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──ちょっと前──
……おーかみさまでなくても、嫌いじゃないよ。
[ユーリーを見て告げる。生前は話す機会もなかったけれど、いくつかの会話は優しかった覚えがあるから。]
好きは、わかんないし、だめだけど、でも。
[……狼様だから好き、と、優しいから好き、と、軽薄そうなところが苦手、と。うまく統合できていないからごちゃごちゃな言葉になった。]
[個がある、というダニールの言葉>>+115には、うまく応えられない。]
……人間は、怖かったし。おおかみさまは、優しかったよ。
[絞り出すように言うけれど、その括りなら……ロランは、ダニールは、どうなるのだと自問する。この列車のみんなは例外? 今まで出会った人間の数から言えば確かにそう。けれど、一括りにするにはあまりに大きな例外。]
……だから、おーかみさまの、役に、たちたい。だけ、だよ。
[ダニールが辛そうにうずくまるのを見て、よくわからない落ち着かない気持ちになる。けれど、彼の言葉を受け入れるわけにはいかなくて、彼と同じ動作で胸の傷に手を当てた。]
[ちら、とユーリーを見る。]
……どちらかに希望を見いだせていたら、違ったかもしれないわ。
例えば、ジェーニャが喰べられてなければ、人狼に味方していたかも。
可笑しな事を訊くのね。
選べる訳ないでしょう。どちらもかけがえのないわたしの一部だもの。
[ユーリーに鼻白んだ貌を向ける。
人狼には――いや、愛を知ったばかりの彼には、理解出来ないのだろうか。]
[地上では、サンドラの腕に赤が走る。彼女も漸く赤に染まったのかと、狂人の思考回路が一瞬働いた。]
……ベルナルト。
[泣く少女を。近づくベルナルトを、あきらめ混じりの無表情で見つめる。
見えてしまった結末。声は届かない。……そして、赤。]
……。
[ぎゅっとコートの胸元を握った。
この結末も、ある種のハッピーエンドなのかも知れない。別たれた者たちは、生を厭うた者たちは、ほら、みんなこちらにやってきた。
夕方の自分なら、死に溢れた列車を見て笑っていただろう。
死の直後の自分なら、シャノアールをなんとか殺す方法は無いかとあがいていただろう。
……今は、あっけない結末に、ただ薄い悲しみを感じるだけ。]
[人間の聴覚では捉えられない言葉を、『何か』と会話するナタリーの姿。
彼女とシャノアールの遺体を確認に向かった時の、暗い廊下での事を思い起こす]
[今でさえ淡々とした彼女の様子。
怖い筈が無かったのだろうと、今更に理解をした]
…………ベルナルトくんっ!!
[少女に向かい手を差し伸べるベルナルト。
彼に縋り着く少女の手には、白銀の煌き。上がる紅]
[死者の叫びなど届く筈も無く、彼は地に崩折れる]
[コートの胸元を握り締めるサーシャに、近寄ると、その手をぺろりと舐めた。
顔を近付け、擦り寄る]
まぁ、今まで、俺らん為に、ご苦労さん。
[労いの言葉をかければ、人の姿に戻る]
あーぁ。もぅすぐか。
あっちは朝日で眩しいな。
[と、東の空を見やる]
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