442 【白紙の村】夜明けのない遺跡
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それは悲劇かあるいは喜劇か
物語の幕は開かれた
さぁ、もう一度自分の姿を確かめてみよう
先刻までとは何かが違っているかもしれない
なんかこん中に、ただの人が4人、おおかみが2人、エスパーが1人、イタコが1人、ストーカーが1人、人狼教神官が1人いるらしいで。
自警団長 ヘクターは時間を進めたいらしい。
旅の人
……鼻血、平気でしょうかね。
[ネルのことはヤシチが介抱してくれてるでしょう。
のびのびとお湯の中を泳ぎつつ、何かを忘れてるような気もしています]
【独】 放浪厨師 ミサナ
/*
なっ…え、エスパーですとぉおー！？
はぅあ…もしやすると一番想定してなかった役職かも知れないっス…
…これって確か占い師…で合ってるんスよね？
番人 カレル
―脱衣場→露天風呂―
――――
あの……。
[ひとまず服は脱いだものの、タオルで体――特に下半身――を覆って困り顔]
――やはり私はこちらではまずいような気がします。
[カーバンクルとは違い過ぎる肢体を見つつ呟いた]
賞金稼ぎ マイナス
[脱衣場で帽子を脱ぐと、その金髪の頭の上には、同じ金色の猫耳。腰からは金色の長い尻尾が・・・]
ふう・・・。
これを隠して生活するのは、疲れるな。
しかし、もう猫族の村に戻ることはできない・・・。仕方がないこととはいえ、な。
[すっかり、気を抜いた様子で、ガラリと湯殿への扉を開けて、一瞬の間、バシンと閉めた]
だ、誰だ今のは？！
羽が生えていたが、クロシェットではないな。
いや、待て、先に帽子！
放浪厨師 ミサナ
―厨房へ向かう途中の廊下―
ヤシっさ…！？
［角を曲がったところで思いがけず出くわした相手に驚きの声が漏れかかったけど、慌てて両手で口を押さえて事なきを得た…つもりになった］
（…こんなとこで何してるんスか？厨房のことなら自分に任せてくれて大いに結構っスよ？）
［そのままヤシチに顔を近づけ、ぼそぼそと耳打ちのように告げる。不機嫌そうな声には、さっきの抗議の響きが混じっていたかもしれない］
旅の人
……？
[扉の前に人影。続いて開け放たれ、閉じた。唖然]
……！
どなたですか、余に断りもなく。
そんな出オチじゃ、笑いは取れませんよ。
[湯から上がると大股で扉へ向かって歩いて行きます]
【赤】 幻獣 カーバンクル
――！
[ちり、と左手に走る痛み]
。o0（……召喚師が近くに居る？
それも、私の全力を使いこなせるだけの資質を持つ。）
[その痛みは召喚師の技能がカーバンクルの力量を上回った際にのみに起こるもの。カーバンクルを満足に扱う力量がなければ、痛みを受けるのは召喚師の側である]
「この声が、聞こえる？」
鳥の人 クロシェット
―脱衣場→露天風呂―
お・ふ・ろ♪お・ふ・ろ♪あ・ふ・ろ〜♪
[衣服を全て脱いで適当に放り投げた後、身体を隠すよりも大切だというように何かを両手に乗せてやって来た。
それはよく見れば、ゴムのアヒル。]
お風呂でーす！
……カレルさん、恥ずかしいですか？
[カレルの様子が気になり、タオルをくいくいと引っ張ってみたり。]
幻獣 カーバンクル
不味いって、何がかしら？
[タオルで隠されていては、違和感があったとしても気付きようがなく]
さ、恥ずかしがってないで入ってみなさい。
さっぱりして気持ちがいいものよー。
[カレルの手を引き、浴槽へ]
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