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――きゃっ!?
[ 襟首をむんずとつかまれた感触に足を止めた。]
ちょ……ええ!? アンタ何よ!?
[ 慌てて振り返る。
死した己の魂に触れられる人は居らず、事実それは人ではなかった。
少しこぶりな、小さい影。
何事か震える――音もなく伝わる声、意味だけを心に置いていくような感覚に顔を顰めた。]
はぁ? 望みィ!? ……それを聞いてどうしろってのよ、放っといてくれない?
[ 突然のことに驚きつつ手を振り払い、白い影に背を向けた。
願わくば、あの温かい輪の中に。
決して口には出さず、歩む――]
――きゃっ……て、だーかーらーッ!
[ 再び襟首を掴まれた。
先程よりも強い力、振り払おうにも叶わず。]
え……何? 『了解』って……何も望んでないじゃない!
ちょっと待――
[ 心の準備などする間もなく、まるで投げられるように宙へと飛んだ。]
何なのよバカーッ!!
[ 怒声に隠れて聞こえた声。
『私はハムスターしか救わない。ならばお前はハムスターになるべきだ』
その言葉の意味を知るのは、もう少し後のこと。*]
古書肆 ジンは、新たな桃に期待しつつ ( B51 )
はむはむの神様は、当然ハムスターの願いしか叶えないセコい神様なんだよねー!
ハムの世界へよーこそきしゃりん!
ヽ(・∀・ )ノ キャッ キャッ
ぱたぱた フローズルスヴィトニルは、栞を忘れて寝ると大惨事に** ( B52 )
/*
ちょっと待て。
←この人相
……これでベビーをやるのは厳しいんじゃ?
(なんか転生フラグ不成立の気がしてきた。
/*
それにしても、なんだかんだ言って願いを叶えてしまっているあたりこの神様は相当適当だnおおらかだなーと。
(あたしたちを助けてくれたヒーローさんの前でこんな顔しちゃダメだよね)
[曇った表情を見せないように。フローズルスヴィトニルに悲しい顔を気付かれないように。
苦笑いを装って応える]
涼しくなるまでしばらくお預けだね。フローさん、頭が凍るんじゃないかってくらい冷凍庫に入りっぱなしだったもんね。
あたしお散歩大好きだから、涼しくなったら森探検したいな。
迷子になっても、フローさんが一緒にいたら安心だもんね。
(今はみんなと再会出来たことや、フローさんと一緒にいられる事を喜ぼう。
うん、これで良かったんだよ。)
[フローズルスヴィトニルの手をぎゅっと握って]
また遊ぼうね。
/*
ドロシーママ!?Σ(゚д゚≡゚д゚)
「キャサリンさんがいなくなって寂しいよ〜」「みんな一緒に遊べたらよかったのに」と、はむはむの神様への願いでの後押しです〜。
/*
いいよいいよー。ちょっとこれは復活しないと?
さて、明日起きてくる頃にはどこの家の子になってるんだろう(みなし子率:かなり大
というわけでおやすみなさいー**
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転生はチート性能になっちゃうかも知れないけど、ご都合主義的ハッピーエンドが好きなので
溶かされたのに生還した初回溶けハムがプッシュしちゃうのです。
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