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こんばんは、皆様。
人狼を始めたきっかけですか。
……古くのことなので詳しくは覚えていませんね。
知ったきっかけは、ニホンオオカミについて
調べていたからという偶発的な出来事だったんですが。
何でニホンオオカミについて、
調べていたのかも覚えていません。
>>656>>657アイリーン
「ああ、良かった。逃げないんだ」
彼女がこちらを静かな眼差しで見つめたままであることに喜びながら、私は彼女の頬に指を滑らせる。
「思ったより、体温が高いね」
その涼しげな目元から、勝手にそんなイメージを抱いていた。
こういう凛とした女性は好きだ。
私が普段は隠している牙を見せたのに、それに怯まない女性は。
同じ女性としての憧れではなく、かと言って恋愛感情とはまた違っていて……。
「特に好きな部類の人間だから、かな?」
しなやかな心と、流れるような思考。
それが表情にもきちんと表れているから、つい触れてみたくなったのかもしれない。
>>683続き
体温が高い人間が好きなのか?と、彼女が問いかけてくる。
そうとは限らないけどね、と私は彼女に触れたまま答える。
「キミに正体を見抜かれたいか。それはどうなんだろうね」
私にも分からない。
狼で勝ったことが無いのだから。
「でも、他の人間に吊られるより、私が認めたキミに吊られる方が幸せかもしれないな」
主張を理解されずに、ただ私が狼という結論だけ合っているという推理とも呼べない何かで命を落とすより、彼女の推理力を褒め称えたい。
まったく、負けるときにまで彼女にこだわるとは、私はどこまで彼女が好きなのか。
しかし、それが私の見出した狼での勝ち方であり、負け方なのだから仕方ない。
>>684続き
「でもね、やっぱり、私は勝ちたいのだよ、アイリーン」
つうっと、整った顎のラインを指でなぞってから、私は手を離す。
名残惜しいが、このまま触れ続けていると、本当に勝てなくなってしまう。
この体温を手放すのが惜しくて、二人一緒に村に吊られる未来が見える。
そういう負け方は御免だし、彼女をそんな形で失うのも嫌だ。
彼女を吊るのは私でなくては。
「覚悟しておけ、と言われるのは嬉しいな。
それだけキミは真剣に私に向き合ってくれるのだろう。
しかし、私が本気でキミの心に打ち込むキミへの理解や愛をキミは見抜けるだろうか」
>>685続き
見抜くさ、と彼女の静かな声が響く。
決して大きくはない声なのに、真っ直ぐにこちらに届く声が心地よい。
「じゃあ、私の勝ちだね」
彼女が怪訝な顔をするのを見て、私は笑う。
改めて、皿に置いていたクッキーを手に取った。
「私の愛は本物さ。狼の懐柔などではなく、本気で愛している。そこまで見抜いてしまえば、キミは私の感情を疑えなくなるよ」
そのまま、クッキーを口に入れず、指で弄びながら私は言葉を続ける。
「それだけ、このゲームは人の心の在り方が推理に影響を及ぼす。
だから、私はこのゲームが好きなのだよ。
人の心が見えるがゆえに」
だからこそ、私は今まで狼で勝てなかったわけだが。
>>686続き
「負けず嫌いか。そこまで見抜けていたわけではないが、キミは決して手を抜くことは無いだろう。
狼を見つけるまで思考し続ける。
それは確かに負けず嫌いと言えるかもしれないな」
相手を狼と断言しないのは、彼女の思考傾向のせいだろう。
しかし、最後の最後まで他者について考え続けることをやめないからこそ、断言ができないのではないか。
そういうのを私が好むと分かっているのに、どうして彼女はこちらに挑戦状を叩き付けるときまでこんなに無防備なのだろう。
「まったく、愛おしすぎて、キミに狂ってしまいそうだよ、アイリーン」
ならば、私は狼ではなく、狂人なのかもしれないな。
狼で勝ちたかったはずなのに、いつの間にか、彼女への愛をさらに募らせている。
その事実が可笑しく、また楽しくてたまらない。
彼女を吊りではなく、襲撃してしまいたくなる衝動を抑え、彼女の柔肌の代わりに、私はクッキーに噛み付いた。
>>-298ミュリエル
どうして、そんなに私の好奇心を刺激するような言い方を(
いつか油断してるときに情報を引き出そう(
でも、じゃあ、どうして、最近になって、
長期に参加してみようって思ったの?
それこそ何年もずっと短期だったのに。
……実際の処、自分自身を無価値と卑下するわけではないがそれでも、これほどに気に入られるという事を考えた事は無い。
手を離し、クッキーに齧り付くその姿に、私は苦笑いを浮かべた。
「随分と過激な愛だな。君の愛情表現というものは。君の相方君も大変だな。」
カップを呷って、中身を飲み干す。ソーサーの音。
椅子を引き、立ち上がる。隣に掛けてあったコートを羽織り、アントリーを見下ろす。
「ならば、君の感情を見抜いたうえで、君の正体そのものをも、見抜いてやるさ。まあ、次に見える時は互いがどのような配役になっているか、解らないがね。
だがまぁ…見える事あれば…その時は共に心行くまで楽しむとしよう。人狼騒動をな。」
私はアントリーの肩に手を置いて、笑みを浮かべ、そのままアントリーの方を振り返る事無く集会場の扉に手を掛ける。
口元を笑みの形にしたままに、心内で「またな」と呟き。
私は集会場を後にしたのだった。
>>-300ミュリエル
世界を広げてみたいから、かー。
実際、長期も楽しい世界だと言ってもらえて嬉しいよ。
あと、キミの参加した長期のうち、
2回は、私が初日ログを思いっきり伸ばしてるからねー。
キミが初日に溺れてることの半分は私のせいかもしれない(
こんなところで、そろそろお返事できそうになくなるので。多少強引であったかも知れないが。
それでは皆、お疲れさまだ。
また、見える事を楽しみにしているよ。
>>690>>-301アイリーン
おー、カッコいい去り方!
なんか、きっと後姿が映画のラストにありそうな、
そんな感じ!
うん、色々付き合ってくれてありがとー。
本当にお疲れ様でした!
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