人狼物語(瓜科国)


447 New Moon


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……静かにそびえ立つ古城。

そこは、百年前に惨劇が繰り広げられた舞台。
歳経た建築物の持つ威容。
訪れた者は、その雰囲気をどのように受け止めるだろうか。

しかし、誰も思わぬだろう。
灯火すら焚かれぬ、暗い地下の一室。
むき出しの地面の奥深く、納められている棺があるなどとは―――。


紅い月は、未だひっそりと身を隠す。
それが、悪魔と共に姿を現す事、まだ誰も知る由もなく。


1人目、城の主 ジェーン がやってきました。


城の主 ジェーンは、村人 を希望しました。


城の主 ジェーン

―城内・一階エントランス―

[エントランスに掲げられている見取り図を見上げるは、城の主。
 地下から屋根裏まで、城内部の詳細が描かれている洋紙は、描かれてからの年月を教えてくれるよう。]

 私の城がドラキュラ城ですって?
 本当にそうなら、面白いですわね。
 きっと、刺激的な夜を過ごせることと思いますわよ?
 
 ほほほ。

[口元に手を当てた後、耳朶に下げられた大きなイヤリングを、しなやかとは言い難い指先で軽く弾く。
 紫色の髪が揺れた。]

( 0 ) 2010/03/06(土) 16:09:04

城の主 ジェーン

[半年前にこの城を購入した時から耳に入る、近辺での噂話。
 ―――その城は、かつてドラキュラ城だったというもの。
 その噂を耳にしても、女主人は畏怖を抱くことは無い。
 むしろ、興味を持って噂話に耳を傾けたのだった。]

 そろそろ、皆様いらっしゃる頃かしらね。
 今宵は楽しいパーティーにしたいですわ。

 あら、貴女。いいところに。
 私はドレスを選んでいますから、皆様がお見えになられれば、お部屋までご案内を。

 大事なお客様ですから、粗相のないようにお願いしますね。

[使用人にそう言いつけると、女主人は二階の自室へと向かった。*]

( 1 ) 2010/03/06(土) 16:18:56

天のお告げ(村建て人)

親愛なる―――様。
 
 
 ご機嫌麗しくありますでしょうか。
 このたび、由緒ある古城にて、その歴史を語らいながらの
 パーティを催したいと思う次第です。
 交通については、迎えを出させていただきますので、
 ご心配なさらずに。

 
 ご参加いただけることを、そして再会を
 心より楽しみにいたしております。
 
 
                    ジェーン・パイルシュミット

( #0 ) 2010/03/06(土) 16:25:31

天のお告げ(村建て人)

 この招待状が送られたのは、一ヶ月前のこと。
 かつて、古城で血の惨劇が繰り広げられたことを知らぬ資産家は、先立った夫の遺産で古城を買い付け、知人を集めてパーティを催そうと考えたのだった。

 一人、また一人と城を訪れる者たち。
 跳ね橋を渡り、扉にて呼び鈴を鳴らせば、二十を幾つか過ぎたくらいの年頃と見える、女の使用人が皆を迎えるだろう。

( #1 ) 2010/03/06(土) 16:28:26

天のお告げ(村建て人)

 「ようこそ、パイルシュミット城へ。
  長旅でお疲れになられましたでしょう。
 
  パーティは十九時からですので、
  それまではごゆっくりお過ごし下さい。
 
 
  お部屋にご案内いたします。」

( #2 ) 2010/03/06(土) 16:29:29

天のお告げ(村建て人)

 皆は、使用人に導かれるままに部屋へと向かう。
 一歩一歩、死が近づいている事など、知らないままに。
 
 
 
                 New Moon
 
 
 
                                   ――*開宴*――

( #3 ) 2010/03/06(土) 16:33:52

2人目、代理人 キャロル がやってきました。


代理人 キャロルは、人狼 を希望しました。


代理人 キャロル

―古城前―

[峡谷沿いを歩き、次に山道をゆく。
 まだ薄っすらと雪が残っている道でも、ハイヒールは気にすることなく踏み出される。
 どれだけ歩いただろうか。
 枝々の間から覗き始める古城。一度足は止まり、再び進む。
 
 そして。
 視界が開け、雪残らぬ道―――跳ね橋を渡り、
 呼び鈴を鳴らす前に、もう一度古城を見上げた。]

 ……へぇ。

[剥がれた塗装や割れ目は、城の歳月を物語っているよう。
 そびえる塔は美しく、城全体は重厚な雰囲気を漂わせている。
 けれど、漏らした感想はそれだけ。]

( 2 ) 2010/03/06(土) 23:08:31

代理人 キャロル

[呼び鈴を鳴らす指は細く。
 右の薬指に光るルビーは、その白さを引き立たせている。
 軋む音と共に扉が開かれれば、女の使用人に軽く頭を下げた。]

 この度はお招き頂き、ありがとうございます。
 ……と言いましても、私はオードリーさんの代理人ですが。
 
 えぇ、体調を壊しまして。
 突然のキャンセルはご迷惑が掛かるとのことで……

[コートのポケットから招待状を取り出し、使用人に見せる。
 封筒には、オードリーの名が記されていた。]

 申し送れました。
 私、キャロライナ・ミルネスと申します。

[軽く自己紹介を済ませると、促されるままに、蝋燭が灯る薄暗い城内に足を踏み入れた。]

( 3 ) 2010/03/06(土) 23:24:14

【独】 代理人 キャロル

/*
ぎゃあ。
いきなり誤字tt

( -0 ) 2010/03/06(土) 23:25:49

代理人 キャロル

―一階・エントランス―

 これは、見取り図ですか…?

[コツ、と足を止めて、壁に掲げられている見取り図を見上げる。
 透明な額には、背後の蝋燭がゆらりと揺れている。
 吸い込まれるように白藍の瞳を向けていると、使用人の声。]

 お部屋にも……そうですか。
 では、迷わずに済みますね。

[吸い込まれていた理由は違うのだが。
 使用人に小さく笑みを向けて、促されるまま部屋へと。
 案内された部屋は、四階だった。]

 十九時ですね。分かりました。
 お言葉に甘えて、寛がせて頂きます。

―→四階・自室―

( 4 ) 2010/03/06(土) 23:39:29

【独】 代理人 キャロル

/*
よし。
無事部屋到着。

後はまったり考えるk

( -1 ) 2010/03/06(土) 23:39:51

【独】 代理人 キャロル

/*
まだ誰も入ってないのに、描写しまくるのはアレだよねぇ。
部屋の描写どうしよう。

わくわく。

( -2 ) 2010/03/06(土) 23:57:35

3人目、若当主 ラッセル がやってきました。


若当主 ラッセルは、人狼 を希望しました。


若当主 ラッセル

―パイルシュミット城前―

[馬車の扉が開き、外套を纏ったやや長身の若い男が降りてきた。
ややあって、目の前の少し屋根に雪の残った古城を仰ぎ]

はっはぁ、

[続くどこかから化け物でも出てきそうな城だ、という言葉はなんとか飲みこんだ。
一雨降りそうだったので足早に跳ね橋を渡り、急な階段を登りながらも]

なんで俺がこんな会合に出なきゃいけないんだろう。
距離があるから来るだけでも疲れるし、特に利益がある訳でもない。
正直勘弁してほしいんだがな…………おおっと。

[遠い目をしてぼやくうち、うっかり階段を踏み外しそうになって現実に引き戻された。]

( 5 ) 2010/03/07(日) 00:02:41


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