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[歩み寄る音が聞こえた。
つい緊張して強張らせた体が、ぼふっと抱き寄せられて]
えっ?
[それは一瞬、泣いていた事を忘れてしまうくらいの衝撃だった。
横目で恐る恐る明朱佳の様子を伺う。
けれどこちらから顔を見る事は出来ず、彼女と触れ合う首筋と肩だけが、静かな涙を感じていた]
……はい。
ちょっとと言わず……いくらでも。
[こちらから顔を埋めるのは、意味が違ってしまいそうだから、やめた。
ただ、明朱佳を抱き止めたままで、空を見上げる。
引っ込んだ涙が再び滲んで来たとしても、きっと、そのままで居るだろう**]
呪いっていうか、盟約の元っていうか。
説明ややこしいしそれでいっか。
ま、私もそれが一番、かな?……ゆっくり考えられるし。
[あ。でも、と空を見上げる。
まだ後始末が残っていた、と]
あー。祝う前にもう一仕事。
”孔”閉じないと。
……できれば、馬鹿でかい方も。
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明朱佳 >>-166
いえ、時間も時間ですし無理はなさらず。
切りがいいのでオレの方はここで止めておきます。
いいことかー。まあ、そうか。
いや、成長後を描く事自体は、そう難しくないんだよね。
ただ、成長過程というか、そこまで成長する事の説得力がどうかなー、と。
熱血な村だし深く考えなくてもいい気はしますけどね。
少年キャラで入ったならそりゃ成長するでしょう、と。
こどもはおとなに、おとなはこどもに?
/*
エリー >>-169
あー、ごめん。確定では書いてないよ。>シティ孔
ので、そちらの都合の良いように描写してもらえれば。
まあ、オレはそろそろ落ちます。おやすみなさい**
……ん。ありがと。
[呟くように、そうとだけ告げて。しばらく、一言も発さないまま、時が流れる。
やがて、流れる涙も止まるころ。抱き寄せたときと同じくらい唐突に、少女は体を離した。
その顔は涙で濡れて、瞳も真っ赤に腫れぼったくなっていたけれど。
その顔には、もう、笑みが戻ってきていた]
ありがと、テルオ君。おかげですっきりできたわ。
あたしが思うにね、…さっき、テルオ君から、理由聞いといてなんなんだけど、ね。
あたしが思うに、あたしのは嬉し涙だったんじゃないかなって思うの。
ううん、そうじゃなくても、そうと決めたわ。
だって、宇宙怪獣も倒した。みんな無事に帰ってこれた、あたしも、陣桜市に帰ってこれた。
これで嬉しくなかったら嘘だもの。
だからってわけじゃないけど。
[体を離したときに、肩に添えたままの手をそのままに。少女は微笑む]
テルオ君の涙も、今は嬉し涙じゃないかもしれないけど。
嬉し涙だって、思えるようにしない?
あたしは、そのいなくなったって人のこと、よくは知らないけど。
絶対帰るって約束して、その約束をテルオ君は果たしたんだもの。
それが嬉しくなかったら、約束した甲斐がないじゃない。
違う?
[確かめる問いを投げかけるころには、少女の笑みは、にやりとした不敵なものへ]
だから、まずは。
[手を解き、顔を艦橋から出て外へと向かう通路へと向ける]
帰ってきた喜びを力いっぱい噛み締めるわよっ!
[エリーがコンテナシェルターを宴会場にしていることまでは知らないまでも、陣桜市には『祝』う『日』の宣言を出している。適当に陣桜市に出歩くだけでも、お祭りムードは味わえるだろうと判断して。
少女はテルオ少年を先導するように、歩いていく**]
[2人の距離が縮まる前に天使は背を向ける。
“フラン”がフランのまま、青年と向き合っていたから]
(フランのままで居てくれたら良いなって思ったのは、やっぱ
あの兄貴に俺と同じような事にゃなって欲しくないからな。
まあ、随分と身勝手な願いだとは思うし、あいつのやる事はとてもじゃねえが俺には理解出来ねえ。)
[自分の時は目の前で姉が死ぬ所を見てしまったし、もう居ないんだという自覚に至るのは結構早かった。
しかし、やはり後になればなる程その喪われたものの大きさはいや増しに増して苦しんだ事も思い出す]
/*
>>-168 テルオ君
ってことで、引っ張ってくとこまでは行ってみたわ。
後は宴会場に合流して宴会して…お墓の方に行ってる面子の様子見ながら後日談なりエンドロールなりかしらねぇ…
なるほど。成長がご都合主義にならないようにって部分が難しい…ってことかしら?
そうね。他所の村はともかくとして、この村は割りとご都合主義をノリと勢いとLOVEでカバーする感じだから、あんまり深い考え方はするだけ損よ。
頭脳は子供、体は大人、その名も―――!
…なんて。ちょっとありきたりかしら?
ともあれさすがにまっずいんでそろそろ寝るわね。おやすみー。
じっくり、あちこち回ったりしながら考えようよ。
宇宙怪獣の大元もなんとかしたし、
基本やや平和になると思うから…
[釣られて空を見れば、そこには帰って来るときにエリーが開けた穴。
まだ残っていたソレを見て、不思議そうに首をかしげた。]
…あの穴って、基本なんか呑み込んだら消えなかったっけ?
ユージィンの時とかアタシの時とか。
[残っている理由は知らないけれど、石か何か投げ込んだら消えないだろうかなどと適当な事を思っていたり。]
(――――ちょっとばかしあの兄貴が羨ましいとか)
[今はその両の腕で“妹”を抱き締めているのだろう、青年に]
(思わねーよ、思わねー)
[自分の姉は、姿形を変え会話もままならないがすぐ傍に居る。
少々自分への能力補正には納得が行かないが、このハニエルと共にある限りは離れ離れになる事もないのだから]
(あいつのやって来た事は、言う通り俺には全然これっぽっちも欠片も毛筋ほども理解出来ねえ。
今何を思ってああやってるのかすら、俺には解らんが)
良かったな、逢えて。
(どんな形であれ、あの兄貴は今救われてる。
それを祝うくらいは、してもいいだろ)
[一言だけ、声にして背中越しに送る。
残念な、愛を司る天使の残念な祝福の言葉だった。**]
とりあえず、今日はゆっくりやすもっか。
……疲れて、ちょっと、眠い……。
平和になったんだから、少しくらい寝ても大丈夫だろーし……
[ただ、孔の方を見上げれば、それだけはやっとこー、と小さな白い杖をかざして]
あー……私のは違うかな?
開けたら閉じない限りあけっぱなのよ。
これで私のとルッカのでワームホールつくってルッカに詩論に言ってもらって色々云々かんぬん予定だったけども。
[だから、閉じるねー。とねん込めてみて。
ゆっくりと小さくなっていく。]
/*
フランちゃんとイル兄さんが再会出来たので、天使はひっそりこっそり合間にティロ見する感じになります。
しかし唸りながらあーでもないこーでもないと書いてたから
AHO組の状況とかまるで把握出来てないんだぜ…。
明日帰って来たらせめてエピ頭からの分は読んでおくですよう。
とりあえず市長が貴重なシーンをまた出したのは把握。
という所でおやすみなさいませ…**
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