人狼物語(瓜科国)


1611 who are you?〜そして誰かがいなくなった〜


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酒場の女主人 ヤーニカ

[その村は人が大勢住むには適さない狭い地だった。
だが廃れる事無くある程度栄え続けていたのは
幾つかの山道が交差する場所だったからだ。

人が行き交えば客を持成す商いが成り立つ。
特に疲れ果てた客を癒す寝所と酒と女。

女の酒場もこの規模の村にしては栄えていた。
行き交う客達の素性は聞かない。
何かから逃げている者達もいただろう。
だが詮索しないからこそ客は金を落としていく。
それで良かった。

その中に人を喰う化け物が混じっていた事で
村は滅び酒場は焼け、女が生き残った。

最後まで生に縋り付いた女の生き様は
意地汚いと思われるほどだっただろう。]

( 31 ) 2015/08/18(火) 20:34:38

酒場の女主人 ヤーニカ

 だってああなっちゃ、人間も人狼も、どっちが
 化け物かわかりゃしないんだもの。

[死ぬのだけは嫌がった女は結社員になるのを拒絶した。
当然だ。
だが断ればどうなるか、明確な言葉は無かったが、
悲劇の後のせいか、
悲観的な予想しか出来ず頷くしか無かったのだ。]

( 32 ) 2015/08/18(火) 20:34:50

酒場の女主人 ヤーニカ

     ー 朝 −

[霧が出る朝も湿度が高いが、今日は髪がやけに張り付いて重い。
上手く纏まらない髪に、鏡の中の女は少し口を尖らせた。]

 髪は女の命だって言うのに、これじゃ決まらないねぇ。

[溜息と共に纏めるのを諦め、
櫛を通すだけで部屋から出る事にした。
見渡す室内の調度品は質素そのもの。
連れて来られた当時は埃を被っていて使えそうに無かったが、
黒炭になった酒場にはもう戻れない。]

 あたしを結社員にしようだなんて。
 よっぽど人手が足りないんだね。

[守るべき場所はもうない。
それでも主だった事を忘れない様にと、
耳に真珠、唇に紅を引く。]

( 33 ) 2015/08/18(火) 20:42:27

酒場の女主人 ヤーニカ

 美味しそうな匂い。
 本当はあたしが先に起きなきゃいけないのに。
 朝がすっかり嫌いになっちまった。

[朝起きると村の端の大木にゆらゆらと揺れる人の姿があった。
それが化け物だったとしても。
揺れる姿は昨日まで楽しく酒を交わしていた人間だった。]

 規則正しい生活をしてれば人間。
 なら楽なのにね。

[祈りを捧げ続ける修道女や牧師までいる生活。
彼らも同じ命の上に成り立った命だと言うなら。]

 神様って何考えてるんだろうね。

[呟きを部屋に押し込んで、まだ少し危うい道順を辿り
朝食の匂いの元へと歩き出した。]

( 34 ) 2015/08/18(火) 20:45:13

墓守 マコト

 此処ではお互い様、ですから。

[キリクという名であった筈の牧師>>29から雑巾を受け取り、床に広がった水を拭い始める。
初めは黙々と手慣れた様子で。
けれど笑顔で言われた言葉に、ふと手が止まる。]

 何故?
 確か……いや、あまり。
 間が抜けているとか、そういうふうに言われた事なかったんで。

 ……そんなにどうしようもなく見えますか?

[しっかりしろ。
犠牲者だった祖父の傍で動けなくなった男へそう言った友の顔と、木の下で揺れる光景が重なって、少しだけ表情の薄い顔を顰めた。]

( 35 ) 2015/08/18(火) 20:46:09

墓守 マコト

[小さく軋む音>>30がした気がした。
誰かいたのかもしれないけれど、男は振り返らない。

挨拶も受け答えも普通にしていても。
人や物事に対する男の関心は薄いようだった。]

( 36 ) 2015/08/18(火) 20:52:43

【独】 酒場の女主人 ヤーニカ

/*
久しぶりの人狼騒動!!
しかも鬱鬱しい奴です。
人数増えてくれるといいなぁと思いつつ……。
アクが強いから仕方ないこの設定。

本当はおじいちゃんチップで1人生き残った村長と
ビッチ女と迷ったのですが、全開ドラちゃんだったので
女の子やりたくなったのですです。

( -30 ) 2015/08/18(火) 20:53:23

【独】 墓守 マコト

/*
心情かなり入れているけれどうっかり憑狼になっても大丈夫だろうか。
大丈夫だ、問題ない。

( -31 ) 2015/08/18(火) 20:57:38

【独】 墓守 マコト

/*
事前は揃ったようだけれど飛び込み来るといいなー。

というかヤーニカの酒場燃えたのか!燃やしたい!

