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―回想:とある日。妹と―
[その梟に名前をつけるという妹に、
名前つけんの好きだよな。と言えば]
『名前は大事だよ。』
[そう、真面目な声で返された。]
『もし、ね。私がいなくなったとして、』
……は?
[そう言って、笑う。]
『でも、いなくなる前に、ちゃーんと、名前あげるから、』
『見落とさないでね。』
―回想:とある日。妹と―
[しばしの、無言。
やがて、口を開いた男が発した言葉は。]
……ばっか!じゃねぇの!!
『おにーちゃんほどじゃ、ありませーん』
俺も、お前ほどじゃありませーん。
『なにそれ、おにーちゃんの、ばーか、ばーか!』
お前が変なこというから悪いんだろうが!!
[その日、そのまま大喧嘩。そういう時は、毎度、ヴェスの家へ妹が押しかけるのがお約束。]
―回想:5年前の事件の日 すてぃーぶ の意味―
[『いなくなる前に、ちゃーんと、名前あげるから』
あの事件の日に残された名前を目にしたとき、
その言葉が、頭に響いた。
男が妹の字を間違えるなどということもない。
あの日、ヴェスから貰ったという、梟の人形は、
ずっとずっと大事に、妹は持っていたが、
あの日から、それも、どこかへといなくなったまま*]
/*
>少し変わった手触りで、独特の雰囲気の花柄の布で出来た梟という鳥の形だった。
妹ちゃんメッチャ可愛い趣味してるね???
チリメン系の布かな。
─ 事件後1週間と数日後・慰霊碑 ─
[その日は午後から博士の手伝い(と言う名の人体実験)であるため、午前中はフリーだった。
今頃博士は嬉々として準備をしているのだろう。
当然、逃げられないように監視もされている]
ふーんふふーん……あれ。
[博士の手伝いと言う地獄に特に悲観した様子もなく、暇を潰そうと出歩いた先で見覚えのある姿>>355を発見した]
………へへー。
[にぃー、と笑うと、すすす、と慰霊碑の方へと近付いて行く。
そうして長椅子に座り込む人物の前に立ち、笑顔でその顔を覗き込むのだった*]
─ 事件の1週間と数日後・慰霊碑 ─
元気ないね、何かあったの?
[中性的な声が問いを投げかける。
フードから覗く顔立ちも中性的で、背の低さから少年とも少女ともつかない雰囲気を出していた]
隣座ってもいーい?
[言うが早いか、座ろうとする動きを見せた*]
─ 事件の1週間と数日後・慰霊碑 ─
[断られなかったのでそのまま、ぽすっ、とヴェスの隣に座る。
言動も言葉も子供のよう。
まぁ気付かないかー、なんて言葉は心の中のみで紡がれた]
誰かの追悼?
[『影身』もまたモニュメントに視線を向けたまま、ヴェスへと問いかける。
その後に少しだけ顔をヴェスの方へと向けて、様子を窺った*]
― 事件から一週間後 スラム街 ―
ふーん。
なんか、すっごく変わってんなぁ。
[カラクリ仕掛けの箱に近づき、鍵穴を見ながら、そうポツリと言って。]
んー、まぁ、箱自体は壊さないと思いますし、
それなら。
[錠前は最悪壊れてしまってもかまわない、と言われれば、そう答える。そして、視線を箱から外し、彼女の方を見れば、上目遣いで見つめる目と合っただろう。]
ま、やってみますよ。
[そう言って、にっと笑う]
3000。鍵、壊したら、半額。
そんなとこですかね。
[そう言いながら、そこらへんのガラクタから、使えそうなものを拾う。*]
─ 事件から1週間後 中層 「カフェ トッテリア」 ─
[ベルから見る心の家の構造は人によって様々だ。入口を入ればすぐに大事な思い出が大々的に飾られている人もいれば、大切な思い出を厳重に隠す人もいる。ヴェスにいたっては通路のドアにも鍵がかかっているのだからずいぶんと他人を拒絶したいらしい。その割には鍵はずいぶんと脆い印象を受けた。]
(防衛本能は強そうなのに、防御能力は低いって感じ。変なの。)
[するりするりとヴェスの中へ入り続ける。上からの指示に従い、彼が事件の日にどのような事を見ていたかを把握しなければならない。断片的な思考と記憶をたどりつつ、目的の場所へと近づいていく。今発現しているベルの能力は特段相手の精神を脅かすことはない。今のところヴェスに異変が見られないとすれば、トリガーに触れてはいないのだろうか。]
今一番大切なものは……
[質問を開始して5分ほど。ところどころ異様に混濁した精神状況を通過したが、大した支障は見受けられなかった。だが、突然強固な壁にぶち当たった。恐ろしいほどに重厚な扉。ここまでの扉を作り出すということは、やはり事件の記憶がここに残るのか。]
あっ…
[無理やりこじ開けようとしたところでベルの体に異変が起こった。異能の反動からか、気づけばポタポタとテーブルに赤い鼻血が滴っている。]
(キレイな人。)
[ほんの一瞬垣間見えた映像。気づけば涙までボロボロと流れ落ちている。何が起こったのかはベル自身わかっていない。ただ、ヴェスから感じ取った何かはとても悲しみに溢れたものだったことは間違いない。]
ごめんなさい、あの、私。
[はっと我に返れば慌てて鼻をハンカチで押さえた。未だに潤む瞳でヴェスを見据える。]
私、嘘をつきました。
実は私、テレパスなんです。精神系の能力者なんです。
あなたの心を、頭の中を覗きました。
[鼻が詰まったような、か細い声で続ける。]
嘘をついたことは謝ります。
でも、カウンセリングは続けさせてください。
私では力不足かもしれないけれど、あなたのこと、放っておけません。
[理由は言葉にならない。ただ、仕事という以上にベルを後押しする使命感のようなものが芽生えている。]
今日はもう10分ですので、終わりにします。
また…よろしくお願いします。
[ペコリと頭を下げた。*]
ー 事件より十日後 : 下層区域倉庫街 ー
[バイクを修理をしながら、少しの休憩。 ]
……ーーー……。
[周囲を見渡す。 ふと、離れたところに見えた柱につけられたタッチパネル。 あの場所で小さな来訪者と一緒にいて]
……ーーー…。
[彼には、あれから、会えていない。
彼自身も言っていた。すべてが終われば立ち去ると。]
……ーーー…ーーー。
[あの子は迷わず帰れたのだろうか。帰るべき場所に行けたのだろうか。 また会えるのだろうか。]
[スゥと息をついた。 修理工具を手に持って修理を再開する。上司はまだ戻ってこない。 ゆっくりと時間をかけて作業していた*]
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