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作家 グリフィン は、雪の国からきた幽霊 ユキエ に愛の言葉を囁いた。
次の日の朝、夢見る宇宙鯨の幽霊 が無残な姿で発見された。
魚人が、作家 グリフィン の近くで跳ねたようです。
さあ、まだまだ砂漠星を楽しもう。
まったりまったり。
現在の生存者は、猫の長老 ミィ、雪の国からきた幽霊 ユキエ、作家 グリフィン、ダンシングフラワーロボット ロメッツ!、幽霊の少女 フラン、旅の獣人 ミゲル・カッシーニ、ホテルのオーナー ミヤタ の 7 名。
旅の獣人 ミゲル・カッシーニは、ホテルのオーナー ミヤタ を投票先に選びました。
幽霊の少女 フランは、ホテルのオーナー ミヤタ を投票先に選びました。
[3人が何やら探しているのをラクダの上で高みの見物していると、ミゲルが砂漠の宝石を見つけたようだった>>1:135]
「素晴らしい擬態能力よ、なかなかここまで綺麗な擬態植物はいないと思うわ」
[擬態動物も、ね
砂漠の宝石を見つめながら、シャンティーは熱の篭った声でいう
宝石に魅入られているようだ
楽しそうな声を優しげに見つめていた]
[間髪入れずに宝石を食べたミゲル>>1:56に、シャンティーはふふ、と含みを持って笑って見ていた
その後、フラン>>1:161、ミィ>>1:162と次々に食べていくのを面白そうに見ている]
(そろそろ種明かしをしよう)
[青猫は辺りを伺う。]
ここには無いようじゃの。植物は育ちよるが、穴は育っておらぬようじゃの。それに故郷の星の空気が感じられぬ。どこまでも砂漠星じゃて。
[もとはといえば帰るための手立てを探しに来たもの。
もちろん、そう簡単に見つかるとは思っていない。なに、ここでないというのなら、別のあてを見つければ良いだけの話だ。
もう一度実を味わう。悪くない、こうしているのも実の味も。]
のう。少し尋ねたいのじゃが、遠き場所を繋ぐ穴やカラクリについて何か知っていることはあるかの?
[少し真面目な顔になって、向き直った。]
猫の長老 ミィは、ホテルのオーナー ミヤタ を投票先に選びました。
(尻尾がむず痒いの。少し食べすぎたじゃろうか?)
うにゃあ。
[どこか落ち着かない。喉は潤っているというのに。
後ろ足で背中をもじゃもじゃとすると、気分を変えようとなけなしの水で顔を洗った。
猫が顔を洗うと雨が降るという伝承があるが、この水っ気の無い砂漠星でははてさてどうだろうか?]
ピチャリ…
[それは手に触れられるものではなく、されど現実に聴こえる水の音。
遠くから、遠くから、聴こえてくる鯨の夢。]
へぇ。これがねぇ。
[長い歳月を生きる猫又のネタばらしを聞けば、関心したように相槌を打つ。
『砂漠の宝石』を原料にしたドリンク。話題性はばっちりだ。
しかし、男は凶のドリンクしか飲んだことがない。
水分補給と割りきって飲んだが、微妙な味。
青い老猫が、しばしのトリップから帰還した後、活力に満ち満ちている様子>>1:164を、この奇妙な植物だけのせいだと勘違いすれば、]
とりあえず、己の運が悪いのだけは、分かった。
[納得いかなそうに呟くのだった。]
(わあ、ミィちゃんが酔ってるみたいになった。)
[ミィ>>1:162が、ゴロゴロしている様子には、可愛い!と心の中で何度も褒めちぎる。
そんな折、シャンティ>>1から秘密が明かされる。]
わお。
ミィちゃんの持ってたドリンクのことだよね?
そのドリンクの材料になってるんだ。
[砂漠の宝石は、もぎ取れば、そのまま喪われてしまうのかもと心配していたが、これはどうやら「実」らしい。
蕾はその実の前の段階なのかどうか、は分からなかったけれど、水分を沢山含んだゼリー状でプニプニした果実は、言われてみれば、おみくじドリンクの材料というのも納得だった。]
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