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……パンツ一丁はよくあるけどな。
[強く否定は出来なかった。]
奇遇だな。
俺もそれなりに面倒な男なんだよ。
次のイベントねぇ……
一緒に離棟に行くって言うのを是非とも提案したい所だな。
―中庭―
……そういえば、
何故パンツは拳銃と同じ数量単位なのだろうな。
[パンツ、拳銃、パンツ、パンツ、と真剣に呟いている。]
………恋人占有離れ小島か。
なるほど、そうだな。
火浦真が暇だと言うなら、ここはひとつ
こいつを振ってみるというのはどうだ。
[青木さんは、ポケットからサイコロを取り出した。]
出た目で行く場所を決める、というゲームだ。
[おなじみですね。]
―別棟―
???
[帰巣本能が正しく働かなかったらしく
(そもそも自身の居場所が正しく把握できていない)
何故か別棟を闊歩していたら図書室前]
ここは……死闘の跡地ではないか。
華々しく散った奴隷のぽっくりさんを
弔ってやらねば。
[ラスボスを警戒しつつ、慎重に扉を開ける]
なるほど、おなじみだな。
[サイコロを受け取って――――
1.本棟
2.離棟
3.別棟
4.そうだ海を見に行こう
5.おっとつまずいて押し倒してしまったー(棒
5(5)
[裕三郎の言葉に、きょとんとした後指を左右に小さく振る。]
はい、さっそく減点デス!!
乙女心とは、形のないモノ。
小さな胸の中で、そっとうずくまって、びくびくして、けれどちょっぴり自己主張したくて、それが出来なくて、泣いちゃったりするものデス。
もどかしくて、でも伝えたくて。
形に出来たら、そんな楽な事はないのデス。
そんな気持ちを汲み取れないオトコは、 だめですよ?
[覆いかぶさられた。
突然の事に萎縮して、回避する事が出来なかった。
………さすがに予想外だ火浦真。
豪運にも程があるぞ、というか
それは……行き先では、ないだろう。
[通りがかりの学生がちらちらと此方を見ている。
火浦真の息と体温が近い。
青木さんは目を逸らし、心なし縮こまった。]
……ある意味行き着く先ではあるんじゃねぇか。
[目を逸らす様子に、ククを笑いを零して。]
まぁ、安心しろ。
力づくってのは趣味じゃねぇし……
この状況だけでも十分役得だ。
諦めは悪いが無理強いはしねぇよ。
[体をゆっくりと起こす。]
―別棟/図書室―
む、むむ、むむむ……?
どちらの遺体も見当たらない。回収されたか?
奴隷一号の骨すら拾ってやれないなんて……。
[ずらり立ち並ぶ本棚のラビリンスを白衣が駆け回る。
騒動の結果を示唆する手掛かりは、何も残っていない。
数名の学生が怪訝な眼差しを向けてくるが、
そんなものに一々気を取られていたら触手は務まらないのだ]
……こ、これはっ!!
ぽっくりさんの形見ではないか!!
[返却カートに、「牛とミルクロートの歴史」
というタイトルの見覚えある書物を見つけた。
そっと取り上げ、大事そうに抱きしめる。触手で]
かーっ、難しいもんだな、乙女心ってやつは。
[ぽりぽりと頭を掻いた。]
こっちの方がよっぽど性に合ってるぜ。
[激しくエアドラムを叩く。]
苺せんせいの授業は、今日はここまで。
ゆーざぶろ君は、ちゃんと予習復習してくるんデスよー。
[大人ぶった口調で楽しそうに笑うと、頭上を飛び回っている鳥に目を向けた。]
じゃ、またネ。
[そう言うと、腕まくりをしてエアガンを装備すると、エドを追いかけて行った**]
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