840 偽典・宵闇の琥珀-人魚の島-【立会不要】
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助教授 上田雪寿 は、宝石作家 夕凪アカリ の真名を探った。
久慈家現当主 久慈 カスイ の閉じ込められた琥珀が、足元に落ちていた。
《★占》 宝石作家 夕凪アカリ は 魔術師ではなかった 。
作家 新原龍一郎 小粒の琥珀が落ちていた。人魚が涙を流していたのだろう。
相続者の足元に青琥珀がひとつ。
覗き込むと、久慈家当主だった女が踊るように揺らめいていた。
相続者候補と、久慈家と契約の切れた魔術師。
久慈家当主の名を継ぐものは、果たして誰か。
生存中の容疑者は、作家 新原龍一郎、私立探偵 笹倉遥、学生 嘉瀬石蕗、華道家 桂草月、助教授 上田雪寿、宝石作家 夕凪アカリ、当主の妹 久慈紅緒、異母弟 井住優也、古書店店主 古座野縁、放蕩者 深山華織、良家の娘 紅藤鹿ノ子、陸軍大尉 真崎正毅、女学生 神楽坂チヱコ 13 人。
当主の妹 久慈紅緒
おっはよう！
早速夕凪さんを探るね！
はいこれ、優兄から貰った万華鏡。
これを通して、夕凪さんを見てみるわ。うん、媒介無いと探れないから勘弁ね。
………。
あれ？
きらきらしてない。どす黒い。何これ…？
【夕凪さんは魔術師よ！】
やった引いた！
此処からさくさく仲間の魔術師見つけるよ！
しかし今は眠いわお休み。
姉さんは、本当に琥珀になったのね…。
[転がっていた青琥珀を一瞥してから、寝に行った。**]
【墓】 久慈家の猫 スズ
[ころん]
…花穂、やっと御主の夢が叶ったのじゃな
[琥珀に閉じ込められた美しい久慈家当主を見て、呟く]
今まで沢山の琥珀を扱ってきた御主が、琥珀になってしまうとは…
次期当主が無事決まるといいのぅ
[花穂に向けられるのは、微かな笑み]
【墓】 久慈家の猫 スズ
…さて、紅緒がなにか見つけたようじゃのぅ。
またいつもの悪戯…でなければいいのだが。
夕凪は魔術師なりや？
はたまた魔術師に身代わりにされた悲しき相続候補者なりや？
よほどの事が無い限り、今日殺意を向けられるのは夕凪じゃろうな…
古書店店主 古座野縁
(小声で)お嬢さん、良かったですね。望みが叶って…。
【紅緒→夕凪黒確認】
さて敬語がめんどくなった(笑)んで止めさせてもらうよ。
＞鹿ノ子お嬢
前半：探偵さん祭のくだり、結論は白だが、そこに至るまで見せている思考に引っかかっている部分もあったように見られたから、探偵さんの考えを探るための質問はしないのかという意味。
後半：深山氏ｰ軍人さん間の対話についての質問は、軍人さんを白と言い深山氏に引っかかっているようだったから、このあたりの対話から何か拾うものはないか聞いて見たかった。
あたしの軍人さん解釈はこのあたりを基にしているからな。
古書店店主 古座野縁
あと作家先生の呼吸についての解釈？
COまわり全体をみた印象。「〜しなければならない」等発言が重くて動き辛そうだったからな。
あたしは対抗がいる好事家という役職自体にそんなプレッシャーを感じるとは思えんから本人の性格か偽と解する。
性格かどうかは追いおい分かるだろ
>>1:338>>1:340
笹倉探偵あんた紅緒お嬢と同じところで引っかかってるぞ(笑)
軍人さんはどっちにも取れるって書いたはずだが。今の発言印象と照らすと人寄り。
判断つかなくなりそうなのは軍人さんの性格要素が黒より(詳細は今日の灰考察に落とす予定)なのと状況白のバイアスを吟味した結果そうなりそうなら。
軍人さんがそのままつっ走ってくれればここは問題なくなる予定だ。
古書店店主 古座野縁
＞探偵さん
★>>1:91のアピールって前半？後半？
であたしが探偵さんにすり寄ってたかな？
★>>1:340の何かって何だろうね？
言ってみてくれていいんだよ？
＞紅緒お嬢
あたし評、魔術師かどうか悩んでたね？
つまり人外なら妖精枠ということでいいかい？
これ純粋な興味なんだが、あたしは妖精入りのとき、よく妖精扱い(溶ける方)されるんだ。そこ、自分じゃ分からなくてね。
どこらを見て判断してるか、考察のときに教えて欲しい。
別にこれは別の同じ解釈を持ってる人が教えてくれるでもいいよ。
【赤】 異母弟 井住優也
…うん、矢張り紅緒が牡丹だったか。有難うな。
実は、割ってくるとは余り予想してなかったんだ。そうか割るのか。
まだ黒見つけてない真を抜くのは厳しかろうし、信用勝負持込みの感じだろうかね、これ。
よし一緒に頑張ろうか、牡丹。キツい思いさせなきゃいいんだが。
【赤】 作家 新原龍一郎
あぁ……ふふ……。
牡丹、貴方が我々の協力者なのですね。
どうぞ宜しくお願い致します。
[…は、青琥珀を見た。]
…綺麗ですね。
あぁ、欲しいなァ。
上田さんに貰って欲しいようだけれども、私が二人分、対で頂くのは駄目でしょうか、ねぇ。
うふふ…。
古書店店主 古座野縁
・ゾーン分けについて
あたしの初日自己評は、「うっかり村の流れに乗りそびれた」。
だからこの立場でできることのひとつとして、他の灰の初期配置を見ていた。
周辺部にまず魔術師１人はいる。ただし周辺部から中に入ろうとする動きも見られる。
結局は中心に誰か行かない限り魔術師側も勝ち目は低いだろうね。
って考えてたら魔術師見込みが多くて思ったより考察が煩雑になった。
【赤】 作家 新原龍一郎
おはようございます、沈丁花。
牡丹の対抗を抜くのは難しそうですね。
今夜の琥珀化はどう致しましょうか。
あぁ、昨夜も申しましたが、本日は夜まで戻れません。
覗いてはおりますので、何かあれば、お話下さい。
助教授 上田雪寿
[夕凪の前に透明な宝珠のペンダントをすっと垂らす]
このペンダントとを良く見ていてくれ。
[ゆらゆらと揺らすと、薄らと光りを放ち始めた]
お前は、真名を教えてくれ。
[夕凪は、こくりと頷くと小さな声で呟いた。
その言葉を聞いて宝珠としまうと、息をついた。]
【夕凪は、魔術師ではなかった。人間だ。】
まぁ、人間だろうな。紅緒が希望していた先だ。
夕凪を気にしていた者あたりから考えてみようと思う。
[花穂が琥珀化されたのを確認し、表情を曇らせる]
……花穂。
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