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…気を取り直して頑張ろう。ストライクは先に取りたい。
[平静に戻った後に、そう呟いて挑むことにする。
結果としては。5(10)回と5(10)回、5(10)回にストライクを放ち、8(10)回にスペアを叩き出したのだった。(1が出た場合と10以外で被ったら無効)
さて、勝てたかな。負けてしまったのかな?*]
/*
ここでまた1%を引くのか…きっと倒れる音が素晴らしかったのだと信じたい。
― 文化祭翌日 学校前 ―
[時間ぎりぎりにやってくる>>88
言葉に、含まれるものをなんとなく感じるが、仕方ないかと気づかぬふりをする]
そうだよ。
あの時の私は、耶白に自分で気づいてほしくて、何についてかは言わなかった。
もしかしたら、不思議で、意味が解らないから、ぶつかる事は無いのかと思ったのかもしれない。
でも……今は、しっかりぶつかるべきだったのではと思ったの。
[言葉を一度きると、じっと見つめて]
私は智が好き。だからあなたに負けない。
ってね。
[それは傷をえぐるものかもしれないが、きっぱりと言い切る。
言い切った後、首を傾げ]
ねぇ、私はいまだに不思議に思っている事があるの。
言いたくないのなら、いいけど、良ければ教えてほしい。
[相手の真意を探るように瞳を見つめ]
私、お茶会の前日アリスの好きな人について話していた時、耶白は澤くんの事が好きだと思ったよ。
しっかり踏み込まなかったけど、あなたは、そういう態度を見せていた。
だから智と…って言うのが不思議だったのよ。
元々澤くんへの気持ちは智への気持ちを隠すカモフラージュだったのか…それとも………。
[一応そこで止めるのは、それ以上言うのは追い詰めるかもしれないと思ったから。
だから、どうなの?と問うように見つめる]
/*
と一撃。
ーボーリングの後にー
[既に秋も深まりつつある頃。日が暮れるのは大分早くなっていて。ボーリングに熱中したこともあって、空には既に星が瞬き始めていた。]
……帰る前に、ちょっと駅近くの公園にも寄りたいんだ。
[歩きながら手を繋いでいない方の…鞄を持っていた方の手を一度。鞄を肩に掛けることで鞄からは放して制服上着の胸ポケットを軽く探る。
ある筈の感触が手に触れれば安心して。そのまま公園の中の、先に目星をつけていたベンチへと向かっていった。]
……ほら、ここからなら星がよく見える。
[人工の光はあまり届かないけれど、月や星の光は今日は綺麗に降り注いでいてそこまで暗さは感じない。
月明かりに照らされた中、暫く空を見上げてから。]
改めて。誕生日おめでとうと言いたくて。
俺を受け入れてくれてありがとう……って気持ちを伝えたくて。どうしたらいいか考えてみて。
言葉を形にするにあたって。この形が小春に一番伝わるんじゃないかって思ったから。
[そう言って、スクールバッグから取り出したのは花が入っている箱。箱は、明日渡すのだと言ったら入れてくれていた。
それを開いて取り出したのは…薔薇の花束。
本数は11本。10本の赤い薔薇の中に1本の白い薔薇。でもその白い薔薇はほぼ枯れて変色している。]
……詰め込みすぎて全部合ってるかは分からない、けど。
産まれてきてくれて。こうして…今一緒に過ごしてくれて。本当に…ありがとう。
だから、受け取ってほしい。
[そう言って、その花束を。彼女に両手で差し出した。]
/*
…正直中の人レベルで間違ってるかもしれない。
喉と時間が足りない…っ!
[片手で頭を抱える様子に、ふふ、と口元に笑み。
悔しがっているのかな、驚いてくれたのかな、そう思って。
まさか別の理由とは考え付くはずもない。
ボウリング、楽しいなぁ。]
っ、すごい。
[歩の5回目の投球に息を飲む。
ボールはピンに吸い込まれるように転がり、軽やかな音が響く。
思わず立ち上がっていた。
ぱちぱちと拍手をして、頬を赤らめる。]
お疲れ様、歩さん。
ボウリング初めてだったけど、とっても、楽しかった。
[程よい疲れに身を包まれて。
さて帰路につこう。
ボウリング場を出、導かれるままに公園へと足を運ぶ。
日が暮れればもう寒さを感じる時期だったから、
繋いだ手の温かさも、より感じられた。]
ーちょっと前・ボーリング場から出た後にー
[1ゲームで終わることは無かっただろうが、1ゲーム目は負けてしまった。完璧だった5回目の後、6回目が2ピンしか倒れなかったのもその原因だろう。
きっと、その後は勝つこともあっただろうから。結局は何かを贈り合うことで決着がついた筈だ。]
楽しめたのなら、それが一番。…また行こうか。
[それは、未来の話だけれど。
繋いだ手の暖かさを感じながら…そして、自分自身も、彼女のことも信じてそう言うのだった*]
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