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旅人が最後に足を踏み入れた場所。
旅人の故郷。誰も旅人を覚えていなかった。
旅人は旅人だから、そこは旅人の帰るべき場所ではなかった。
旅人は自分の旅して来た所を子供達に面白可笑しく語った。
やがて子供達にとって旅人がいる事は当たり前になった。
やがて大人たちにとって旅人がいる事は当たり前になった。
どうやらこのなかには、むらびとが1にん、じんろーが2にん、きょーめいしゃが16にんいるみたい。
[片付けても片付けても埃とガラクタしか出てこない物置]
ゴミ箱だな…
これ、物置ごと燃やしちまえばいいんじゃねーの…
[ぶつぶつ言いながらも片づけを続行していると、一冊の使い込まれた手帳が目についた]
なんだこれ?
[手にとって埃をはたくと、一向に終わりそうにない掃除への嫌気も手伝ってか、少年は気まぐれに手帳を開いた]
がきんちょは、コミットボタンを「ポチっとな!」
【きょーめいしゃ】だよ!
なにかひびきあってるよ!
ほかのきょーめいしゃは、かわいくないよ 幽 だよ。
ほかのきょーめいしゃは、ましょうじゃないよ ましゅ だよ。
ほかのきょーめいしゃは、個性が欲しい ウエティ だよ。
ほかのきょーめいしゃは、あったかコーラ大好き シノン だよ。
ほかのきょーめいしゃは、飛び込め ユーノ だよ。
ほかのきょーめいしゃは、スッチー snowfox だよ。
ほかのきょーめいしゃは、黒百合姫 ああむ だよ。
ほかのきょーめいしゃは、くみちょう るる だよ。
ほかのきょーめいしゃは、伊達マスク 龍全 だよ。
ほかのきょーめいしゃは、ちょこれーと ミミ だよ。
ほかのきょーめいしゃは、湯上がり ケニー だよ。
ほかのきょーめいしゃは、魔性ではなく魔族 人師 だよ。
ほかのきょーめいしゃは、生まれ変わった がる だよ。
ほかのきょーめいしゃは、睡眠不足 anno蓮華 だよ。
ほかのきょーめいしゃは、変態包帯 せんちゅ だよ。
旅人は村人になった。
村人が几帳面に残してきた旅の記録。
それだけが村人の過去の証。
今、一人の少年が村人の過去を覗いている。
●
こんな所に…
目の前に現れた無機質な白い外観の建造物に、思わず呟いていた。
おおよそ人など訪れそうにない荒野にこんな建物が。
それとも、これが建てられた時にはこの辺りも町として栄えていたと言う事だろうか?
中に入ろうと扉に手をかけたが…重かった。
ぬおおおおお、と誰かに見られていたら軽く笑われそうな気合の声を上げながら分厚い扉との激戦を制し中へと足を踏み入れた。疲れた。
最初の初期設定では、「旅人はホットコーラが大好きで、とにかく暇があればホットコーラを飲む」という感じだったのですが…確実に怒られそうな予感。
プロを見る限り、皆さん、ボケまくりそうなので、私は軌道修正係になった方が良いんでしょうか。
とりあえずは様子見しましょう。
●
疲れたので、こんな時の為に用意しておいた「ホットコーラ」を飲む事にした。
美味しい、やはり疲れた時はホットコーラに限るな、うん。
…いや、投下しませんよ。
我慢しますよ、最初ですし。
ほかのきょーめいしゃは、かわいくないよ 幽 だよ。
ほかのきょーめいしゃは、ましょうじゃないよ ましゅ だよ。
ほかのきょーめいしゃは、個性が欲しい ウエティ だよ。
ほかのきょーめいしゃは、あったかコーラ大好き シノン だよ。
ほかのきょーめいしゃは、飛び込め ユーノ だよ。
ほかのきょーめいしゃは、マスケラード仮面 そらたか だよ。
ほかのきょーめいしゃは、スッチー snowfox だよ。
ほかのきょーめいしゃは、黒百合姫 ああむ だよ。
ほかのきょーめいしゃは、くみちょう るる だよ。
ほかのきょーめいしゃは、伊達マスク 龍全 だよ。
ほかのきょーめいしゃは、湯上がり ケニー だよ。
ほかのきょーめいしゃは、魔性ではなく魔族 人師 だよ。
ほかのきょーめいしゃは、生まれ変わった がる だよ。
ほかのきょーめいしゃは、睡眠不足 anno蓮華 だよ。
ほかのきょーめいしゃは、変態包帯 せんちゅ だよ。
■
目が覚めると、ひとつの大きな部屋の中にいた。
頭を振って、寝入る直前のことを思い出す。
…そうだ。荒野を旅し、日も暮れて疲れていたところ、珍しくも有り難く建造物を見つけたため、裏戸口と思われる小さな扉を通り、この部屋に足を踏み入れたのだった。
人の気配がしないというのに妙に綺麗でからっぽなこの部屋で、座り込んだままうとうととしていたらしい。
扉を眺める。
その向こうは今、昼だろうか、夜だろうか。
どのくらい眠ってしまったのだろう。
視線を反対側の、建物の奥部へと続くてあろう扉に移す。
そしてこの建物は、どんな建物だろうか。
何にせよ行動を起こすために、私は立ち上がった。
なんかいきなり一人称決めるのもあれかな。って思って一人称使わないようにしようって思ったら
予想外に難しいねw
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