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ここは平和な街の中にある魔法を学ぶ学園ホリー・ポッカー。
学生達は日々、魔法の研究と修練に励んでいた。
初夏の季節に行われるクラス分けも滞りなく終わった、夏のある日。
10年に一度の街全体を挙げての夏祭りの準備に追われながらも、祭りの前特有のどこか浮き浮きとした空気の中で生活する魔法学園の学生達。
そんな中、不思議なうわさが流れる。
夏祭りの期間中、24時の鐘がなる時に、怪人クロノスが学生を毎夜どこかへ連れ去るという。
そんなのただの噂さ、と鼻で笑う生徒。戦々恐々とする生徒。反応は多種多様だが……。
1人目、錬金術師 ニコル がやってきました。
錬金術師 ニコルは、村人 を希望しました。
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
村の設定が変更されました。
こんばんは、村建てです。
本村はRPの初心者からベテランまでを手広く受け付けている村です。
とりあえずまずは練習。
失敗しても反省して改善すれば、後は気にしない。
これがモットーの村ですので、RP初心者さんは一度ここでRPをしながら練習してみましょう。
ベテランさんもゆるい世界観で遊んでみましょう。
【入村時の注意】
入村時の役職希望は、村人か見物人でお願いします。
人狼役は村建てが固定でなります。
またもし増やして欲しい役職があれば、匿名メモなり村ウィキのコメントなりで、通知してください。
村の流れに問題がなさそうであれば対応いたします。
村の設定が変更されました。
2人目、何かの魔法を研究している生徒 ヒューゴ がやってきました。
何かの魔法を研究している生徒 ヒューゴは、人狼 を希望しました。
―魔法学園学習棟・主任教官室―
今年度から僕はグリフィン寮ですか?
分かりました。
ではドラゴン寮にある僕の荷物を移動させにいきますね。
[ヒューゴは主任教官の言葉に、淡々と応えて踵を返そうとする。それに主任教官は待ったをかける]
「あー、なんなら組分けの帽子を被ってみるか? 魔法の才能を加味してくれる帽子なら、ペガサスくらいにはなれるかも……」
失礼します。
[ヒューゴは教官の声をぶった切るようにして、その場を後にした]
―魔法学園ドラゴン寮・自室―
こんなものかな?
[大き目のカバンに、荷物をぎゅうぎゅうに詰め込み。チャックを締める。カバンは今にもはち切れそうだ]
この部屋ともお別れだな。
割と居心地良かったんだけど。
[ヒューゴは一昨年にトップクラスの成績を取った褒美として、他よりも少し広めの個室をあてがわれていた]
グリフィン寮の僕の部屋は個室かな?
相部屋だとちょっと嫌だな。
[最後に錬金術で使用する小瓶をポケットに突っ込み、部屋を後にする]
―魔法学園・寮中心フロア―
重い。
[カバンを無造作に降ろし、フロアにあるソファで一息吐く。魔法学園は学習棟も寮棟も無駄に広いので、重い荷物を持っての移動は骨が折れる]
重力操作の魔法でも研究しておけばよかった。
[座りながら肩を難儀そうに回す。そこへ少年少女の5人組みが通りかかり、声をかけてきた]
「こんにちはヒューゴさん。聞きましたよ、ドラゴン寮を追い出されたそうですね」
[明らかに見下したような、ニヤニヤ顔を眺めながら、ヒューゴは冷淡に返す]
ああ、ちょっと気分を変えたくてね。
「へー、そうなんですかぁ。てっきりおかしな魔法の研究を続けたせいで成績落としちゃったのかと思いましたよ。でもヒューゴさんに限ってそんなことあるわけないですよね」
[少年少女達がクスクスとヒューゴを笑う。ヒューゴはそれには特に反応せず、ただ黙ってみているだけ]
「じゃあヒューゴさん、落ちこぼれ寮でも頑張ってくださいねー」
[嫌味を垂れながら、少年少女の一団がドラゴン寮へと帰っていく。その一団の中で小柄な少年だけが、申し訳なさそうにヒューゴにぺこりと頭を下げた]
やれやれ、友達は選べよ……ニコル。
[ヒューゴはソファに深く腰掛けて、魔法の光が浮いている天井を見上げた]**
3人目、令嬢 クレリア がやってきました。
令嬢 クレリアは、おまかせ を希望しました。
─ ドラゴン寮・自室 ─
あと一年ね……。
[クレリアは昨年度を首席で終え再びあてがわれた自室で少し物思いに耽っていた。父であるヴァルナ伯との約束、主席でこの学校を卒業することが彼女の目標である。そしてここまでの2年間ただの一度も主席の座は渡さなかった。]
うん……がんばらなくっちゃ。
[窓から外を眺める。ここらは山を隔てて見えない故郷の地・ヴァルナ家の領地を懐かしくもどこか苦々しく想い浮かべる。]
もし…駄目だったら私の自由もここで終り……か。
[そもそも貴族の娘として生まれたからにはその将来は『政略結婚』以外にはありえない。だが父はチャンスをくれた。名門ホリー・ポッカーを主席で卒業できるなら一人の魔法使いとして未来を歩ませてくれると、そう約束してくれた。]
お母様の様に庭でお茶とお友達との他愛もないお喋りを楽しんで、夜は煌びやかなパーティに興じるのもいいかもしれないわね。
[目を瞑りキッと唇をきつく閉じる]
…そんなのは嫌。
かならずトップでここを出て見せる。
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