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["わたし"は泣きじゃくる"リーザ"に向けて静かに、あくまでも静かに、霊(たましい)の座を譲るよう促した。
"リーザ"は、"わたし"を含めた霊の存在を知らない。知ることのないように、"わたし"が決めた。
はじめは"わたし"こそが"リーザ"と名付けられた唯一の霊だったのだ。その霊を自ら分かち、"わたし"を産み育てた両親にとってあるべきかたちへと決めたことで、今の"リーザ"が生まれた。
その弊害は大きく、"わたし"は転生前より神から授かった大きな力のほとんどを失うことになった。そして力は暴走し、"リーザ"のほかにも次々とこの体のうちで霊が分かたれていった。
はじめは"わたし"がそれらを統制しようとしたが、かえって力は暴走するばかりだった。
"わたし"の存在は望まれていない。両親にも、そして自分自身にさえ。
"わたし"はあきらめて眠り、"リーザ"たちにこの体を明け渡すことにした。この村にもやがて来る、人狼騒動のそのときまで。
だが眠りは深く、結局"わたし"は今の今まで眠り続けることになる]
今、"わたし"こそがリーザだ。つまり、あるべきかたちに戻ったのだ。
だが、力はない。見た目通りの幼い娘。
真実の言葉を語るだけで、あらゆる人外からその仮初めの姿をはがし取り、現世に存在することを禁じることさえ可能であったはずの力は、もう。
だか、それでも武器になるのは言葉だけだ。
"わたし"はそれで戦おう。
レムスのように自らの存在を誇示するつもりはない。
できるかぎり元の"リーザ"のまま振る舞う。それが基本方針だ。
"レムス"のやつがすでにずいぶんとまわりを気味悪がさせてしまった。これ以上違うものが出てきては、"リーザ"のほうが人外扱いされてしまう。
それに"わたし"の存在など、今この場に集まる者にとってはどうでもいいことだ。堂々と存在をひけらかして、よけいなことを語りたくはない。
必要なのは人狼をどう見つけ、滅ぼすか。それだけだ。
そのために必要だと言われたら、そのときは語ろう。
まあ"わたし"の存在に感づかれるか、"わたし"が人狼だとみなされてしまったときになるが。
"リーザ"が眠っていったあとも、"わたし"はエルナの胸にすがりついたままでいた。
"わたし"も悲しかった。これは本心だ。
だが、一方で、何かが"わたし"に告げていた。
これで終わりではない、と。
そう、なにかがおかしい。でなければ"わたし"が出るきっかけにはならないはず。
そもそも何度も何度も転生をしてきた中で、人狼が自ら正体を現し、しかもそのまま命を絶つなど、前代未聞のこと。
警戒心が強く立つ。
そうだ。狼さんをさがす遊びはまだ終わっていないのだ。
だからこそ"わたし"の出番がある。
『人外はすべて殲滅せよ』
あの"影"の気配を感じる。"リーザ"にとっては父親の幻影、"わたし"には、すべての人の子の偉大なる"父"の影。
――言われなくたって、やってやるのよ。
"リーザ"の悲しみは、"わたし"の怒りに。
ただ、その怒りは幾重にも重なった"わたし"の生の一つに過ぎないのだけれど。
やがて、シモンに促されるままに、"わたし"はこの場を離れた。あくまで幼い娘、リーザとして。
そして談話室へ……]**
はぁ、はぁ、はぁ、うう・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!
[暫くは、何を言われても返す事ができなかった。
カタリーネが、どうしてここまで強気を保つ事ができていたのか。
それは絶対の信念と自信があったからに他ならない。
それもエルナの真実によって、根こそぎ奪われてしまった。]
[人狼がまだいるかも知れない。
驚きを感じると同時に、どこかでそれを察している自分がいた。
それでも、今更それに脅威を覚える気にはなれやしなかった。]
これ以上、何が居るってのさ。
私にどうしろってんだい。
ねえ、教えておくれよ。
[カタリーネはぽろぽろと涙を流す。
持ってきたエルナの服を片手でぎゅっと握りしめる。]
騙されていたとしても。
殺されても、偽物だったとしても。
私と過ごした日々だけは本物です。
今まで見えませんでしたけど…貴方ってこんな感じだったんですねぇ。
[頭を撫で続けて興味深そうに彼女を見つめる]
やっぱり、生きているうちに見ておきたかったですねぇ。
あの時にどんな表情をしてたとかやっぱり気になります。
……死ぬ、というのは救いだと誰かに聞きました。
それが他でない貴方で…私としては嬉しかったのですが。
[まっすぐに見つめる目には確かにエルナの姿が映り込んでいた
それを彼女はわかるかどうか]
……貴方が守りたかったのは彼ですか?
[その場に彼女はいたか
いなくても呟いてぼんやりと移り変わるのを見つめていた*]
少女 リーザは、羊飼い カタリーネ を投票先に選びました。
[再び戻って来てみれば、扉が開いていた>>26>>30。
二人は先に中へ入っているのだろう。
傍の部屋に置いた分を回収し、足下の見えない状態で
ゲルトの部屋へと入りこんで]
[――見事に、掃除道具>>31>>34を蹴っ飛ばした。
会話に挟まる、からんという軽い音]
……すまん。続けてくれ。
[そう伝え、横目で辺りを見回し、汚れの少ない箇所へ
シーツをとすとす積んでいく――その間、他の作業音は無い。
振り返ってみれば、ヨアヒムとクララは何故だか二人して
死者の前で手を止めたまま]
[流石に不思議で、どうしたんだと尋ねたならば
そこで漸く、推測と対応>>29>>33>>34について
二人から聞くことができただろう]
[驚きで、瞳が一瞬丸くなる]
[――そうか。他の人狼騒動を知らなければ、
狼が一匹である可能性も、濃く見られるものなのか、と]
取り敢えず、談話室へ戻ろう。
……話して、考えないといけないだろう
[ヨアヒムの意見>>33へと同意を示し、荷物も皆置いて
ここを後にしようと、動揺抜けきらぬ二人を促す。
二人の意見を把握するべく、短い移動の合間には
“誰かが出入りする所を見たか”なんて話も振った]
“俺は一度戻ったが、静かなもんだった”
“ただ、ゲルトの時は気付けなかったから、
さっきも既に中へ居たのかもしれない”
[こちらの情報を問われたならば、そう返したことだろう]
[――止めてしまってもよかったのではないか。
占い師ですら、平和が来たと錯覚してしまったなら
逃げ場が無くとも、生き延びられたのではないか]
[そんな夢想を過ぎらせた為に
口調こそ淡々としているが、発する声は常より低く、重く]
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