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―はむはむの穴前―
[ 開いた穴に手を差し伸べる。
中から最初にころんと走り出てきたのは、クリーム色の柔らかな毛皮に覆われたゴールデンハムスターだったろうか。]
――…おお!麗しきレイディ!
そのつぶらな瞳、滑らかなりし肌、温かき血脈を伝える鼓動よ!私はまさに貴女に出会う為にこの世に生を受けたに違いありません!
さあ、怖がることはありません、どうぞこの胸にその身をお預けください――主は仰せられた、ただ貴女一人を愛せよと!
嗚呼、美しき黄金に輝く麦の穂の如き被毛――!荒野に咲く一輪の蒲公英のごとき気高さよ――――――
[ ロープウェイに次々と乗り込むハムスター達には気付かず、ずっと明後日に向かって何か言っている。]
だいあな:しんぷ様ー、誰としゃべってるの?
たちあな:だい姉、見ちゃいけません。
………じゃなかった!
神父様!大変なの!えっとね、あのね、フローがキャサリンを――
えっと……!そ、それで!フローが出てっちゃうの!
だめなの!それじゃだめなの!
神父様。バカンスのバカはそういう意味じゃありませんよ……
[ロープウェーのそばで、振り返って言う。
相当ひどい言葉をさらりと投げるのも、日常茶飯事であったとか]
―はむはむの穴前―
そう、そして美しき貴女の乳を揉―― ん?やあ、双子ちゃん。
おや?……ひょっとして、誰もいませんね。
――……なんたるちあ!
[ あっはっは。と爽やか(なつもり)に笑うと、村の方へ視線をやる。]
そうですかそうですか。
では…羽のある者は去るのも早いですから、追うなら駆けて行く方が良いよ。回し車で鍛えた足を、見せてご覧。
うーん、シスターフリーディア、君の唇から零れる睦言、しかと聞き遂げましたよ!まさに砂糖漬けのように甘く――
…おや、行ってしまいました。
[ そして、ハムスター達が雪崩れるように団子になって村の中心へと向かう背を見送った。]
…私が行けば、引き留められると思いますけど。それじゃあきっと意味がないでしょうねぇ。
狼がこの村を守護してきたこと、その献身を皆に知らしめておかなかったのは、私の落ち度でした。いやー、困った困った。
…これは、私達にとっても試練になるかもしれませんね。
フローズルスヴィトニル、古の契約は…あぁ、いや、"約束"は。――今も生きていますか?
[ 数百年の昔、バカンス先で出会った彼との運命の愛☆……というふんだんに脚色された昔話を思い浮かべ。
狼を村の平和な生活へと誘った妖魔の子孫は、煌めく瞳に白金が宿ることを祈る――**]
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