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噂は水が沁み込むように、村に行き渡って行った。
疑う者。信じる者。各々の想いを胸に。
そして、噂の発端の彼女は、言った。
青い顔をして。
どうやらこの中には、村人が5人、人狼が3人、占い師が1人、霊能者が1人、狂人が1人、守護者が1人、妖魔が1人、共鳴者が2人含まれているようだ。
なんかさ…ちーと、やばいかも知れないよ…
人狼…今まではなんも…なかったのに…
なんか…聞こえるんだ。
…なんでだろ、知らなきゃ…良かったなあ。
噂好き トルテが「時間を進める」を選択しました
[早朝。まだ街が起き始める前。それは同族にしか聞こえない、秘密の囁き]
………居るか?
[それは簡潔な疑問。同族の存在を確かめるための言葉]
ああ。始まるな。
楽しみで楽しみで仕方ないよ。
人間たちを、沢山たくさん、愛でたいもんだ。
[そう言って、愉しそうな笑いを囁きに乗せる。]
/*
ふはwwwwww
なんで赤が見えるんでしょうねえwwwww
人狼かあ。
すごいな、まさか本当に回ってくるとは。
よし、本気出す。
*/
/*
よし!希望通り☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
狼・狂人じゃなくて本当に良かった…
さて、いつ能力を明かすか、誰を占うか…
*/
― 早朝・シュカの家 ―
[その日の朝、シュカはいつもより大分遅く目覚めた。
寝ぼけ眼で時計を確認すると、仰天してベッドから跳ね起きる。]
ええっ!?
もー! なんで起こしてくれなかったのー!?
[家族に文句を言いながら、どたばたといつもの服に着替える。
寝坊癖のあるシュカだが、こんな時間まで起きない場合はいつも家族に起こしてもらっていた。
だが今日はそれがなく、完全に寝坊である。
一体どうして……そう思い、ふと、シュカは違和感に気付く。
家の中が、やけに静かなのだ。]
お母さん? お父さん? ……ミレイユ?
[母と、父と、妹の名前を呼ぶ。しかし返事はない。
シュカは恐る恐る、家の中を探し始めた。]
―早朝・本屋―
よ………っと。
[いつもの開店時間よりも遥かに早い早朝。
店を『OPEN』にして、軽く伸びをする。]
……空気が変わった、のか?
…わっかんねーな。
[いつもと同じような朝。しかし、何かが違うと、感じる。
昨日の店での会話が思い出される]
やっぱ、そうなっちまうのかな。
…俺は、どうしたらいいんだろな。
みーんな、大事な奴らだってのになあ。
[そう、呟いて。店の中で、暫く時を過ごす。いつ客が来ても迎えられるように**]
[住み慣れた我が家の中を、自分の部屋から一筆書きを描くように順々に探索するが、どこにも家族の姿はない。だんだんシュカは不安になる。]
あたしを置いてどこ行ったんだろ? ……冗談やめてよ。
[普段物事を悲観的に考えないシュカだが、不安で心臓の鼓動が早まる。
居間、キッチン、書斎、両親や妹の寝室、浴室、トイレ、物置、父親の果樹園。
どこにも、いない。いつも当たり前にいたはずの家族が、いない。]
……。どうなってるの?
[シュカに向けた書き置きなんてどこにもなかった。それどころか、家族が外出した形跡すらもない。
玄関には全員の靴が揃って置かれていた。]
お父さーんっ!! お母さーんっ!! ミレイユー!!
ねえ、どこにいるのー!? ねえってばー!!
[とうとうシュカは押し寄せる恐怖に負けて、それを振り払うように叫ぶ。
そして逃げるように闇雲に家を飛び出し、振り返らずに一目散に、川沿いの小道から広場へ通じる通りへ駆け抜ける。
誰でもいいから知ってる人に会いたい。そうでもしなきゃ、何か見えないものに押し潰されそうだった。]**
/*
狼初めてだけど、なんだあのボタンの色www
びびったわwww
何気に、ここで赤視点を経験できたのはよかったかもしれない。
*/
/*
■テレーズの縁故
@本屋 クレイグ:行きつけの本屋
A内気な娘 メイ:読書友達
B作曲家 ケーリー:顔見知り
C天体観測者 マリーベル:顔見知り
D薬師 ツバキ:馴染みの薬屋
E元気娘 シュカ:顔見知り
■時間軸
・プロ1日目:クレイグの本屋に行く。メイと出会う。
・プロ2日目:午前中→ケーリー、マリーベルと情報交換。午後→メイと広場で会う。
・プロ3日目:一日寝込む。悪夢を見る。
・プロ4日目:ツバキの薬屋に行く。シュカと出会う。
*/
/*
で、こちらが没バージョン。
流血描写があるため、“失踪”とは違うんじゃないかと思って。
――
[普段物事を悲観的に考えないシュカだが、不安で心臓の鼓動が早まる。
家のどこにもシュカに向けた書き置きはないし、家族が朝までちゃんといた形跡もある。
それなのに、いない。いつも当たり前にいたはずの家族が、いない。]
……。どうなってるの?
[そうしてシュカは、最後に残った一室、キッチンの扉を開いた。
そこにも家族の姿はない。
――しかし。]
*/
/*
ひっ……!?
[シュカは小さく悲鳴を上げた。キッチンには誰もいない。
それなのに――キッチンの床に――べったりと、赤黒い染みが零れていた。]
……え……?
[シュカは口をぱくぱくさせた。その染みを見て、一瞬にして嫌な想像が全身を駆け巡る。
まさか。そんなはずは。……でも。]
お……お父さーんっ!! お母さーんっ!! ミレイユー!!
ねえ、どこにいるのー!? ねえってばー!!
*/
みいんな。タイセツだから。
よく味わっていただきますしねーとな。
たあくさんたくさーん。
イイコイイコってして、いただきます、ってな。
……ああ。そういやあ、
ほんのすこーし血イのニオイすんな。
ニンゲンは気付かねえだろが。
お仲間さん、誰かやっちったん?
[そう、冗談めかしていう。それは、今日になって姿を消した誰かの血のニオイかもしれないし、そうではないかもしれない**]
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