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バレエ部 ミサ は、ボンボン ククイ に愛の言葉を囁いた。
クール ヒビキ は、オカルト部 マコ を占った。
オカルト部 マコ は、クール ヒビキ を占った。
次の日の朝、学級委員 サトシ が無残な姿で発見された。
《★占》 オカルト部 マコ は 人間 のようだ。
《★占》 クール ヒビキ は 人間 のようだ。
魚人が、バレエ部 ミサ の近くで跳ねたようです。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、読者モデル ミライ、クール ヒビキ、闇の眷属 シオン、軽音部 エニシ、モテ願望の強い キイチ、放送部 アリサ、学生漫画家 シズク、バレエ部 ミサ、オカルト部 マコ、スイーツ好き リコ、在日 セボ、ボンボン ククイ、バカップル ミウ、帰宅部のエース ヤクモ、テニス部 サヤ、巫女 コトハ、マイペース アオイ の 17 名。
───それは、一瞬のことでした。
最初に異変に気付いたのは誰だったのでしょう。
頭の上にのしかかってくるような低く厚い雲のもとで、鴉が何羽となく輪を描いてかあかあと騒いでいます。
鴉の鳴き声のほかは、あたりは溶けいるように静かで──。
そこであなたたちは湿っぽい杏のような臭いの正体に気づくのでした。
死体の山、山、山。至るところから血を流して倒れ伏す村人、そして教師たち。
他クラスの生徒たちだったものが、あちこちに転がっています。
その中には、あなたたちのよく知る学級委員たちの姿も。
地面に広がる桃色の髪の隙間から覗くのは、土気色の肌。──そして、折り重なるように死した彼の手には、血に濡れた手紙と古書が。
嗚呼、憶測は真実であった。
あなたたちは──選ばれてしまったのだ。
バカップル ミウは、マイペース アオイ を能力(守る)の対象に選びました。
『声が聞こえたの。
出して、ここから出してって。
サトシくんは聞こえない、余計なことはするなと言ったけど、わたしはどうしても無視ができなかった。
──声がしたのは神社の裏手の井戸からだった。
誰かが閉じ込められたのかしら?……いいえ、違う。そこに誰かが居るはずなんてないと、居たとすればそれはこの世にいていいものではないと、頭では理解できていたのに、わたしは気付くと蓋を外してしまっていた。
──カナコさまはわたしだ。いつも教室の隅で俯いていた、みんなに会う前までのわたしだ。
追いかけてくる影が、わたしたちと同じ制服を着ているような気がした。
気のせいだよね? だってわたしたちのクラスはずっと仲良しだったもの。だからといって、他のクラスの生徒だとも思いたくない。』
『ごめんなさい。もう足がへとへとで、一歩も動けそうにない。
声が聞こえるのよ。おまえが憎い、妬ましい、殺してやるって。
影から逃れるために本殿に入った時、不思議な本を見つけたの。そこにはこの村に起きた本当のことが描かれていた。』
『みんなへ。こんな目に遭ってしまっているけど、──みんなにも多大な迷惑をかけているかも知れないけど。
みんなと高校生活が送れてよかった。修学旅行、楽しかった。本当は一人ひとりに言いたかった。マコくん、ごめんね。お守り、砕けちゃった。』
『みんな、……みんなにあいたいよ。
みんなに会いたい。こわい。ちかい。あしおと、いやだ。死ぬのはい』
/*うわぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁナナハラさん!!ナナハラさん!!!?
寝てる間にサトシも死んでるしぃぃぁいぁぁぁ!!!!!*/
/*ヒビキ君はヒビキ君で人間だしよぉぉぉぉぉ!!!!殺すしかなくなっちゃったじゃんかぁぁぁ!!
ワンチャン殺さないルートあってくれって思ったのに...辛い...*/
[いつの間にか意識を失っていた。
肝試しでキイチにしがみついていたことに気が付いたアリサは顔を朱に染め、その後は二人並んで変な緊張感の中お札の司令をこなし…たかどうかの記憶も定かではないが、いずれにしても無事、肝試しは終了した。
そして、確かに宿舎に戻ったはずなのだが…]
…ん。
あれ…?ここ、どこだ…?
[軽い頭痛と倦怠感。頭を振り目を擦る。
自分がいるのが布団の中ではないことに気が付いたアリサは、己の所在を明らかにするため、周りを見回した。
そこには]
[声を上げることすら出来ないまま、急速に意識が遠ざかっていくのがわかる。かつて人間であったであろうそれらの中にアリサはいた。
ああ、誰かが自分を見つけてくれるのだろうか。
ここから助け出してくれるのだろうか。
アリサは再び意識を手放した。]
オカルト部 マコは、学生漫画家 シズク を投票先に選びました。
オカルト部 マコは、学生漫画家 シズク を能力(占う)の対象に選びました。
違和感を感じて目が覚める。
>>エニシ キイチ セボ アオイ
「起きろ!のんびりしてる場合じゃねぇ!」
鼻につく匂いは室内にいてもわかるほどだ、
俺は男4人を起こした後、先に宿を出ようと扉を開け…
そして、強く後悔した
目に飛び込んできている惨状、酸化が始まるであろう血の匂い。死体の山々。パッと見ただけでもお世話になった家の人達の死体があるとわかる。
「なんだよ…これ。。なんなんだよぉ!」
そう、叫びながら走れる範囲を走り回る。どこも状況は変わらない
いいや、悪化だ…クラスメートの死体があったのだから…
「くっ……ミナミ、サトシ」
クラスメートが殺された事実が、より恐怖を掻き立てる
「っつ!!ミライ達は無事なのか!?」
俺は彼女達の宿元へと向かって走り出した。
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