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学生 メイ は、村長の妻 エレノア を占った。
次の日の朝、自警団長 アーヴァイン が無残な姿で発見された。
《★占》 村長の妻 エレノアは 人間 のようだ。
……そして、その日、村には新たなルールが付け加えられた。
見分けの付かない人狼を排するため、1日1人ずつ疑わしい者を処刑する。誰を処刑するかは全員の投票によって決める……
無辜の者も犠牲になるが、やむを得ない……
そして、人間と人狼の暗く静かな戦いが始まった。
現在の生存者は、お尋ね者 クインジー、村長の娘 シャーロット、双子 リック、修道女 ステラ、踊り子 キャロル、双子 ウェンディ、村長 アーノルド、酒場の看板娘 ローズマリー、学生 メイ、雑貨屋 レベッカ、村長の妻 エレノア、文学少女 セシリア、木こり ダニエル、酒場の主人 フレディ、異国人 マンジロー、吟遊詩人 コーネリアス、冒険家 ナサニエルの17名。
【殉教した鳳凰】
鳳凰は人狼ゲームが大好きだった。推理と説得を極めるべく、毎日戦術や話術について様々な思いを巡らせていた。考えていた。
しかしある時、鳳凰はふと思った。自分はどのぐらい上手いプレイヤーなのだろうかと。鳳凰は自分の腕前に八割の自信を持っていた。ただ、他のプレイヤーと自分の腕前を、どうやって測ればいいのか解らなかった。
まとめサイトの戦績を見比べてみてはどうだろうか。鳳凰の戦績は八勝二敗。勝率は八割だ。一方、最高勝率を誇る伝説のオーバーロードは百勝零敗だった。勝率100%。数字を見れば鳳凰の負けに見えるが、鳳凰は納得できなかった。何しろ、オーバーロードは百戦全て二日目に吊られているのだ。鳳凰は十戦とも最終日付近まで残っていた。このオーバーロードに自分が負けているなんて、鳳凰には容認出来ない話だった。
数字と現実のギャップは誰にでも理解出来るものだ。鳳凰の一戦とオーバーロードの一戦とでは、明らかに重みが違う。しかし、結局人が人を評価するしかないのだ。客観的な数字で腕前を競うなんて無理な話だと悟った。
そんなことを(...省略されました。続きを読みたい方は独り言を読んで下さい)
悶々と考えながら、鳳凰はまた新たに村に入った。
プロローグが終わり、役職が明らかになった。占い師を引いた鳳凰は、持ち前の推理力、説得力で二日目に人狼を占う事に成功した。だが、狩人は幾ら説得しようとも「パンダの時の占い師は白出した方を護衛するべきだ」というポリシーを持っていた為、鳳凰は三日目の朝に襲撃されて死亡し、占い師を失った村は緩やかに滅びていった。
エピローグが終わり、鳳凰は自分の戦績が八勝三敗、オーバーロードの戦績が百一勝零敗になったのを確認して、やるせない虚無感に包まれながら富士の火口へと身を投げた。
原作:lam 改変:鳳凰院・C・狂魔
そういう訳で不死鳥の如く3000pt復活した。当たり前だが。
判定は、正直何でもいい。
白でも黒でも、別に勝つ事は可能だからだ。
ついでに、俺は既に潜伏結社員と守護者と占い師が全員解ってしまったが、それを教える事より勝つ為の戦略を教える方が役立つのでそれを教える。
まず、世の中には村人は七人居る。
その内の一人はアーヴァインなので、実際は六人だ。
俺達は、この六人の中に二匹を潜り込ませている。
これにより、村人COは合計八人と言っても良い。
最終的に灰が一人しか残れないような構成になるならば、この八人の中で一番白くならないと勝てないと言う事になる。
白いと言うか、生き残る。相対的に白ければいい。
COが被ってる占い師は、三人。
内一人は葬るとして、狂人と人狼を吊るのに村側は二手消費する。
二手消費した場合の残りの人数は、17−4=13。
2で割って6.5。灰吊りは6回行える計算になる。
灰が8人。灰吊りが行える回数は6。
これの意味する処は何か?
灰から確定白が二人生まれたら、人狼は確実に死ぬと言う事だ。
えー、マジでー。そう思うかも知れない。
えー、マジでー。俺は思った。つまり、信頼出来る占い師が白を二人作った時点で、ゲームセットなのだ。
これを防ぐ為に全力を尽くさなければならないので、それを考えた上で白を出すとか黒を出すとか考えなければいけないのだ。それが、勝利を掴む為の思考法だ。
確定白を二人作らない為の方法
・毎日代わる代わる1/3パンダを作り出していく。
・占い師を喰って、それ以上白が生まれないようにする。
・霊能者を喰って、占い師の黒を跳ね返す。
・狩人に回避を認めず抹殺。
・占い師に狩人を占わせ抹殺。
などだ。狂人が霊能者に出てさえいりゃ、17−6=11で灰吊りが5回になり、もうちょっと余裕が出来たのだが。余裕が全然無くなってしまうので、狂人の占い師COは実は危険というか敗北しそうな行為である。この編成の村では。
白を出しても黒を出しても、構わないぐらい初日から人狼に余裕が無いのがおわかり頂けたろうか。
余裕が無さ過ぎて、確定白を二つ作ったらゲームオーバー過ぎて、白を出すのはギャンブル。黒を出すのもギャンブルである。
多分此処で白を出すと、ローズマリーは狂人だが白を出すと思われるので後一人確定白出来たら終了! という状況になる。
黒を出すと、翌日襲撃に失敗すると終了! という状況もある。
進むも地獄。引くも地獄。
だからどっちでもいい。
ただ、覚悟が必要なのだ。
この地獄を踏破するだけの、覚悟が。
どうせギャンブルなら!
勝つにしろ、負けるにしろ、全力で進むしかねぇ!!
どっちにしろ負けるかも知れない。だが。
中途半端におどおどしながらやって負けるのと。
全力で突っ込んで派手に負けるのと。
一体どちらが格好いいだろうか。
俺は、全力で突っ込んで派手に負ける方が格好いいと思うねッッ!!!
だから俺はいつも全力で行く!
大間違いを犯しても、自分の所為で負けるとしてもだ!!
負けても責任は全部俺が取ってやる!
白か! 黒か!
現状を考慮した上で、最良の選択肢を見せてみろォオオオオ!!!!!
最善を尽くす事が、最善を想う事が、俺達には大事なんだ!!
突き進め! 退けば老いるぞ臆せば死ぬぞ!
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