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緊張した。
流石にいらないって突っ返される事は無いと思ったけど。
マジで緊張した。
趣味じゃなかったらごめん。
なんかお前に似合うと思って、勝手に買ってた。
気に入らなかったら、今度買う時は一緒に買いに行こう。
[そう言って、はーっと息を吐くと、一葉の腰に手を回してぎゅっと抱き締めた。*]
ふふふ。
王子様は、次女が掻っ攫っていくらしいからな。
[ シンデレラ1−Bバージョン ]
ごめん、指輪なんて初めてもらったから、趣味かどうかは...分からない。
余一にもらった物だもの、気に入らないなんてことないよ。
大切にする。
[ そう言って、抱きしめられた** ]
王子様をさらったのは従者だな。
次女は継母で、長女が猫だ。
ははっ。どんな劇だよ。
[一葉をぎゅっと抱きしめたまま。]
お前と一緒に写真に映れてよかった。
快斗に感謝しないと。
たいして値段が張る訳でもない指輪だけどさ……
まあ、俺のお財布事情って事で。
フレンチはしばらく無理だわ。
[一葉の黒髪に頬を寄せて。
しばらくの間、抱き締めたまま話しをしていた。**]
― 10/9 屋上 ―
そりゃそうだろうな。俺自身は特別なことしてたとは思えないしな。
[心に意識を残す。という点で、彼女>>185が上手だっただけだ。
申し込んだときだって、後で思えば――…ってとこである]
わからせる必要があってもよかったんだぞ?
[そっぽを向く彼女がかわいくて、だから強引に奪うように。
健気に縋りつく恵奈乃>>186に、愛おしさもあれば意地悪な気持ちも浮かべて、どうしようもなく参っていて、思い出させるように、思い返せるように深く交って]
……一限分おわったら、戻るか。
[蒸気した顔を戻す時間も必要かとなると、もう少しかかるかもしれない。それまでの時間を、ひとまずは、寂しさを残すようにかかる銀の橋をまた繋ぎなおした*]
さ、最高に可愛くするって約束したから!
どう? 期待通りかな?
[どうにか持ち直して。
胸元に埋めていた顔を上げる。]
私も、抱きしめてもらうの、好き。
航くんだけしか見えないから。
でも、今日はちゃんと見て、選ばなきゃいけない大切なものがあるから――その後、もっとぎゅっとしてね。
ずっと、逢うの我慢してたんだもの。
[耳元で囁き返して。
航くんこそカッコいいよ、似合ってるよって。
そう伝えたことだろう。*]
― 10/9 放課後 ―
連れてきたいとこがあるんだ。
[甘い逢瀬で、委ねられた恵奈乃の身>>197を損ねることはせずに、三回目の癖になるような時間を過ごして、そんなあっさりとした言葉で誘って、デートの延長のように食事を一緒にとって、帰りに洋菓子アリスにてケーキを購入したりもして、少し遅くなったからと、バスにのっていったのは、世亜比無区であり、自宅であった。
ただ連れていったのは、家の中ではなくガレージのほうで、中にあるのは車だ。ハイエースミドルルーフ…だったか]
実はな……ちょくちょくと作ってたんだ。バイトしてるのも基本的にこれが理由。
って、見てもらうほうがはやいか。
[鍵を開けて、後部座席を開いて、扉側面の金具を外して軽く組み立てるようにしていけば、簡易的な縁側ができあがる。クッションを二つおいて、恵奈乃をそこに座るように促して]
― 望月家 ガレージ ―
後部座席とっぱらって、中で収納スペース作って、その上にベッド作れるようにして、飲料タンクつけて、水出せるようにして――まだそんだけだけで、キャンピングカーとは程遠いけどな、今のとこ、免許もとれてないから、単なる秘密基地ってとこだけどな。
[まだまだだというのに、楽し気に恵奈乃に笑みを浮かべながら話す。
夏休みのバイト中>>2:1317に出していた図面なんかもこれである]
いずれ自分で作ったもんでどっか旅行でもいきてーなーってな。
ま、これが間近な俺の夢。…興味もでてきてるとこがあるから進路もそっちで決めそうだけどさ。
[そこまで一気にいって、我に返ったように照れて、視線を恵奈乃から逸らす]
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