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/*ルナを吊って(ルナとまた縁を結びたいセンくん)
沙華を噛み(そばにいる沙華ともっとそばにいたい)
みたいな感じで行くかな
恐ラク、ワタシもワタシの祖先も、そのまた祖先も、遠い遠い祖先も、ずっと窮極の原型と言えるモノ、神秘の謎に情熱抱きマシタ。
旅、沢山します。
尽きせぬモノ、探検と脅威味わう為。
[そこまでルナが語れば、一度目が伏せられる]
砂の溢れる地。
陽照る酷暑に月冴える極寒。
邑に街。
大河の畔と井戸の傍に、人々営む。
往来の門の神。
嵐と雷雨の神。
夢と眠りの神。
翻る神々あれど、3の神治めん。
[染み入るように響く、弦が震え]
影と幻の民、邑から邑へ街から街へと渡り歩く。
瘤持ち獣と荷車の群れ。
荷載せてゆき、砂漠にて睡る。
乾きは、湧泉にて癒やし。
夜な夜なの火の番、楽器を鳴らし心を慰む。
邑や街、定住の民の地。
行き交う砂の民は、集いても過ぎゆく者。
喜びは一時、されど、歓びは永き。
キャラバンの娘、ルナ。
舞い踊る玉音の鈴振り。
陽の元で舞い、月の元で舞う。
民、星の聲をきき、導きの元に歩む。
[そこで、ひとつ弦の響きをおさめ]
[やがて眠そうな声が聞こえたならば]
……ふふ。
[ふわり、笑い、センの隣へ腰かける。]
楽しい。
[クスクス笑い、彼を暖める動物たちとともに、センの頭を撫でる。
寝息をたてる彼の肩へ、こてんと頭を乗せ、]
うん。
楽しい。
[また、そう言って目を閉じた**]
[姿も見えぬまま交わす会話。
彼の人とは違い、向こう側に居る人物を疑ったりはしていない────
というより、その必要も無かろうと思っているだけ。
どうせ目の前に相手は居ないのだ、どういう素性の相手だろうと、実害はないのだから。
何にしたって、己が愉しめれば良いのだ]
ご婦人になら、蜜柑より喜ばれる物があろうに。
お前さんは存外朴念仁のようだなあ。
[からかう様な口調ではあるが、相手との仲を邪推しているわけでもない。
同じ境遇の者がもう一人居るのか、と。そんな事を考えるだけ。
それにしても、名も知らぬ相手からの差し入れを、よく素直に受け取って貰えたものだ。
そのご婦人とやらは、どうやら警戒心が足らぬと見える]
ふぅん、中は苺なのか。
[仄かに覗く赤色を指先でなぞり、小さく鼻を鳴らして]
美味けりゃ良い、嗚呼、確かにそうさね。
自分が美味いと思う物を
他者に与えようと考えるのもまた、道理か。
ふふん、有難く頂いておこう。
["お前さんは良い人だね"、と。
紙で包んだ苺大福を袂に落としながら、嘯いてみたり。
返礼をする律儀さだとか、気に入りを選んで他者に贈る気遣いだとか。それらは素直に好ましく思えた。
それも、彼の人の身の上を知らぬから────その手を汚す赤を、知らぬから。言える事かも解らんが。
或いは知ったところで、嗤って流してしまうのやも]
あたしは今、此処で出逢った娘子に
無聊を慰めてもらっているところだよ。
どうにも物語を集めるのが好きでね、
その娘の身の上話を聞いているのさ。
……ン。
愉しませる為に連れてこられたのに、
己の無聊を慰めてちゃ不味いのか。
ふふ、此処は案外愉しくって、
神サンを喜ばせるのをついつい忘れちまう。
[これでは、神より過客の方が愉しんでいるのではなかろうか。
異国の空気に触れ、姿の見えぬ相手と言葉を交わし、常なら出来ぬ事柄は、乾いた心を潤す様だもの]
だが、参拝するっつうのも愉しそうだ。
此処の神サンへの礼儀なんかは知らんから、
どっかで粗相をやらかしちまいそうだが。
[後半は、何処か似合わぬ困った風な声音で。
それはそれで一興か、などと。都合よく考えるのも、すぐなのだけれど]*
木に身を持たれかけ目を瞑る二人。
周りには彼らを温める動物達。
吾輩はひょいと提灯の中から火の頭を伸ばして周りの様子を見る。
少し離れたところでこちらを見つめる大イヌ、さらにこの森より遥か遠くから感じる何者かの視線。
なるほど我らはそいつによってここに呼び出されたのか。無性に腹が立つ、早く起こして元の世界に帰ろう。
そう思って手を伸ばそうとしてーーー………
止めた。
糞餓鬼の間抜けな寝顔が、なんとも飼い主様に似ておるのだ。ここまで間抜け面だと起こす気にもなれぬ。
そう思い返し、吾輩は提灯の中に身体を戻し火の姿に戻る。
明るすぎては寝づらかろ、そう考えればすうっと灯火は小さくなっていくのだ。
さて、吾輩も少し眠ることとしよう**
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