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[あナスたしあの前で、一塊の文字が大柄な男の形を作った。
背中には巨大な切り傷。
男――百人斬りの番長アレクは、混沌に呑まれたその瞬間と同じ姿で、そこに倒れていた。
世界の記述が書き変わったため、彼もまた、神である必要がなくなったのだ]
それは、あたしの夕飯を邪魔した罪です。
あなたには、あたしに美味しいなすシュールストレミングを食べさせる義務がある。
[言いながら、ゆっくりと微笑みを浮かべた]
だからそれまで、死なせませんよ。
[高位次元に僅かの間存在したオプンティアは、
Ведьмаへ手を差し伸ばすように揺らめいた後、
やはり唐突に消えた。
残った気配ともつかぬそれに触れれば、
オプンティアの仮の姿の髪飾りに似たものを感じ取れることか。]
−月−
[マルシェさんの手当てが、おおむね終わったころでした。
アワユキのこめかみ辺りに、ぴきーんっと電撃が走ります。それは、紛れもなく]
…おねえさんっ
[…の、気配でした。やおら立ち上がると、脇目も振らずに、誰かの元へと駆けるお姉さんに駆け寄り…]
おねえさーんっ!!
ただいまですっ!!
[それは嬉しそうに、飛びついたのでした]
…お姉さん…あの…
だいじょうぶですからねっ!!
もしかして組織の人がお姉さんに酷いことしても、アワユキが養ってあげますからっ!
なんたってアワユキはっ!
[ぐっとこぶしを握り、高らかに宣言します]
アワユキは、一人前の猫ナースになった、お姉さんのお姉さんなのですからっ!!
[月の世界に、癒しの力が降り注ぐ。
それに合わせるように、あナスたしあもまた、癒しの力を籠めて弦楽器を弾いた。
神の力はなくなったけれど、300年磨き続けた音楽家としての腕は本物だった]
『――けっ。そんな料理一生見たくもねぇ』
あら残念、とっても美味しいのに。
そうね、いっそみんなを呼んでなすシュールストレミングパーティなんてどうかしら?
『死んでも嫌だな』
[アレクの体が身動ぎする。
足元に落ちていたナスが、同意するかのようにころん、と転がった**]
停止してはだめです、そのままゲルトさんの居る所へ突っ込んでください!!
急がなければ、また誰かが居なくなってしまうかも知れないのです……
それだけは!!
[チキンレースよろしく、ゲルトに激突する寸前でミミックそのものが軌道を逸れて地面にめり込んでしまった。
幸い上に居たありょーるは然程のダメージは無かったのだが、ミミックは修理が必要となるだろう]
あ、あ、あ、ミミック…ごめんなさい…
きちんと、修理しますので…待ってて下さい!!
[そうして絵本を取り出すのと同時に、また聞き覚えのある声>>360が自分を呼んでいるのに気が付き、大喜びでこちらへと招く]
ちょっとログ読んでる時間ないので、自分の分だけ決着付けました。
色々言いたい事とか謝らないといけない事ある気がするんだけど、まとまらなくてごめんなさい。
宇宙神とは何かとか真面目に考え過ぎない方が良かったとは思ってる。
[うさみみうさこは、その時を迎えれば、こう言うだろう。]
「お帰りなさいぴょん♪」
[*皆の笑顔へ、笑顔を向けて。*]
[すっかり元気になったアワユキ>>368を見て]
ほら、戻ってよかっただろ?
[この言葉はアワユキには届かないだろう
それでも…男は晴れ晴れとした表情で笑った**]
>>371
とりあえず、ティア個人の意思。
エンド、終わり!
皆、頑張れ…!お疲れ様!!!
>>-430
熱血RPか?よし、やろう(キリッ
……無事か?
[ゲルトはミミックに一応そう訊ねた後、]
僕は無事だよ。
おかえりなさい、ありょーるも、他のみんなも。
[それは、なぜかそう言わなければならない気がした、それだけの話**]
[ミミックに乗ったありょーるの居場所に+グー+(すぐ追いついた/時間をかけて追いついた/見失った)]
……はあはあ……全く、逃げ足の速い…
全く、この私にとんだ無駄足を踏ませるとは……
大地を踏むこの足は二本しかないというのに……
仕方がない… ここは一つ考えを変えて……
[ヴァーミリオンハウンドの本部に携帯で連絡を入れた]
トゥルル。トゥルル。
あ、もしもし、総統。お久しぶりです。
いえ、実はちょっと月まで。月天則がこれこれ云々の斯く斯くウマウマなので…… ちょっとしばらく月から戻れないと思います。
えー、なので世界征服の方は皆さんに任せて、私はこっちで宇宙進出の足掛かりを少し進めておこうかと。ええ、こう見えてこっちは人も多いですし、今しがた魔界に乗り込んで潰してきたような猛者ばかりで私もワクワクしてきまして。
という事でこっちでなんとかやっていきますので、後はよろしくお願いします。
[そう言って、携帯を切った]
[ありょーるは急ぎ、2人に絵本を広げて示す]
ゲルトさん、お願いがあります。
…この、真っ黒のページに一本だけ傷を入れたものがあるのですが…このここを…こう…全部白く塗り潰したいのです。
でも、削っていては穴を開けてしまいそうなので…そういう白く塗れそうなものをお持ちではありませんか?
あったら、どうか一緒に!
真っ黒の絵本の世界に、光を!
黒いページはここから始まっているのです、この1本の傷から白を広げれば……。
もう、誰も居なくなる事もなくなると思うのです、誰も傷付いたり泣いたり……そんな事も、きっと。
/*
くそう時間があれば各人に作品を捧げたのに!!
どうも、あかつきさんです。
まあ色々ありましたが。
念願の。念願の! しろんさんの村に入れて、それなりに馬鹿やれてたのしかったのです。
次は本参加で会いたいものです。
では、次の村までさらばだ!
月へ?
[すりこぎを拾いあげると。
それをじっと見つめ。]
――――
うん!
[嬉しそうに笑って頷くと。
動かなくなったただのすりこぎを、大事そうに胸ポケットへと
仕舞うのだった。**]
[光の粒子の舞い降りる中]
―――――――――――………アレク?
[その姿に気づいたならば、
何処か虚ろだった表情には生気が戻り、ただ無心で駆け寄った]
愛してる。
[そっと抱きしめた**]
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