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[肝心な所を伝えることが出来ないというのに、サンドラは頷きを返して返してくれる。>>29]
自分が生き残る為に、多くを殺してきた。
他人は頼れないと、大事な物は自分で抱えて来た。
取引でもなし、こんな風に、人に何かを頼むってのは初めてだ。
聞き入れて貰ったのも、な。
……ありがとう。
[心からの礼すらも、稀なこと。頭を下げたのも、恐らくは初めてだろう。
サンドラが自分を人間だと信じた事は分からない。
が、彼女の言葉に嘘は無いだろう。]
フルネーム、か。
そうか、「かちゅーしゃ」としか書かなかったから、ずっとそう呼んでた。
[数時間前、この食堂車に皆が集った時の事を思い出す。
シャノアールが視線を注ぐ先を黙って見詰め、目を逸らした。]
普通は、そうだな。
でも、不思議なことに短時間でそうなる奴らも案外といる。
それこそ何か、魔法でも掛かってんじゃないかって思うぜ。
[「この躰の名前」と口にしたシャノアールにもう一度視線を戻す。
その物言いは微妙な線ではないのだろうか、特に隠す心算はないのかと探るように。]
>>34
どうでも良い事だ。
どうせ、この列車を降りて。一週間もしたら。
二度と会う事は無いだろうからな。
[ふむ、と少し考え。]
ただ、奇妙な縁が在るかも知れないが。
どうでも良い事、だよ。
[>>31カチューシャの言葉が、なぜか胸に響く。
確かに彼女の言うとおり、名前すら知らないで別れる人もいるのに、そのたった一晩で激しい恋に落ちたものがいたのだから。
聞きつけない彼女のその長い本名を...は一度で覚えることは到底できそうになかったが前に立つ男はどうだったろうか。
...はちらっとベルナルトを見た。]
[>>32ナタリーの言葉を聴いて、胸の痞(つか)えがようやく取れたような気がした。
生きていることに罪悪感を持つのは、もう止めようと思う。
思いを振り切るように]
そろそろ、駅かな?
[窓から外を見ると、見るからに寒そうな凍てつく大地が見てとれた]
[>>33ベルナルトに頭を下げられたことに、不安がよぎる。嫌な予感がして…。
今まで人を頼ることを知らなかったらしい人間が、こんな時に物事を頼むなどということは、重要なことでしかないだろう。
この約束は守りきろう・・・・そう心で誓う]
>>37
そうだな。
では―――そろそろ行くか。
[ベルナルトの方へと視線を向け]
降りる準備をしろ。
緊急時とは云え、私もお前も人を一人殺してるんだ。
不必要で歓迎出来無い面倒事は御免でね。
[テーブルの上のデッキからカードを二枚抜き、並べる。それはスペードのジャックと、ジョーカー。歪な形のブラックジャックだ。]
[真っ白な窓の外を眺める。
薄まる闇色は、夜明けが近づいているからだろうか。
片腕で窓を押し開ければ、薄く冷気が吹き込んだ。]
………っ、と。
[ぶるり、と身を震わせて手を離す。
窓は元の位置へと音を立てて戻った。]
………、……!
[はっとして列車内を見回す。
一瞬でも、正常な空気を身に浴びた為だろうか。
余りの臭いが鼻について仕方が無い。
死の臭い、血の臭い、これは――異常な状況ではないか?
いや、異常だ。と心の中で繰り返す。]
ナタリーはどうする?
着いて来るか?
別にお前さんは……取り調べを受けても、何も出て来ないだろうし。
サンドラや運転手達と仲良く取り調べを受けても構わないとは思うが。
下手に逃亡者として覚えられても、面倒だしな。
まあ、任せるよ。
頑張って、幸せになる事だ。ック。
くく……。
[何かが琴線に触れたのか、壺に入ったか。そんな風に、笑った。]
………何か、たった一夜で感覚がおかしいぜ。
死体の山、血の海の中で、何談笑してんだか。
[奇妙な空気の中、笑い出したいような、叫びたいような、おかしな感覚。急に、全身を襲う震え。]
…原因不明の死を遂げた男、急所を一突きで死んだ女、
銃弾に射抜かれた人狼、ナイフで血塗れの男……
列車の前方にも後方にも、10体の死体。
飛び降りた女の死体は此処には、ない。
10体……!?
[何を今更と思うようなことを、ひとつひとつぶつぶつと繰り返す。
サンドラの視線には気づく事が出来ず>>36、降りるぞと声を掛けられても、眉間に皺を寄せたまま。]
>>43
一体どうした。
機関室に一つ。
此処に四つ。
私の部屋に三つ。
その隣に一つ。
向こうに一つ。
車外に恐らくは一つ。
車内には、十個の死体だ。
面倒この上無いね?
だから到着と共にさっさと逃げる。
それが、どうかしたか。
不必要で歓迎出来ない面倒ごと、確かにそうだな。
でも、この血も、あの血も、
生きてる奴等も、喰われた遺体も、全て置いて?
[逃げるということか。
それはそうだろう、留まって律儀に尋問を受けるとは思えない。]
逃げた後は、誰かの心を壊すまで嬲って、お前に、器として差し出して。
そして………そして、どうするんだ。
意味は、あるのか……
[自問するように呟きは続く。
内容は周囲にも聴こえていただろう。]
>>46
人生に意味は無いよ。
遅かれ早かれ、どうせ誰もが死体になる。
死体になったら、それで終わりさ。
[そう云う少女は、何処か愉しそうで。]
だからこそ、意味を作り出す。
自分の生まれて来た意味を。
生きる意味を。
作り、見出し、与え、時には奪う。
それが、充実した人生って奴さ。
ベルナルト。元より意味なんて無いんだ。
それでも。
意味が、見つかりそうか?
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