( -32 ) 2015/08/18(火) 20:58:44

修道女 クリスタ

 ― 騒動よりも前/とある村の酒場にて ―

 ……すみま、せん。

 少しの間、だけ……
 ここに隠れさせて、頂いても、いいですか。

[夜の酒場を訪れ、主と思われる女性>>31に近づき小声で請う娘は、胸元が大きく開いており肌が透けて見えるような薄手の汚れたワンピースを身に纏い、長い銀髪はぼさぼさ、体もあちこちが擦り傷だらけだった。]

[何かから逃げてきていることは一目瞭然だろう。
 そして明らかに厄介事を抱え込んでいる。
 断られたなら「わかりました」と一言だけ告げて、その場から逃げるように去っただろう*]

( 37 ) 2015/08/18(火) 21:04:53

牧師 キリク

― 廊下 ―

 ありがとうございます、助かります。
 …は?いえ、間が抜けているとは思いませんが。

[手際よく床を拭いていたのが、ふと手を止めた青年の問いかけ>>35に、すこし戸惑いつつ声を返したが、はっとその発言の理由に思い至り]
 
 あ、すみませんこれは失言でした。そういう意味ではないのです。
 そうですねえ…強いて言うなら、「手を繋いだ妹弟がぬかるみを踏まないよう心配るあまり、自分が馬糞を踏んでしまう」方のように見えます。

[こうやって手を貸してくれているところも、きっと優しさの表れなのだろう、と思う。
ただ初対面の時から、彼の声はどこか微かな遠鳴りを思わせて、声を発する彼自身は此処ではない何処に居るような印象を持っていた]

 ご気分を害したならすみません。
 天は我々小さな迷い子の足元までは守ってくださいませんから。ご自身のことも、ちゃんと見てあげてくださいね。
 ああ!すみません、ついお節介を…

[話すほどどつぼにはまっていくようで、慌てて申し訳なさそうにぺこりと頭を下げた]*

( 38 ) 2015/08/18(火) 21:10:08

【独】 修道女 クリスタ

/*
設定チラ見せしつつ縁故を振りに行くスタイル!

( -33 ) 2015/08/18(火) 21:11:20

【独】 修道女 クリスタ

/*
>>37
ちなみに返答がYesならヤーニカさんを覚えていて、Noなら忘れてますこいつ

( -34 ) 2015/08/18(火) 21:13:30

酒場の女主人 ヤーニカ

   − 廊下 −

[イイ男が2人床拭きをしている現場>>35>>38に出くわした。
掃除も料理も昔は誰より頑張っていた覚えがあるが、
そんな自分は何処に行ったのか。]

 おはよう。
 朝からお掃除頑張ってるね。

 あたしも何かしないとね。
 美味しいご飯食べるのに、相応の対価を払わないと。

[生きる為に働くのは当然だ。
ただ……これから生きる為に、何かの生死に関わる事になる。
その現実から目を背けるように、水を吸っていく雑巾と
働く2人に声を掛けた。]

( 39 ) 2015/08/18(火) 21:33:53

墓守 マコト

 兄弟はいないのですけど。

[牧師>>38の例えをそのまま受け取って答えた後。
少し間を開けてから、ああ、小さく零す。]

 別に気を悪くしたとかではなくて、少し不思議だっただけです。

 でも俺はそんな優しい人間ではないですよ。
 そんなお節介焼いてもらえるような人間じゃ。
 ただ。

 ただやるべき事をやろうと。

 そうすれば、あまり考えずにすみますから。

[頭を下げる牧師からまだ水の残る廊下へと目を落とし、止めていた手を再び動かしだす。]

( 40 ) 2015/08/18(火) 21:36:28

墓守 マコト

 そうだ、やるべき事をやればいいんだ。

[呟きは己に言い聞かせるように。]

( 41 ) 2015/08/18(火) 21:36:41

【独】 墓守 マコト

/*
しまった先に遭遇してしまった。
普通に話しかけてくれたのに実は村焼いたよ、っていうのは辛い気がするのでやめておこう。

( -35 ) 2015/08/18(火) 21:39:41

牧師 キリク

― 廊下 ―

 ふふ、少なくとも私には優しく見えますよ。
 おかげさまで、何とか片付きました。

[そう言って、雑巾を絞り切った。
まだ湿り気はあるものの、だいぶ綺麗になっている。

と、そこへ女性の声が>>39]

 あ、おはようございますヤーニカさん。
 今日の髪形はなんだか重量感がありますね。

[巡礼者として彷徨していたころ、道の交わる彼女の村には何度も訪れている。
もしかしたら、旅費を稼ぐために下働きをさせて貰ったこともあるかもしれない。
かつての彼女の村は、山奥にありながらさまざまな人が訪れるという、よそ者としては気楽でいられる土地で気に入っていたのだが]*

( 42 ) 2015/08/18(火) 21:53:19

墓守 マコト

[女>>39の声がした。
水をたっぷりを吸った雑巾をバケツの上で絞る。
汚れた黒い水が溜まっていく。]

 おはようございます。

[それから、緩慢な動作でヤーニカという女へと顔を向ける。]

 やるべき事は、今は掃除くらいですから。

 でももう食事の時間でしたか。
 気づかなかった。

[此処に来てから男は、食事の事は忘れがちだ。
食堂から漂ういい匂いにも今漸く気が付いた。]

( 43 ) 2015/08/18(火) 21:57:28

【独】 酒場の女主人 ヤーニカ

/*
修道女に牧師とかどんだけ通り過ぎるんだwww

( -36 ) 2015/08/18(火) 21:58:13


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