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[その村は人が大勢住むには適さない狭い地だった。
だが廃れる事無くある程度栄え続けていたのは
幾つかの山道が交差する場所だったからだ。
人が行き交えば客を持成す商いが成り立つ。
特に疲れ果てた客を癒す寝所と酒と女。
女の酒場もこの規模の村にしては栄えていた。
行き交う客達の素性は聞かない。
何かから逃げている者達もいただろう。
だが詮索しないからこそ客は金を落としていく。
それで良かった。
その中に人を喰う化け物が混じっていた事で
村は滅び酒場は焼け、女が生き残った。
最後まで生に縋り付いた女の生き様は
意地汚いと思われるほどだっただろう。]
だってああなっちゃ、人間も人狼も、どっちが
化け物かわかりゃしないんだもの。
[死ぬのだけは嫌がった女は結社員になるのを拒絶した。
当然だ。
だが断ればどうなるか、明確な言葉は無かったが、
悲劇の後のせいか、
悲観的な予想しか出来ず頷くしか無かったのだ。]
ー 朝 −
[霧が出る朝も湿度が高いが、今日は髪がやけに張り付いて重い。
上手く纏まらない髪に、鏡の中の女は少し口を尖らせた。]
髪は女の命だって言うのに、これじゃ決まらないねぇ。
[溜息と共に纏めるのを諦め、
櫛を通すだけで部屋から出る事にした。
見渡す室内の調度品は質素そのもの。
連れて来られた当時は埃を被っていて使えそうに無かったが、
黒炭になった酒場にはもう戻れない。]
あたしを結社員にしようだなんて。
よっぽど人手が足りないんだね。
[守るべき場所はもうない。
それでも主だった事を忘れない様にと、
耳に真珠、唇に紅を引く。]
美味しそうな匂い。
本当はあたしが先に起きなきゃいけないのに。
朝がすっかり嫌いになっちまった。
[朝起きると村の端の大木にゆらゆらと揺れる人の姿があった。
それが化け物だったとしても。
揺れる姿は昨日まで楽しく酒を交わしていた人間だった。]
規則正しい生活をしてれば人間。
なら楽なのにね。
[祈りを捧げ続ける修道女や牧師までいる生活。
彼らも同じ命の上に成り立った命だと言うなら。]
神様って何考えてるんだろうね。
[呟きを部屋に押し込んで、まだ少し危うい道順を辿り
朝食の匂いの元へと歩き出した。]
/*
久しぶりの人狼騒動!!
しかも鬱鬱しい奴です。
人数増えてくれるといいなぁと思いつつ……。
アクが強いから仕方ないこの設定。
本当はおじいちゃんチップで1人生き残った村長と
ビッチ女と迷ったのですが、全開ドラちゃんだったので
女の子やりたくなったのですです。
― 廊下 ―
ありがとうございます、助かります。
…は?いえ、間が抜けているとは思いませんが。
[手際よく床を拭いていたのが、ふと手を止めた青年の問いかけ>>35に、すこし戸惑いつつ声を返したが、はっとその発言の理由に思い至り]
あ、すみませんこれは失言でした。そういう意味ではないのです。
そうですねえ…強いて言うなら、「手を繋いだ妹弟がぬかるみを踏まないよう心配るあまり、自分が馬糞を踏んでしまう」方のように見えます。
[こうやって手を貸してくれているところも、きっと優しさの表れなのだろう、と思う。
ただ初対面の時から、彼の声はどこか微かな遠鳴りを思わせて、声を発する彼自身は此処ではない何処に居るような印象を持っていた]
ご気分を害したならすみません。
天は我々小さな迷い子の足元までは守ってくださいませんから。ご自身のことも、ちゃんと見てあげてくださいね。
ああ!すみません、ついお節介を…
[話すほどどつぼにはまっていくようで、慌てて申し訳なさそうにぺこりと頭を下げた]*
− 廊下 −
[イイ男が2人床拭きをしている現場>>35>>38に出くわした。
掃除も料理も昔は誰より頑張っていた覚えがあるが、
そんな自分は何処に行ったのか。]
おはよう。
朝からお掃除頑張ってるね。
あたしも何かしないとね。
美味しいご飯食べるのに、相応の対価を払わないと。
[生きる為に働くのは当然だ。
ただ……これから生きる為に、何かの生死に関わる事になる。
その現実から目を背けるように、水を吸っていく雑巾と
働く2人に声を掛けた。]
/*
しまった先に遭遇してしまった。
普通に話しかけてくれたのに実は村焼いたよ、っていうのは辛い気がするのでやめておこう。
― 廊下 ―
ふふ、少なくとも私には優しく見えますよ。
おかげさまで、何とか片付きました。
[そう言って、雑巾を絞り切った。
まだ湿り気はあるものの、だいぶ綺麗になっている。
と、そこへ女性の声が>>39]
あ、おはようございますヤーニカさん。
今日の髪形はなんだか重量感がありますね。
[巡礼者として彷徨していたころ、道の交わる彼女の村には何度も訪れている。
もしかしたら、旅費を稼ぐために下働きをさせて貰ったこともあるかもしれない。
かつての彼女の村は、山奥にありながらさまざまな人が訪れるという、よそ者としては気楽でいられる土地で気に入っていたのだが]*
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