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乱痴気お茶会はつい先ほどまでの騒ぎが嘘のように静まりかえっていた。
皆は身を竦め、たまに顔を左右に向けるも目が合うと電気でも走ったかのように正面へと向き直っていた。
そのうち、どこかで「犯人が」と小さな囁きが漏れる。
続いて「タルトを」「女王様の」との声があちこちで上がり始め、それは見る間に広まり、ざわざわと落ち着かない空気が辺りを満たしていく。
聞き取った断片をつなぎ合わせると、どうやら大事な女王さまのタルトをこっそり盗み食べた者がいるらしい……。
白うさぎはラッパを三回ふきならすと、こう言った。
どうやらこの中には、参加者が1人、犯人が1人、共鳴者が2人、しっかり屋が3人、求婚者が2人、叫迷狂人が3人含まれているようです。
班帝 貞久(ぱんてい さだひさ)は【時間を進める】ことにしました。
A>>ルシア
["敵なのか"、と。そう呟く彼の声に、きょとんとした風に彼を見やり。
――あァ、そう言えば…白と黒とで、仲が悪いんだっけ。
そんな、今更な情報を頭の隅から引っ張り出す。]
んー…俺は臨時で来てるだけだしなァ。
争い事に巻き込まれるのは、ちょっと勘弁願いたいんだけど。
[案内板の前から去る時に見えた、初めて見た時のような少し硬い表情>>0:114に、"やっぱり人見知りなのかねェ"なんて胸中で独りごちながら、彼の後をついて廊下を進み出す。]
この学校に居るなら君も、闘うのは慣れてるのかな。
…君みたいな年の子が慣れてるって言うのも、何とも物騒な話しだけどさ。
[そんな、取り止めのない話を交わしつつ。特に何も無くもう少し進んだのなら、目的地の一つである職員室も、見えては来るだろうか。]
−メルヒオルと別れた後−
[後方から怒鳴り声(>>0:112 イレーナ)が聞こえて反射的にそちらを振り向く。
声の主は、どうやら綺麗に結ってある桃色の髪を揺らしながら何かから逃げている様子の女の子らしい。
その可愛らしい見た目にそぐわない暴言には少し目を見開いたが。
目線がバッチリ合っただろうか合っていないとしても微笑みを讃えて、足を進めた。]
どうしたの?
もしかしてアンタも新入生なの?
俺もなんだぁ、よかったら…
[一緒に行動しない?
ナンパに聞こえるだろうか。まぁ可愛い子には話かけるのが当然だろう。
そこで拒まれても拒まれなくても、言葉を続けて]
勘違いだったら失礼。
…さっき何かから逃げてたみたいけど、困ったことでも?
…ん?
[青年は眠た気な瞳を暫く瞬かせて、やがてゆるりと上半身を天へと伸ばし、肩を鳴らしました]
ああ…コウモリ人間って呼ばれてるやつさね。
相方は…あ、さっきオレを睨んでた人さ?
[目前に居るその姿を認めて、あくび混じりの声を出します。そうしてガシガシと髪を掻けば、「ま、よろしくさ」と 特に何の警戒も抱くことなく軽く笑うのでした]
メルヒオルは、ランダム を能力(求婚)の対象に選びました。
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