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ランプかぁ。そうだね。雰囲気ありそうだ。
前のほら切子細工体験のときにみたランプは綺麗だったね。
[なんて少しだけ思い返しつつ]
ランプではないけれどもランタンならあるんじゃないかな?
ああ、でも想像でできるなら…うーん。
[ぼんやりと考えた。先程もいつのまにか茣蓙とかが片付けられていたから、都合よくあってくれるのだろう。そう想像してみて]
こういうのとか?
[散歩をしながらなら、釣り竿のような先に提灯をぶらさげて、ぼんやりとそこだけ明るくなる。
祭りの明かりに夜の桜が添えられていて]
これなら…帰り道も照らしてくれそうだしね。
[あやめの手をぎゅっと握ったままいう。昔送った灯篭の明かりにも似て非なる柔らかな光。それは死者を送るのではなく生きてる者が還るためだろうか。なんて思うのは不思議体験に少しだけ慣れたからだろうか]
雰囲気出てる?
[明かりのおかげで少しはっきりと見える。
覗き込むあやめへと小首をかしげ覗き込むあやめを見つめた。]
あやめは…少しだけ大人っぽく見えるかな。
[夜桜のおかげか、それとも意識が戻ろうとしてるのかはわからないけれど]
この姿で二人きりでできること、できてよかったね。
[ふふっと笑みを浮かべた*]
/*
途中で、あれ?時間考えると〆にもっていかないとだな、っておもって書き直しだしたやつでした。
真夜は一切気にせずに、素直な感想をいっただけだったからあやめさんの行動に???となって、手を握った後に、自然と笑みを浮かべたりするのだろう。
でもその前にあやめさんの水着姿をいっぱい見惚れて可愛い可愛いいっているのだろうけどもね。
終了間際にズサ。でござる。
本当にまったりな雑談村になったでござるな。
まあ、これはこれでよいでござろう。
次回、神楼学園はいつになるか分からないけど、その時はよろしくでござる。
/*
真夜くんはそうなんだろうなって思うので、ヤキモチとかではなく、最後には自分へのやる気を出すのですよ(向上心!)
可愛いって言ってもらえる、嬉しい!!
わぁ、素敵だ。
帰り道を教えてくれる灯ですね。
[真夜が持つ優しい光。
彼を見上げると、黒紫にも映り込んでいる。]
あれ、真夜も大人っぽく……?
夜桜のおかげかなぁ。
[でも握っている手の感覚も変わって――よりしっかりしたものになっていっているような。
でも変わらずの温かさに眦が緩む。]
うん、よかった。一緒に来られて。
思い出がまた増えましたね。
[ぎゅっと力を込めて、笑みを交わした。]
――――、
――――――……おはよう、真夜。
[目覚めたら、黒紫が目の前にある。
大きな手と重なっている手があたたかい。
夢だったのかな。不思議体験だったのかな。
でも、擦り寄った彼の髪の毛からは、ふわりと甘い香りと、桜の花びらが、ひらり、と。**]
[提灯の灯りをゆらゆらさせながら、桜をもう一度軽く一回り、散る花の美しさと悲しみを誘う儚さ。
春は出会いの季節だし別れの季節だ。自分たちもそうだったし、今までの入学生も卒業生も通ってきたのだろう。もしかしたら別の場所で似たような体験をしている人たちもいるかもしれない。
めぐり逢うことがなかったがそれも縁だろう。二人きりを満喫させてもらおう。
桜をみながら時折隣をみれば視線があって、目元が綻ぶ。
無言で一緒にいることが苦にならない二人で、それは時間とともに培われてきた信頼でもあった]
そろそろ、時間かな。
[なんとなく予感めいたものである。
帰り道はどこだろうかと思うが、自然と校門のほうに向かう。]
ねぇ、あやめ。
この姿でできなかったことしよ。っていったけど
……思ったよりあまりなかったかもね。
[ああいう提案をして、沢山甘やかすように抱きしめてといたが、それ以外すぐには浮かばなかった。
時間は無限にあるわけではないが、有限のなかでできることはやってきたっていうことだなぁ。って思うと照れくさくも誇らしくもある。それに結局やろうとしてきたことは懸命にしてきたからだろう。
あやめはどうかな。なんて聞きながら、校門のところに近づくにつれて、少しだけ視界が高くなっていく。高校二年生に、三年生に――そうやって元に戻っていくが]
…うん、何も変わらないね。
[昔になっても今になっても変わらない。
少しだけ大きくなった手であやめの手を握り直して]
これからもよろしくね。
[さしあたって、直前までしてたこととかどうなっているか、二人で確認するところからだ。連絡の必要はない。なにせこの頃と違って、今は二人で暮らしているのだからね]
――――、
――――――……おはよう、あやめ。
今日はお寝坊さんじゃないね。
[ふふっと笑みかけ、握っていた手の感触を確かめるように、にぎにぎとして]
ねぇ、あやめ……お花見、"もう一回"いく?
[あれは夢か現実か、確認するようにしながら、桜の花びらがついたあやめの髪を優しく撫でた*]
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