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── 1週間後:中層「カフェ トッテリア」(夕方) ──
[襲撃事件での結末での出来事>>340がヴェスに与えたのは、その強固な拘束を、自死に導かない程度の綻びを与えたか。
自罰、自責、それらによる耐えきれない心の悲鳴すら封殺し、しかし自死に直結するそれは、鍵の脆さに見えるようにある程度覗いても>>369、そういった行動をとる閾値がゼロからは高くなっていただろう]
大切なものは、……兄みたいな人……
[スティーブの姿が浮かぶ。
ふ、とセーガの姿も浮かびあがりかけたか。
5分の質問の間、適当な返答ではなく幾らかはそのまま答えたものもあっただろう。
例えば、嫌いな物、とかは。
ぽん、とポトフめいた切った人参の姿が浮かび。
『あまりにんじんは好きじゃないかも』
『食えるんだけど、なんかさ…』
『嫌いだったのかもな…』
等と。
何故かそこだけは、クリアに思考が浮かんでいたか。
それは、気持ちや…過去が、整理されているのといないのとの違いかもしれないが]
…………
[一方的とも言える終了と次回の言葉。
喉のひくつきを覚えて、手で擦る]
…………
[何とも言えない表情を浮かべる。
悲しみとも自嘲とも不愉快とも困惑ともつかない、或いはそれらが混ざったような表情か]
……今日だけかと思ってたけど…
[赤い双眸をテーブルへ向ける]
― 事件から一週間後 スラム街 ―
[お願いしますと言われれば、成立。
そして、針金だとか、適当にそういったものを見つければ、戻り、
彼女が男に期待感を膨らませているとは気付いていないが、
先程男が見せた笑顔は、割と楽しんでたのかもしれない。
修理だとかそういうのは、好きな方ではあった。]
それって…
[振ってみても何も音がしない。
そう言われれば、ううん、と少し目を逸した。]
………
[何も入ってないんじゃ、と思ったが。]
……嫌いだ
好きにすれば '上'の言葉なんだろ。
[荒々しく立ち上がる。
ぐ、と唇を噛み締め、そのまま'自分'を頭の中の俯瞰視点で'見る'ことで、転移した。
移動場所は、自宅。
自己嫌悪と儘ならない感情を抱え、一度だけ壁を叩いた*]
── 1週間後:中層「カフェ トッテリア」(夕方) ──
……嫌いだ
好きにすれば '上'の言葉なんだろ。
[荒々しく立ち上がる。
ぐ、と唇を噛み締め、そのまま'自分'を頭の中の俯瞰視点で'見る'ことで、転移した。
移動場所は、自宅。
自己嫌悪と儘ならない感情を抱え、一度だけ壁を叩いた*]
そう、かもしれないですね。
[そう言って、彼女から箱を受け取れば、
作業を始める。持ち上げて、鍵穴を覗き、]
……ダイヤル錠とか簡単だったんだけどな。
[そう、ポツリという。]
表があくと、鍵が閉まるようになってるみたいですね。
[ということは、鍵自体もカラクリの一つとなるわけで。開けることはできるが、多分、それだと壊すことになるだろう。しばらく、箱を鍵穴以外も観察した後、]
あ。
[なにかに気付いて、その鍵穴にガツっと尖った針よりかは太い、金属を差し入れて。それを軽く叩けば、]
はい。開きました、と。
[錠の外れる音。蓋は開けず、そのまま女性に箱を返す。]
─ 事件から9日後・自宅 ─
[久々の非番の日。
リルは自宅で頼まれた事件の調査を始める]
先ずは当時の追跡調査の精査か。
[初動捜査には参加したものの、以降の追跡調査からは外されていた。
そのため情報を得るには調査結果から目を通さなければならない]
スティの妹の死因は店にあった銃……。
それ以外にも持ち去られたものがある、と。
…ドンパチだけじゃなく、盗難も?
ドンパチが収まってから盗まれた可能性はなくもないけど…。
[金目のものが取られたのなら納得もいく。
だがその中に、そうではなさそうなもの>>362も含まれていた]
……なぁんか、腑に落ちないな。
[勘にも似た感覚。
Kito師から聞いた組織の存在が頭にあるからかもしれない]
この梟の人形、どう言うものだったんだろうな。
[盗難の証言をした本人に聞くのが一番か、と。
スラムへと向かう準備をする*]
ー 事件より一週間と数日後 : 上層部司法機関 ー
……ほんと、ここの空気はなれんな…
[探偵は上層の司法機関を訪れていた。 尋問官は辞めたが資格が無くなったわけでもなく、弁護人や法律関係の仕事もまだ引き受けられる関係上内部に入るツテがあった。守秘義務の都合上付き添いを連れていくことは出来ず調査に時間がかかるのが難点だったが。
見ているのは、5年前の裁判や尋問の記録だ。]
…『Badger』…『Owls』…『finders』…
……ちっ、あの地区のドンパチ組織多すぎやしないか?
『なにか』を奪い合っていた? 食料とかそういうものだけか?今でも活動してやしないだろうな…
[例えスラムの抗争でも、規模が大きくなりそうなら、その規模を縮小させるために『尋問』や『裁判』は行われる。というか自分がやっていた側だ。
そのおかげで抗争が大惨事になる前に組織そのものを潰し防いだこともあったかもしれない。が、その対価はあまりいい気分のものではなかった]
……はぁー…こんだけの数があつまればそりゃ
『いつものこと』になるだろうよ…… んで…スティーブの妹はどれに巻き込まれたのか……
……"curse of clow" >>237
対立数が多いのはここか……
…いろんな組織から略奪し対立している。一体何を集めていたんだ?
[…しばらくは組織の対立図を想像し、資料を読み込む。
そしてそれが終われば、ぱたりと本を閉じて、資料を収め、帰るために外へ出るだろう**]
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