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─ 事件解決から2日・「村」 ─
[ドームで起きた事件を知ったのは、事件が収束して2日経過してからのこと。
妻と共同で使用している端末に届いた連絡からだった]
───……ドームがバグ・シングに襲われた…!?
[届いた文面を読み、妻と顔を見合わせる。
差出人は「村」に時折行商に来る商人で、定期の訪問が遅れるというものだった。
「村」の長老や村人達に伝えてくれとのことだったため、これらの話は後に皆へ伝えることになる。
「村」に動揺が走る中、ハロルドは妻と共にドームにいる知人達に連絡を取った。
無事であるかを確認するために]
[知人らの中には2ヶ月前の結婚式や、1ヵ月半前の結婚記念ホームパーティ以来顔を合わせていない者もいただろう。
安否を確認するためにまた幾日かが過ぎた]
─ 事件解決から5日・「村」 ─
[知人達の無事を確認し、ドームの状況もある程度把握出来た頃。
ハロルドは妻から知人の一人の様子がおかしいと言う話を聞いた]
…機械生命体絡みの事件だったにも関わらず、その話をしない、か…。
単に忙しいだけの可能性もあるが。
[そう考えたものの、自分よりも付き合いの長い妻の方がその知人のことを分かっているだろう、と。
そんな風に判断して、妻を見詰めて口を開いた]
なら、様子を見てくる。
この後ドームの復興を手伝うことになってな。
数日向こうに詰めることになる。
その時に会いに行ってくる。
[丁度出稼ぎの予定が入ったから、と様子を見に行くことを引き受けた。
本当なら妻が行った方が良いのだろうが、二人でドームへ行くと育てている作物を放ることになる。
「村」で得られる貴重な食糧であるため、どちらかは残らなければならなかった]
彼の住居はどこにある?
[知人の住まいについてを妻に聞き、支度をしてハロルドはドームへと向かったのだった*]
■名前:ハロルド
■所属:「村」の村人
■能力:引力斥力操作
■武器:農具全般(&能力)
■経歴:26歳。8年前に「村」へと移り住んだ青年。ドーム下層区域出身。
異能力者だが、極力異能を使わずに暮らしている。
「村」では作物育成を生業としており、時折ドームに出稼ぎに来る。2ヶ月ほど前、同居していた女性と結婚した。
体躯よく、力仕事や荒事などは率先して請け負う。目の色素が薄く(白に近い銀)光に弱いため、いつも前髪で目元を隠している。183cm。
■NG事項:感情・思考の確定
■PLより:BtB1の継続。プロローグはヴェスのみ対応予定。以降は動かせそうな時だけ。
/*
親だけ出ていって、残される。
多分、スティーブと妹もそうだったんだろうなーと。
親がどうしていないのかとか、本人覚えてないんだけども。
ー 事件解決より一週間後 スラム街 ー
お前のとこで買い直した方が安上がりに済むんだよ…ったくあいつ今度こそ締めてやる……
…ま、元気になるやつが少し増えたことは評価してやるか
[青年は支度を続けるスティーブを見ながらハハハと笑った。>>86 。準備が終われば代金を支払い買い戻すだろう。]
[『セーガ』という名前を聞くと少しげんなりした顔で>>90]
せーが? あいつセーガっていうのか?
コートを羽織っていてオレンジの模様の入った顔の…
……能力ダダ漏れで正直近づきたくないやつ。
ずっと俯いててあまり対話らしい対話ができてないから尚更……
お前も見せられた? …赤子の方を探してる???
は??? 冗談だろ一体どんな悪ふざけだよおい…!
[この依頼、流石に、無理。]
/*
気付いたときには誰もいなくて、残されてて、どうしたらいいかも、何もわかんなくて、でも一つだけ分かってたのが
自分が死んだら妹も死ぬ。
だった。だから、死なない。って、ずっと言ってたのは、根付いてしまったものだったんだよなぁと。
[いない、という情報を得れば>>91]
…これはどっちも見つかりませんでしたってことで依頼は終わりだな。 1番平穏な依頼だとは思うが、流石にこれ以上この依頼に時間割くわけにはいかんし…
……んあ? なんだ? ボクの顔になにかついてるか?
