情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
魔神 ヒエムスは黒い外套の ザファルに投票を委任しています。
魔神 アウルムは薬売り レヴィーカに投票を委任しています。
黒い外套の ザファル は 不滅隊隊長 スィフリア を追い出すことに決めた。
不滅隊隊長 スィフリア は 薬売り レヴィーカ を追い出すことに決めた。
薬売り レヴィーカ は 錬金術師 ヒジャービル を追い出すことに決めた。
案内人 ユーグ は 薬売り レヴィーカ を追い出すことに決めた。
帝王の妻 エルハーム は 黒い外套の ザファル を追い出すことに決めた。
魔神 ヒエムス は 不滅隊隊長 スィフリア を追い出すことに決めた。
魔神 アウルム は 錬金術師 ヒジャービル を追い出すことに決めた。
吟遊詩人 コーネリアス は 錬金術師 ヒジャービル を追い出すことに決めた。
錬金術師 ヒジャービル は 吟遊詩人 コーネリアス を追い出すことに決めた。
錬金術師 ヒジャービル は宮殿から追い出された……
案内人 ユーグ は、不滅隊隊長 スィフリア に退去の力を使った。
指輪が告げる……今日は魔神に追放された者はいないようだ。
《★占》 不滅隊隊長 スィフリアは 人間 のようだ。
現在宮殿に残っているのは、黒い外套の ザファル、不滅隊隊長 スィフリア、薬売り レヴィーカ、案内人 ユーグ、帝王の妻 エルハーム、魔神 ヒエムス、魔神 アウルム、吟遊詩人 コーネリアスの8名。
日が昇る。
夜の女神は面を覆って西つ方へ飛び去り、はためく夜闇のヴェールもまた色褪せる。
地平線より駆け上がる太陽の戦車は、夜へと向かって矢を射掛ける。熔けた黄金よりも何千倍も目映い朝日が、夜を駆逐してゆく。
あなたが目覚めたのは、そんな時刻だ。
[ 打ち鳴らすシンバルの音、弓なりに反らされた背、よく撓う腕、円を描き揺れ動く腰。
それらはひとつの呪となり、令となって魔神を動力として駆動する巨大な魔法装置――白鴉宮に編みこまれた。
――その名持つものを宮殿より去らせよ、と。]
[ ――やがて空が白み、夜の色が薄れる頃。
宮殿より姿を消したは錬金術師ただひとりと識り、黄金の魔神は深い笑みを零した。**]
[強い日差しが瞼に突き刺さる。身動くと、さらり細やかな粒子の感触。傍らにぶる、と生き物の息遣い。ゆるりと、枯色の瞳を覗かせた]
……ああ―――。
[色素の薄い瞳に映る、眩い太陽。彼の宮殿に居たなら見ることの無かったもの。触れる砂と朽ちた礫に囲まれた己に気付き、夢から醒めたよな吐息を漏らした]
…邪魔と思われたは己だったか。
[仰向けに倒れたよな状態のまま、自嘲の笑みを浮かべる。傍らに座る、友の名を持つ駱駝が心配げに顔を近付けた]
―自室―
[――銀の粉が舞う夢を見る。
月下香の香りは其処にある。
砂漠にはありえない、白い白い透きとおる花。
今はないふるさとを思う。
此処には本当は咲かないのだと謂っていた。
あれはを赤に染めたのは――]
……、 … っ
[囁く声で眼が覚める。
指輪が語りかけていた。
何処かで賑わしい音が響いていた。]
なに、――
[鎖されたはずの扉から ひとり、欠けたのを
魔術の欠片を生来持つ黒は感じ取り、
眉を寄せると小さく息を吐いた]
― 回想:昨夜 ―
[黒の語りは、記憶を紐解いていく。
術の伝授、同行を拒む魔術師と、自身の主のやりとり。
手に入らぬのならば、他に伝わるを恐れて里ごと焼き払うという方針。
逃げ惑う人々。追いすがる自分。血の匂い。
尋ねられれば応えるも、その想いに対する感情は布の内の表情では見えぬ。
最期の言葉>>2:285に向ける柔い色の声。]
そういってもらえるのは、素直に嬉しいよ。
話をするのは、好きだからな。
[鳩羽色の隙間から、黒の中の黒を覗き込んでから、
白を翻して廊下の先へと消えて行った。]
[近付く駱駝の顔を持ち上げた左手で撫でる]
追い出されてしまったな、ナディーム。
私は契約に値しないようだ。
[魔神の手か候補者の想いか、どちらで弾かれたかは分からねど、その機会を失ったことは事実。微苦笑を浮かべながらしばし友の顔を撫で続けた。
その人差し指に、金銀の指輪は無い]
……さて、未練がましくここに留まり続けて干からびるのは御免だ。
契約は成らねど、私が目指すものは変わらない。
オアシスに移動して一休みするとしよう。
[駱駝に語りかけ、砂から身体を起こした。ひゅるり舞う風。地の砂は巻き上げず、衣服に付着した砂のみを払い落して行く]
一仕事頼むぞ、ナディーム。
[鞍の無い駱駝の背に乗り、立ち上がりを促す。振れ幅の大きい前後の揺れの後に駱駝は立ち上がり、右足で駱駝の首を押しやることで移動を促す。男の周囲にはいつの間にやら現れた大きな茶の布。支え無き布の天蓋は、駱駝の動きに合わせ男を日差しから護るよに動く。
宮殿では使わなかった魔術で日差しから身を護り、男は廃墟から離れ行く。一度振り返れど、その先に白亜の宮殿を見ることは*叶わなかった*]
― 宛がわれた部屋/早朝 ―
[四角く窪む天上から吊り下がる、たっぷりと皺の寄せられた薄い布。
天蓋も鮮やかな寝台のある部屋と寛げる部屋の間は、蓮の蕾の形に繰り抜かれ、壁に同じ形の窓には組まれた格子の隙間から覗く空。
金の縁取りも鮮やかな敷物の上、小さな皇国の国旗を描いた紅い革鎧が無造作に放り出され、細い光の影を作っていた。
身の沈む寝台で、孔雀石色の鱗を晒したまま武人は飛び起きた。
闇の薄さに息を吐くと共に、手に嵌まった指輪を胸元で握り締めた。]
…よかった。
[自身の身は未だ此処にある。]
─砂漠─
[じりじりと、肌を焼く様な日差しが降り注ぐ中。男は駱駝に揺られひた進む]
《明くる日、眼を覚ますと私は砂漠の廃墟に横たわっていた。
位置にすればあの夜、白亜の宮殿を見つけた場所と一致する。
しばし呆けたように太陽が昇る天を見つめ、不意に魔神の言葉を思い出した。
──指輪には、望むものを外へ出す力が込められている──
外、つまりは隔絶された空間である宮殿から元の地へと追い出す力。
ああ、私はその力を向けられてしまったのだと理解する。
契約を試す者の証明でもあった指輪も、私の手にはもう嵌められていなかった》
[駱駝に跨りながらも器用に手帳へ記入していく。オアシスに至るまではまだ遠い]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新