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王都を囲むように点在する村落には、「歌姫」と呼ばれる一族がおりました。
その声には不浄を祓う不思議な力があり、国の安泰の為、毎夜歌う事を義務付けられていたのです。
そして、歌姫の居る村は、歌姫を「管理」する役目を担っていました。歌姫を失えば、村長以下全員が罰せられるというリスクを負いながら。
窮屈な生活を強いられる歌姫側と、国の命を受け管理する村人側との間に、確執が生まれるのは当然の事だったのかもしれません。
この村にも、自由を手に入れたいと願う少女が1人――。
(master) 歌姫 シルヴィアは、むらびと になれるよういのったよ。
[高台にある塔から眺めることの出来る王都は、歌姫は行く事が叶わぬ場所。
それが闇夜に染まってゆくのを見ながら、独り呟く。]
会う事の無い王の為、私はここで歌い続ける…。
ここでの生活は不自由ではないけど、自由でもない。
私は村人に、飼われているのね。
その事に、ようやく気付けたわ―――。
[先代の歌姫―母親―が遺したブローチを手に、今宵も王都へ向けて歌を捧げる。
その歌声に、悲哀が混ざるのに気付く者は居るだろうか。]
やじうまがやってきたよ!(青年 グレン)
(あいすてぃー) 青年 グレンは、やじうま になれるよういのったよ。
[村長の元へ、焦燥感を露わにした青年が姿を見せる。]
夜分遅くにすみません。
実は…良くない噂を耳にしまして。
誰かが、歌姫を村の外へ逃がそうとしている、と。
[周りを気遣う様に、小声でそう伝える。そして続く、ひそひそ話。]
2日ほど前に、山道で話し合う数名が居るのを目撃したとの情報が。
問い詰めようとしたら、木々に紛れて見失ってしまったようで、
計画を立てている犯人が、誰かまでは…。
グレンの話が本当ならば、村側として対策を講じる必要がある。
デマだったとしても、用心をするに越した事は無い。
大事が起こって、国に罰せられるのだけは、何としても避けなければ――。
そう考えた村長は、計画が立てられていたという夜に、アリバイが無かった村人へ嫌疑をかける。
「話し合い」をさせ、犯人を村から追い出すために**
やじうまがやってきたよ!(冒険家 ジェフ)
(梅☆) 冒険家 ジェフは、やじうま になれるよういのったよ。
助手 ネロ がやってきたよ。
(jitah) 助手 ネロは、むらびと になれるよういのったよ。
あー、やっと着いたよ。遠かったなぁ…
ほら先生!!此処が例の村ですよ。
馬車の料金ケチって歩いてくるから、すっかり夜になっちゃったじゃないですか。やっぱりめちゃくちゃ遠かったじゃないですかぁ。
…あれ?先生??
おーい!せーんせー!!
おっかしいなぁ、どこにおいてきちゃったんだろ。
皮肉屋 グザヴィエ がやってきたよ。
(garu23) 皮肉屋 グザヴィエは、しゅご になれるよういのったよ。
[村長に向けられた、グレンの言葉に聞き耳を立てている。]
ほぅほぅ…歌姫泥棒が現れるだってぇ?
そいつぁ聞き捨てならないね。
歌姫は、俺らの村の共有財産なんだぜ?
ま、若い娘の自由を奪って、国家からの優遇を受けるなんざ、俺らって浅ましいとは思うけどねぇ…世知辛いご時世だ、綺麗事も言ってらんねー。
歌姫には、己の生まれの不幸を嘆きながらでいいから、郷土たるこの村に…俺らに奉仕してもらわねーとな。
いや、多少は気の毒とか思わなくもないぜ?
だけど、ここで歌い続けてりゃ、とりあえず衣食住に困るような事もないんだしな…世の中にゃ、もっともっと不幸な連中なんざ、掃いて捨てるほどいるさ。
って、泰平と自由を謳歌しまくりの俺が言ったところで、説得力のカケラもねえんだろうけどナ。
[...はフッ、と鼻で笑った。]
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