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―現実世界―
[カプセルの中、目を覚ます]
ここ、は……ああ……。
[帰ってきたのだ。現実世界に]
!メルクリウスさんはっ!?
[最後の瞬間まで、手は離さなかった。彼はどうなったのか。慌てて起き上がろうとして――――]
[ごちん!!]
……ったぁ……。
[カプセルの天井に、しこたま頭をぶつけた]
うう……痛いです……。
[目に涙を浮かべて、頭を押さえながらという間抜けな姿で、カプセルから出ることになった。
仮想世界からの帰還者に、騒ぎになっても、自分の心を占めるのはひとつだけ]
メルクリウスさんは……?
[こんな間抜けな姿での再会は不本意だけれど、仕方ない。一瞬でも早く、会いたい]
-やや近い未来、シノンの手紙-
『や。
クロシェ、元気でやってるっスか?
アタシとリコリスとメイは、一応元気にやってるっス。
…最初は何も無かったっスけど、
何も無いって事は何でも作れるって事っスからね。
あの街…ほど広くは無いけど、街名乗れるくらいにはなったんスよ?
・・・皆思い思いに好きな物作るから、建物がややこしい事になってるっスけど。
ああ、皆で撮った写真とこの街に連絡とるためのポス○ペットを一緒に送るっス。
大人しい子っスから、可愛がってあげて欲しいっス。
…それじゃ、返信楽しみにしてるっスね。
シノンより』
[別の自分になりたかった]
[変わりたかった]
[それが叶ったのか、自分が変わったのかは、まだよくわからない。
わからない、けれど……]
あのね、メルクリウスさん。
わたし、少し、少しだけ、自分のことが好きになれた気がするんです。
でも……。
[赤い顔で、照れたように笑って]
メルクリウスさんのことは、もっともっと、大好きです。**
― 何時かの未来/電子世界の片隅で ―
シノン。
ちょっとこれ見てくれないか?
[ふわん、とした薄い長衣を翻しシノンに見せる。]
似合ってるかな。
散歩、こんな格好で良い?
[少しはにかむような笑みを浮かべ尋ねる。]
メイが待ち草臥れてないと良いな。
[シノンからの服の合格サインを貰えば、
ローテーブルに置いてあったピクニックバックを持ち上げて。
シノンに右手を差し出す。]
・・・お待たせ。行こう。
[シノンに微笑み、手を握る。
急かすように、『家』の外からバイクの音が轟く。]
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