[なにかに納得するようなスティーブの顔にぽかんと見返した>>92]
……ボクが? まさか!
ボクに母はいないしこの人物に心当たりもない。
大体本当にボクなら顔を合わせた段階で気づいてもおかしかないさ。本人が気づかないなら違うんだろ。
[そう言って首をすくめた。
もし依頼を受けた時の様子を助手か友人か……誰かが見ていたならば、並んだ顔の似ているところが見つかるかもしれないが、百面相のようにコロコロ表情が変わる探偵と無表情の冷凍ロボでは、同じ場所にいなければ似たところを見つけるなど難しいだろう]
…ま、そういうことならいいさ。
一応依頼に…『セーガ』にはそう報告しておく。
[そう言って、子供たちを下ろし帰る準備を始める。]
そういや、最近お前さん変わったことは?
賞金首狩りは例の事件のおかげでかなり多く狩られたが、そのせいで今まで出てこなかった奴らが出てきたりしてるし。
……こら、帰るとこだから! おい、茶葉取ろうとするな!
………こらーーー!!!
…で!スティーブどうなんだ最近!
[子供たちに翻弄されながら近況を聞いた*]
── 回想:事件の次の日 ──
[全てが終わって、目を閉じて。
どれだけの時間が経ったのか。
夜はとっくに更けるというのにはかなりの時刻を回り、日も変わっていた頃だったか]
…………
[スティーブからようやく身を起こす。
ヴェスの行いによって、最悪が重なればドームが無くなっていた可能性もあったから、殴られた痕は残っていれば二発分いやそれ以上か]
それで……どうするんだよ。
[問いかけたのは、中枢のとある部屋、その場に辿り着いたリルに対して]
……俺の罪状は?
[欠片を持ち運んだことも、公園の木々や花畑の一部も燃えて、リルという警察機構の人間も撃っている(後者ふたつはドンパチのうちではあるが)。
沙汰を待つように、暫し、口を噤んだ*]
─ 回想:事件の次の日 ─
[リルが現場へとついたのは粗方のことが終わってからのことだった。
ヴェス達を誘うように移動していた人物の姿も無く、ヴェス達がいるばかり。
部屋へと入るとヴェスが沙汰を待つような面持ちで問いかけてきた>>101]
…公園爆破とアタシらとやりあったのはまぁ、良くあるドンパチってことで置いとけるけど。
……アンタはドームを危険に晒したことになるからね。
[眉を寄せ、目を細めてヴェスを見る]
その上、機械生命体絡みときたもんだ。
正直なところ、アタシらで扱える案件じゃないよ。
ま、アンタが何を思って行動に移したかで程度は変わるかもしれないけどさ。
その辺り、話す気ある?
[確認するように問いかけた*]
/*
…俺どうするかね……1人世界がお花畑状態というか…
切り替えが早すぎるというか……
セーガは『過去を見ることを拒む』性格である以上、理解できないものは全て思考から捨てていく。兄にこだわった(?)のは特例中の特例。それも一目見たら満足するようなこだわり方だからね…
ー 事件解決より一週間後 : 大通り ー
[無表情のまま、お札を抱えて歩く。 ほんの少し歩く速度が速いのはいつもより機嫌がいい証拠だろうか。まあそんなもの他者から見れば違いなど分からぬのだが……]
………ーーー………ー。
[向かうは中層区域、渡したい相手のうち2人は中層にいることを知っている。スラムに入るのはコワイので今度配達の時にまとめて…と、足早に歩を進め……]
[くきゅーーーきゅるるるる]
…………。
[腹の虫が鳴った。 お金はない。おふだではさすがにサンドイッチは買えない。諦める]
[ある意味で『おふだ効果』が出ていることに気づかぬまま、青年は道を歩く。*]
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