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あ……あぁ……っ……。
[姉の腕が、わたしの体を優しく抱き上げる。
化け物。人殺し。近寄るな。触れるな。――そういう叫びが、喉元で留まった。
今の姉は、紛れもなくいつもの姉。拒絶することはできない。
さっきまでとは違う、“おねえちゃん”の姿だった。]
……やだ、よ。
おねえちゃん、どうして、こうなっちゃったの……?
[心の芯まで凍り付かせていた恐怖感が、溶けて消えていく。
感情のノイズが消えていき、最後に残ったのは、答えのない問いかけがひとつ。]
わたしはずっと、おねえちゃんに嫉妬してただけで。
……それが、こんなことになるなんて、思わなかったんだ。
それが、すごく怖くなって。
だからあんなに酷いことを言って、逃げて自分だけ楽になろうとしたんだよ。
おねえちゃんの気持ち、ちっとも考えずに。
……おねえちゃんを人狼にした原因を作ったのはね、間違いなくわたしだから。
そこから逃げたわたしには、許してもらえる資格はないって、そう思う。
だけど、……やっと謝れた。
ごめんなさい。
[シュカに抱きしめられたまま、ゆっくりと、自分にも言い聞かせるように言った。]
[ミレイユの謝罪の言葉を聞いて、シュカはミレイユの背中を撫でる。
今はあの夜とは違う。狼の手ではなく、優しい姉の手で。]
逃げたっていうなら、あたしも同じ。
あたしもあの夜のこと、忘れたくて、忘れてた。
あたしがそれを忘れていれば、ミレイユを救えるって思ったから。
……あたし、本当に変われないなぁ。
こんな方法でミイレイユを救えるなんて本気で思い込んで、間違ってることに今まで気付かなかったんだもん。
あの騒動の時と、同じだ。
だから――話してくれて良かった。
これで、あたしはミレイユを許せるから。
[事実から逃げて、忘れようとするのではなく。
事実を、別の事実で塗り替えようとするのでもなく。
お互いに忘れたままでいたかった事実を認め合うことで、ようやく――許し合える。]
……わたし、許されないこと、したんだよ。
分かってるから……。
本当のことを言ったら、おねえちゃんが、あの夜みたいにおかしくなっちゃうような気がして。
だから、向き合うのが怖かった。……なのに、おねえちゃんは、優しすぎるよ。
わたしは、わたしの罪、ずっと背負ってくから。
おねえちゃんに許してもらっても、お父さんやお母さん、村のみんなに迷惑をかけたのは、わたしだもん。
[まるで、かつてのシュカのようなことを言う。]
ねぇ、ミレイユ。
罪を背負ってるのはあたしも一緒だよ。
あたしはミレイユのこと、許せるから。
だから、ミレイユもあたしのこと許してほしいな。
[このゲームで、ベニヲと会話をして気付かされた。『自分自身を許す』ということ。
そうなるまでには時間がかかる。シュカ自身もそうだった。
だからそれまでは、お互いを許しあって、真正面から罪と向き合っていく。
――いつかきっと、前を向くために。]
独りきりは辛いけど、二人なら大丈夫。
[ミレイユの背中を撫でながら、優しく優しく囁いた。
――この子も、今はあたしと同じように苦しんでいる。その小さな身に似合わない大きな大きな重荷を背負って。
その重荷を軽くしてあげられるのは、あたししかいないだろう。]
[ミレイユを支えることで、シュカもようやく前を向けそうな気がした。
罪と向き合うこと。自分自身を許せるようになること。
その手本を見せていかなくてはならない。]
だって、あたしは――“おねえちゃん”だもん。
[力強く胸を張り、微笑んだ。]
[シュカの言葉にただただ頷く。
受け入れられるようになるまでにはまだ時間がかかるだろうが、少しは浸透したようだ。
抱きしめていたシュカの体を離れ、目に滲んでいた涙を拭った。]
……ありがとう。おねえちゃん。
[シュカの顔を見つめて微笑むと、思い出してアラザンから貰ったバスケットを出した。
中に入っているのは、姉妹の好物であるアップルパイ。]
一緒に、食べよう?
