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―回想―
[ゲートの傍まで来て、子供を降ろしたあたり、
>>17女の声が誰かを呼ぶのが聞こえる。
顔を上げたと同時、子供はその方向へ駆け出した。
どうやら、ジンというのは子供の名前だろう。
それを眺め、息をつく。迎えに来る者がいるのなら、大丈夫だろう。
そうして、そのまま、一見すれば本当に何事もないように、
怪我を気にする様子もなく、そのまま二人を通り過ぎ、ドームへ帰ろうとし、]
……っでっ!!
[腕を引っ掴まれれば、思わず声をあげる。]
ちょっ、ばっ!!なにす…
[振り返り、その手を引き離そうと、自身の腕を引くが、
女の手が触れた場所に熱を感じ、傷が癒やされていく。]
頼んでねぇし、ほっといても治るだろ。
[放おっておくのはよくないからな。その言葉にそう返しながら、今度は立ち去ろうとはせず、その場に留まり、その顔を見る。]
…ウィル。
[名前を告げられれば、出かける時に、唐突に妹からつけられたばかりの名前を名乗る。]
礼も何もさ。
[軽く目を逸し、少し、考え、また目を見て、]
治しただろ。
[そう言って、後頭部を押されている子供に視線をうつし、]
あんま無茶苦茶してんじゃねぇぞ。
[そう言って、頭から手が離れたなら、ジンという子供の頭をぐしゃりとし、すぐに離し、そのまま、その場を後にするだろう。]
[ちなみに、男は生まれも育ちもスラムであり、
飯もすっかりスラムのもので馴染み、ゴミのような飯であろうと、なんでも食える、というよりは、
それが食い物はそういうものだと思っているのだが、
甘いものだけは、すこぶる駄目なようで、もし、リルから再会後なり、クッキーというものを受け取ることがあったのなら、一口目で、むせ返る様子を見ることもあったかもしれない。]
―回想 出会いから数年後(今から5年前)―
[そして、数年が経ち、あの事件が置きた。]
……あぁ。なんだっけ?
[そう言うのは、目の前の。
数年前に出会った人物に対して。]
リタ?リル?だっけ?
警察かよ。
[そういって、笑う。男は妹が死んでも、取り乱すようなことも、泣くようなこともなかった。
ただリタを前にしたとき、少しばかり表情の変化があった。視線が動き、どうしたら、良いか未だ分からないような、時折固まったような表情。
深い関わりもなく、それであって、たった一回出会ったというだけの、その僅かな接点があったからだろう。
ヴェスの前では、普通とまではいかないものの、
そういった様子は見せなかっただろう。]
[ここに帰還するまでは、"クレイグ"という名前だった。
その後、名乗ったのは"スティーブ"。]
スラムじゃ、よくあることだろ。
それが、ノーマだったってだけで。
[『ノーマ』それが、最後の名前だった。]
……
[そうして、渡されたのは、発信機らしい。]
……警察、は関わりたくねぇんだけど。
[彼女が、何を思って渡したかは、分からない。
ただ、男からすれば、警察との関わりを増やすことにほかならず。しかし、突っ返すこともしなかった。そこまで、頭が回らなかった。]
……んで。
[別れ際に、小さく。
呟き、口を閉ざす。
なんで、どうして、死んだんだ。
そんな疑問。
それは、今でも。
本当は、知りたい、と。
しかし、それを口にすることは、ないだろう。]
[結局、男がその発信機を使うことは一度もなく、
それでも男がそれを捨てることもなかった。
それからは、たまにスラムに顔を出すリルと時折顔を合わせることもあり、来る度に、げっ、という顔は見せるものの、
それなりに付き合いは続いている*]
/*
ヴェス、タリアに侵蝕されてません……?
ヴェスと敵対面白そうだなとは思ってたけど、
スティーブ、大丈夫かよ…
/*
ちょっ、まっ、
そんな通信機持ってて、しかも警察に知り合いいて、お前なんで、セーガ警察んとこ行かせてんだよ!!!!
[なお、どうして、警察の人間に繋がるという術を持っていて、セーガに上層へ行かせたのかといえば、
その通信機の存在をすっかり忘れていたのと、
リルが警察であることが、男の頭からすっぽり抜けていた、のかもしれない*]
─ 回想・5年前 ─
リルだよ。
去年入ったんだ、治癒士としてだけどね。
[名前の確認>>34に怒ることもなく名を告げる。
1度会った切りだったのだ、欠片でも覚えていてくれただけでも僥倖だろう。
妹が死んだと言うのに笑うスティーブ。
けれどリルを見た時、その表情に僅かながらの変化を見た]
(…笑うことで己を保ってるのか?)
[指摘こそしなかったが、そんな推測をして。
表情の変化は、警察機構に知る顔がいたせいだろうか。
それとも何か、揺らぐものでもあったか。
僅かな変化だけでは測り得なかった]
[スラムではよくあること>>35、と言われてしまうと否定出来なかった。
実際その通りで、裏のありなしに関わらずこの手のことは多い。
だが仕方が無いと割り切れるかと言えば、そうではないとも思った]
そう言うな。
何かあった時には便利だぞ。
[警察と関わりたくなさそうなスティーブに、そんな風に返して少し笑う。
頼れ、と。
言葉にしたところで、今はそれどころじゃないかもしれないし、久々に再会した己を易々と頼れもしないだろうし。
だからせめて、接点になるようなものを渡して相手の様子を見ようと、発信機を渡した。
使われないのなら、それはそれで別の支えがあると言うことだろうから、それで良い]
[リルは、孤児院にいた経歴から、手の届く範囲にいる者には手を差し伸べたいと考える人間だった]
[別れ際の小さな声>>36。
反応するようにスティーブを見遣るが、問う声は終ぞ発されなかった]
…………
[リルも問い返すようなことはせず、ただ、彼の背を擦るようにして触れてからその場を離れた。
現場に携われる位置に行きたいと思い始めたのは、その事件を経験してのこと*]
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