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酒場の女主人 ヤーニカ は、修道女 クリスタ を占った。
次の日の朝、茶屋 アリス が無残な姿で発見された。
《★占》 修道女 クリスタ は 人間 のようだ。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、修道女 クリスタ、墓守 マコト、妹 ニイナ、傷病者 マイダ、彫師 ランス、牧師 キリク、酒場の女主人 ヤーニカ の 7 名。
/*
2日目:修道女 クリスタ は 人間 のようだ。
大丈夫だと思ったけど、これで狼引いてたら発狂する所だった。
―― 外 ――
[外は嵐の深夜。雨と風が自分の体に叩きつけられても気にせずに歩く。
その手には、小柄な体には似合わない大振りの鉈が握られていた]
――早く、行かなきゃ……。
[こうしている間にも、アリスが何かをするかもしれない。
雨に濡れたままなのも構わずに、目的の場所へ。
一応、誰かに見つからないようにこっそりと]*
/*一番起こってほしくて起こってほしくない事が起こってそうでそわそわする。
返事書きたいのにログが見れない!!昨日に戻りにくい!
……おやすみなさいませ。
服……ありがとうございます。
[二人へ背を向けて。
ローブを引きずらないよう持ち上げながら、逃げるように自室へと走り去った*]
―― →アリスの部屋 ――
[深夜の結社内部をゆっくりと歩く。
急がないといけないけれど、焦らずに。やがて、目的の人物がいる部屋の前につけば、ノックもせずに扉を開けて中へと。
そうこっそりとやればいいのだ]
……。
[中ではアリスがぶつぶつと呟きながらうずくまっている。
もしかしたら、これが上位の人狼も見つける事が出来る占いの最中なのかもしれない。
もっとも、今は関係ないが]
[叩きつけるように、アリスの脳天へと振り下ろす。
あっさりと、しっかりと、鉈は彼女の頭蓋を抉り、声を上げる間もなく絶命させる。
手に残るのは、人の命を奪った鉄の塊と、肉を抉る感触]
……ぅ……。
[そして、こみ上げるのは吐き気。
人を、殺す感覚。
それを体験した事は既にあるけれど、その対象は兄。
久しぶりの、血肉を抉る感触に、否が応でも思い出される]
――我慢、我慢しなきゃ……『おにいちゃん』の為だもの……。
[こみ上げる吐き気を押し殺し、今は動かないアリスの体を蹴り飛ばす]
そうだよ……、こいつが『おにいちゃん』の邪魔をするからいけないんだ。
お前のせいで、お前のせいで、お前のせいで、お前のせいで………
[蹴り飛ばしたアリスの体を、何度も何度も何度も何度も蹴りつける。
まるで、物に八つ当たりするように。執拗に、飽きるまで蹴り続ける。やがて]
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