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んもお、市長は無粋だなあ。
解ってるってば!
ジュリエットさん……行くよ!
<総員、巻き込まれたくない物は、宇宙服なり適当な機体なりで退避して! ちょっと今までやったことのないタイプの装纏するから、僕にもどうなるか解らない。
でも、もし命を僕らに預けてくれるっていうなら……力を貸して!>
―詩論シティ上空―
返す、って。
[空を行く間、彼女が小さく呟いたその声。>>45
今現在の彼女の声全てを聞き逃すまいと集音機能を最大まで上げて居る為に余す所なく拾い上げる]
お前――…あいつは死んだって確かに言ったよな。
そんでまた、意識はもうないとも。
[天使にとって大変難しい言い回しではあったが、先程の対話の中で簡潔にまとめられた言葉>>6:41をどうにか引き摺り出す]
一度あの世に行っちまったものをどうやって『返す』?
形だけフランでも、意識…つーか魂とか心とかそういうもんは理解出来るか?
それがなけりゃ、そいつはお前みたいにフランだけどフランじゃない、フランじゃないけどフランとすら言えない…ただの『フランの形をした何か』にしかなんねー。
お前はその辺り、どう考えてるんだ?
[天使には全く理解出来ないだろうが、敢えて問う。
彼女が戻って来る可能性が0でないのなら、と]
【機甲兵装>合体】!!
機動せよ、Jul=I=Ett387!!!
地球救済級の名を持つ機械精霊として……守ろう! 地球を!
[ずぼっ、と、怪獣のなりかけのような破片を散らしながら、メガマリオンは肉塊の向こう側に抜けた。
モニタの前方方向には、懐かしい光景が――地球の風景が、広がっていた]
でも、今はまだ、帰れないや。
[空間を繋ぐ孔に、メガマリオンの左腕を向ける。
Factor of Universal Interface――宇宙の境界を司る因子を、撹乱する装置。
メガマリオンが何のために生まれたのか、少年は知らなかった。
それでも今は、全てがこの瞬間のためにあるのだと思えた]
"――チャージ開始"
[初めて装置を、自らの意志で起動させる。
低い唸りが、振動としてコックピットに伝わる。
背後で、肉塊の無数の瞳が、こちらを睨むのが見えた]
"――今だっ"
…命を預ける、かぁ…
[くすりと、笑う。
『死ぬ』のが嫌で、消えるのが嫌で逃げたけれど。
元から自分に命は有ったのだろうか?
考えた所で答えなど出ず、それなら…]
有るか無いかも分かんない物なら、
預けちゃったって問題ないでしょっ!
退避はしないけど、どうなるかの説明ぐらいは頼むわよっ!?
[明朱佳>>69の声が、後を押してくれたような気がした。
左手を開き、孔に向けて翳す]
"メガ・封印・ブラスタァァァァァアアッ!!"
[叫びと同時に、左腕に収束されたエネルギーが、掌の砲門から孔に向かって放たれた。
懐かしい風景の中央にひびが入る。
ひびは、じれったい程にゆっくりと、孔の全体に向かって広がって行く]
"砕けろぉぉぉっ!"
[溜めていたエネルギーを全て打ち切って。
とどめとばかり、左腕を振り上げたその瞬間。
背後に居たはずの、肉塊が"消えた"]
"え!?"
[違う。正確には、肉塊の在る方向が見通せなくなったのだ。
メガマリオンと肉塊の間に、新たに開いた「孔」によって]
――――巨大な
[そう、集ったけれど、これではあの肉塊には足りない。
さらに大きく、なる必要がある。
周りの石や、土や、アスファルトをかき集めていく
――その時、肉塊を抜けてきた、メガマリオンが視界に入る。
このまま詠唱を続けると――だが、今更どう止める?
