人狼物語(瓜科国)


432 聖杯戦争村 Fate/noble imposter


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                          ―― 0 / prologue

聖杯に選ばれし六人のマスター。
聖杯に召喚されし七体のサーヴァント。
三画の令呪と、各々の誓いで主従となった彼らは、ただ一つ証明を巡って争う。
――― 己こそが聖杯を手にするに相応しい、最強であると。

万能の釜たる聖杯は一つ。叶えられる願いは一組。

浦舞に於いてこれで五度。
「聖杯戦争」と呼ばれる殺し合いが、夜を侵食する ――――


1人目、ゴーストライター がやってきました。


ゴーストライターは、村人 を希望しました。


ゴーストライター

― 未明 / 北ブロック / 灯台下 ―

 潮風に吹かれている間は幸せだ。……最近、よくそう思う。

 目の前に広がる黒に食い尽くされた海。
 それとて月の煌きを散りばめられていなければ、存在すら示されない、分からない、奈落の闇に過ぎないように。
 潮気に纏わりつかれたとしても、夜気に風邪か何かを引いたとしても、ここに立ち、『彼ら』に触れられてようやく『俺は確かにここに存在している』と言えるのだから。

 ―― そこまで考え、真っ白い溜息を昇らせた。
 厳然と漂う、冷たい月の光を見上げて。

( 0 ) 2010/01/23(土) 06:03:46

ゴーストライター

 浦舞は由緒正しき漁村だった。
 生活の拠点は海であり、しかしながら糧を生み出す母なる海とて、陸との境目がつけられない。夜は音を除いた全てを闇に飲む。津波一つを判断するのも難しく、予兆を見過ごしてしまえば損害は避けられなかった。
 夜とは魔物。魔物は海。
 なればこそ近づいてはならず。月と灯台のささやかな輝きは天の賜物であり、魔物の届かぬ高台に聳える寺は信仰の一となった。

 それが今や人の息で賑わい、昼であろうと夜であろうと街は照らされている。
 無機なる人工の明かりは月影すら不要としていた。燦然とという言葉が相応しいかは分からないが――人は魔物に怯えずとも済む環境(ちから)を手に入れたのだ。


 だからだろうか。
 今の俺にとって、人の波の中に立つことは煩わしいものでしかなかった。
 街に灯りが増えるごとに駆逐された夜と同じように、日々の煩わしさの中に埋もれ続ければ、窒息は必至だった。
 今も変わらず浦舞の海を照らし続ける、灯台の寂然にでも身を寄せなければ、回避など叶うべくもなかった。

( 1 ) 2010/01/23(土) 06:05:27

ゴーストライター

 時の経過も曖昧で、何を食事したのかも忘れることが多い。
 断線した自我を保つためには、比喩的でもいい。夜の灯台という場所が ―― 行動の指標が欲しかった。
 今、ここで海を眺めている、波を聞いている自分を感じることこそが、唯一の生きている実感だったから。


 自分で選んだ仕事だった。天職だと思えた。これでいいと、思っていた。
 ―― 始まりは少しばかりの違和。不満。嫉妬。落胆。
 些細な亀裂に負の感情は渦を巻いてねじ込まれる。決して入ってはならない、入れはしない「心」とやらに侵入しようと渦は激しさを巻く。
 そこまで来れば後は時間の問題。黒い塊は少しずつ少しずつ、心に出来た裂傷を押し広げ、―― やがて、崩壊の音が響いた。
 失ってはならない大切なものを取り逃がし、代わって胸の奥底に住み着いたものは、古来「空虚」と名付けられた、生への執着の薄れ。

 今なら、恋人の死体が目の前にあったとしても、涙の一つも流せないだろう。
 今なら、目の前に広がる漆黒へ飛び込んだとしても、肌を刺す凍えに悲鳴も上げられないだろう。

 漠然と ――。
 心を空(から)に満たして、吸い込まれるように海へと手を伸ばす。

( 2 ) 2010/01/23(土) 06:06:52

2人目、キャスター がやってきました。


キャスターは、人狼 を希望しました。


キャスター



 ………… ――― …ill……ou

 

( 3 ) 2010/01/23(土) 06:10:26

ゴーストライター

 その、視界の一角。漆黒を映す水面の鏡。

 妙なものを見た。

 ……見た、気がした。

( 4 ) 2010/01/23(土) 06:11:18

キャスター



 ―ate――、Di…、I'm…………。

( 5 ) 2010/01/23(土) 06:12:17

ゴーストライター

[男が『見つけた』のは、日々求め続けた灯台の上。浦舞へと還ってくる船を導き続けた灯火の頂上。
闇に紛れて彼方を見つめる女のニンゲン。……ニンゲン、のような姿。

しかし、聳える夜の只中には誰の姿もありはしなかった。
夢か幻か見間違いか。
闇に在ってなお濃く存在を揺らめかせた『誰か』は、煙のように消えていた。

幾ら睨みつけようとも闇は無形。]

――― 誰だ?

[問いかけようとも答は返らず。生温い気配だけが、『いたはず』の場所から男の足元へと手を伸ばしていた。]

…………。

[問いかけは己への疑念に摩り替わる。
いるはずのないもの。見るはずのない不確かな幻覚。幽霊じみた刹那のエラー。
けれど全てが無形に還る夜の只中に於いて、濃密に揺らいでいた人の形。

出るはずのない答を繰り返し、海へ振り返ることも忘れて立ち尽くした。]

( 6 ) 2010/01/23(土) 06:15:05

3人目、ねこ がやってきました。


ねこは、C国狂人 を希望しました。


ねこ


――――。

 

( 7 ) 2010/01/23(土) 06:17:30

ゴーストライター

― 朝 / 北ブロック / 灯台下 ―

[共に夜通し港で過ごした小さな気配に気付いたのは、朝の光が顔を出した後の話。

海に色が戻ると同じくして、男を縛っていた生温い気配は退散した。
夜と同化していた不思議な気配は、……やはり痕跡すら見当たらない]

……港に猫、ね。
俺の周りがおかしいのか、それともついに俺がイかれたのか?

[苦笑いと視線を寄越す。その先には、夜に迷い込んだ猫の瞳。]

…………。ハッ。
猫に聞くなんざ、それこそどうかしてるな。

[猫は呟きを待っていたかのように、あっさりと波止場から腰を上げた。
あるいは初めから興味などなかったかのように、その背が男へ向けられた。]

( 8 ) 2010/01/23(土) 06:19:20

ゴーストライター

[夜を見つめ続けた男の瞳に、本格的に昇り始めた朝陽が届く。

去り行く三毛色の形は、遠くに在っても形は明瞭。

夜に感じた濃密な気配とはどこか違う、明瞭な息吹の形。

―― 今日も変わらず、浦舞の海は蒼かった。]

( 9 ) 2010/01/23(土) 06:19:34

鏡の声(村建て人)



     Fate/noble imposter


 

( #0 ) 2010/01/23(土) 06:21:32

4人目、屑水 相真 がやってきました。


屑水 相真は、村人 を希望しました。



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