知ることが出来る。
ただし、使用できるのは24時間に1回だけだし、彼らに君の能力が知られれば、真っ先に狙われることになるだろう。
誰に能力を明かすかは、よく考えて行動したほうがいい。信頼は、安いものではない。

霊能者：
あと何人殺せばいいか、知っているのは君だけだ。
起爆停止装置のついた首輪をしたクラスメイトが死んだ場合、ランダムにある程度の時間を置いたあと、君の首輪に通知される。
君への通知がなければ、君のクラスメイトたちは無駄に死んだということでもある。生と死の意味を学ぶといい。

賞金稼：
君が生きているかぎり、君の首輪は何の効果も持たない。
君の首輪は、君の生命活動が停止するとき、誰か1人の首輪を爆発させることができる。
事前にセットしておくこともできるし、モニターしている我々に向かって伝えてくれてもいい。
それが明白な意思だと判断できれば、その対象は死亡する。
自分を殺そうとする相手を脅すもよし、憎い誰かを道連れにするもよし、1人で死ぬもよし。
君が人生最期の瞬間に何を選択するのか、我々は楽しみにしている。

呪人：
君の首輪には、特殊な発信装置が仕込まれている。
君たちの中に1人だけ、起爆停止装置の有無を調べることの出来る首輪を持つ者がいる。
しかし、君の首輪に起爆停止装置があるかどうかを調べた瞬間、その首輪は爆発する。
もっとも頼りになる味方を殺したくなければ、怪しまれないように注意しなければならない。
だが、調査を避けすぎれば、調べられたくないのだと疑われることにもなるだろう。匙加減を覚えることは大切だ。

狼血族：
君の首輪には、何の能力も与えられていない。
けれども、落胆する必要はない。
いざというとき頼れるものは自分自身だけだということを、君は学ぶことが出来るのだから。

そう、君の首輪には何の能力も与えられていない――それは確かだ。
しかし、君たちの中に1人だけ、起爆停止装置の有無を調べることの出来る首輪を持つ者がいる。
さて、君が向けられたのは、疑惑か信頼か。君の首輪は調べられた。
君を調べた何者かには、君の首輪には起爆装置が"ある"と伝えられる。それが、君の首輪に科せられた罠だ。
君を調べた者が信じるのは、我々の与えた情報か、それとも君のことか。今こそ、君という人間のすべてが試される。

人犬：
君の首輪には、蘇生剤が仕込まれている。
君の生命活動が停止したとき、それは自動的に君の体内に注入される。
もっとも、効かないこともあるし、効いた場合でも効果は長くとも24時間。それが過ぎれば、君は今度こそ死人となる。
自分を殺した相手に報復を果たすもよし、誰かのために生きるもよし――幻の時間で何をするのか、それは君の自由だ。

共鳴者（２名）：
君たちの首輪は、二つでセットになっている。
耳を澄ませ、首輪に話しかけてみるといい。
君たちの首輪には、起爆停止装置は存在しない。
他の人間はどうあれ、君たちは少なくとも1人の信頼すべき相手を得たことになる。
もっとも、物事は良い面ばかりではない。
この首輪に内蔵されたスピーカーは骨伝導式だ。たとえ耳を塞いでも、互いの悲鳴や苦悶は伝わってくる。

■第三陣営
邪気悪魔(自撃ち)：
君の首輪には特権が与えられている。
クラスメイトのなかで、誰か、殺したい相手を選びたまえ。

――選んだようだね。
その相手と君とは、二人とも生き残ることは出来ない。なんとしても、選んだ相手を殺したまえ。
起爆装置が停止したとき、もしも君と相手とが生き残っていれば、その瞬間に君たちの首輪は爆発する。
この情報は、君が選んだ相手にも伝えられる。君もまた、相手に狙われる立場になったのだ。
他人に悪意を抱けば、君もまた憎悪される――ひとつ、人生の勉強になっただろう。
（※前村と異なり、相手を殺しても起爆装置解除にはなりません）

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