[昔から、喧嘩して仲直りした時に一緒に食べたのは、母親の手作りのアップルパイ。
これは母親が作ったものではないけれど、それを思い出す味だった。
作ってくれたアラザンに、心の中で深い感謝をする。]
わ……! アップルパイだ!
あたしも食べていいの?
[目を輝かせながらバスケットを覗き込む。
先程、とんでもないジュースを飲んだせいで口の中が地獄なのだ。
なんでもいいから美味しいものを食べて口直しといきたいところ。]
[もちろんと頷きながら、バスケットのアップルパイを取り分ける。]
おねえちゃん、わたしね。
……お菓子作りに挑戦してみたい。
[アラザンの姿でチャレンジしてみて、クレイグに語った新しい趣味。
勉強ばかりの生き方を終えて、初めて選んだ自分の道。
それを語るミレイユの表情には、シュカのような明るさが浮かんでいた。]
お母さんのより美味しいの作れるようになりたいの。
ね、いいでしょ?
へー! ミレイユのお菓子かー。楽しみ!
いつでも試食の準備はしてるから!
それじゃ、いただきまーす!
[二人で仲良くアップルパイを頬張って、いつものように仲直り。
いつものように。
生きていようと死んでいようと、人間だろうと人狼だろうと、そんなものは関係ない。
二人は、姉と妹なのだから。]
/*
あ、はい。長いですね。(目そらし
自演でのログ汚しごめんなさい。
とりあえずこれでやりたいことは済んだので……ええ。
*/
[>>126リーリの言葉に。ふっ、と笑う。]
ありがとう。な。
[そして。手を繋いだ、テレーズに、首を傾けて。声をかける。]
…………じゃ。そろそろ。行くかあ。
…ん?どこって…さーねえ。…どっか行っちまった親父でも探しますかね。
幸い、時間は幾らでもあるよーだしさ。
じゃーな。みんな。生きてる奴も死んでる奴も『元気で』、な?
またどっかで縁があったら会おうぜ。や。きっと会えるよな。
[そう言って。手を軽く上げて、歩いて行く。人狼の青年は人狼のまま。それでも、人間の少女とともに行く。さらって行く。結末は、誰も知らない。
これは、昔、一人の少年だった者と、一人の少女だった者の。ひとつのおはなし。]**
/*
と。いうことで。クレイグの方も、締めさせて頂きました。
色々とやりたかったことなど、全部応えられないのが心残りではありますが。今、出来る範囲で出来る。ことを。
みなさま。
長い期間、本当にありがとうございました。
また、どこかで。
村の設定が変更されました。
>>118ベニヲ
[幼子のような口調ですら何もかもが愛おしい。泣き顔も、笑った顔も、怒った顔も、全て。他の人ととでも構わないという彼女の意思を聞けば行動するのは早かった]
ん。ベニヲちゃん、手ぇ出してご覧。
[そう言えば出された左手の薬指に先ほどの指輪を嵌めてやる。彼女はこの光景ですら夢や飯事のようだと思っているだろうか。当のツバキは、夢のようだと思っているのだが]
ああ、服は如何する?
まだこの空間の力は残ってるみたいだぜ、ベニヲちゃんが望めばその通りの服に変えられるはずさ。
[まるで自分が生娘のような気分だ。早くベニヲの晴れ姿が見たくて、こんなにも心が躍っている]
/*
>>クレイグ
村建て本当にお疲れ様でした!
長いようで短かった同窓会村、本当に楽しかったです。
そしていつもいつも素敵な村を有り難う御座います。
機会があれば、是非また参加させてくださいなっ(*´•ω•)
いつも頑張ってくださる村建てさんにありったけの感謝を!
>>シュカミレ姉妹
盛大なソロールに泣きつつも感動したのだよ…
ほんとどっちも救われて良かった(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
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