詠唱を遅くして、ディレイを作り出す位しか――]
[その一方で、アカデミーの通信士である親友の元へハニエルの現在地を示す信号を送る。
何の為にそうしているのかすら腕の中の“フラン”には筒抜けだろうから、もうわざわざ説明する事もしない]
あの兄貴、気付いたらこっち来るかも知れねーけど一応俺の座標は知らせておかなきゃなんねぇからな。
別に構わねーだろ、人が増えたって。
[彼女からの返答はあるだろうか。
機嫌を損ねる事も多分ないのだろうとは薄々思いつつ、
やがて彼女が示す場所へと降りて行くだろう]
[ジュリエットが、両腕を開いた。天の雨を受けるように。
同時に、司令室が、いや、戦艦の全てが震えた。
パーツのひとつひとつが振動し、生き物のように自ら動き、乗務員の体を包んでいく。
そして巨大な戦艦が「ほどけて」いく]
[パーツの集合体となった戦艦は、そのままダイシチョーへ向かい……そして、再び必要な形へと再構成されてゆく]
フランと、俺デ、帰る。
俺は行ク……フランの処ヘ、行く。
[若干まだ、拙く機械じみた発声の混じった口調で、この部屋に見えた人影から顔を背けて言い放った。
そして相手の話もこの時は真面目に聞こうともせずに、その窓から飛び立とうとして……気づく、違和感。
背に翼が生えている感触が、無い]
……、……。
[フェイトから>>56>>65すれば小さな細っそりした手。
フランはこの手でメカマリオンを、そしてグノーシスを操っていた。]
落ちたら少しは痛いんだよ?
[ぎゅっと握れば、ハニエルが飛翔する。
重力に逆らい両足が浮き、天使の力で詩論シティを駆ける。]
あ、そっちそっち。
詩論シティのセメタリーに向かって。
死んだ場所も知りたいなら、先にそっちに行く?
[そんなやりとりをした後、ハニエル=フェイト>>79が問いかける。]
[全長2kmに渡る莫大ダイシチョーの姿が、覆われてゆく。戦うために造られた人造精霊が、武器として防具として装着され、そしてその体を「自分の体」のように自在に動かす制動装置=意思が与えられる]
……さあ。
[その意思のひとつ、修理工の青年が、市長に話しかけた]
言って。
>>0:74完装を告げる言葉を。
地球救済級たる、この機体の名前を。
──主砲発射後の其、合体迄──
[主砲を関するだけある、超威力の其。
続く様に突撃するAHO号、そのボディに張り付く様に──]
"──オーケー、元よりそのつもりだぜ!"
[少し後、耳に届く通信には快諾の様子を示し。
揺れる戦艦、自身を包み込む《戦艦のパーツ》]
"さあ、行こうぜ、副艦長さんよ!!"
[自身を包む其に身を委ねて───!]
あー、そっか……別に一回開いて終わりじゃないよなぁ。
[ほのかな絶望に苦笑を浮かべながら、自身を呑み込もうとする孔を眺め。
そして気付く。
先程の一瞬、孔の破壊に集中していたはずのメガマリオンに、背後からの攻撃がなかった事に]
"聞いてっ!"
[通信を全員に向かって開放し、叫ぶ]
"今、こいつはメガマリオンに向かって孔を作り出してる――それに集中してる!
今なら、攻撃の手が鈍ってる、はずだよ!!"
[そして通信の向こうからは、明朱佳の、ユージィンの、ルッカの――繋がっている全ての人々の声が聞こえるだろう。
彼らならきっとやってくれる。
それを信じて、もう一つの孔に左腕を向けた]
"リミッター解除!"
[恐らく、これで孔を消し切れなかったら、次はない。
けれど、これに賭けるより生還の道はないのだ。
120%、150%――カタカタと機体が小刻みに揺れる。
装置、どころか、機体の限界が近いのかもしれない]
"オレは……左腕の最後の一撃で、どうにか脱出する。
それに賭ける。
だから後は、よろしく! 信じてるからな!!"
[そしてメガマリオンの機体は、新たに開いた孔に呑まれて消えた]
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