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どうして?それってどういう質問?
どうしてひとつにならないかって?
どうして思うとおりにならないかって?
どうしてわたしが、みんなの技を使えるかって?
どうしてへなちょこのわたしが戦えるかって?
[そんなもん。答えは簡単だ]
わたしは生きてるからさ。生きて。一緒に生きてる友達がいる。相棒がいる。
だから。例えば。
[こういう風に]
―――がうっ!
[戦友フィロの攻撃に、フィロの技で連携すれば、君はどっちを止めていいか迷って、結局食らっちゃったりするだろ?]
ひとつになるんじゃ分からないよ。それって結局、『わたし』を増やすだけだもん。どれだけ食べても。結局君は、ひとつっきりだ。
[だったらいっそ、一度ばらばらになってみる?
そう聞いて手の中に取り出したのは、ダチ公から受け取ったかみ殺しの武器、<チェーンソー>。
困惑して、苛立つアイツに、振り下ろし、突き入れて。ばらばらにして。でも、やっぱりここは、精神の世界だ。アイツが心から『やられた』って思わなきゃ、じきまた戻る。その前に]
[がしゃんっ]
[構える。最初にできた友達。正義のヒーロー。わたしの大事な相棒の、その技を]
[『思い出』を込めた弾丸が、シックネスのからだに打ち込まれ、炸裂する]
[最初に見えたのは故郷だった。開拓の街。そして今は、とうに滅んだ死人の街。
ぎんぎらした希望が溢れてた。今はどんより濁った死が充満してる、大好きだった、大嫌いな街。
ああ。でも。わたしが『生きる』ってことを知ったのは、間違いなくあの街だった]
[次に見えたのは、とんがった宮殿だった。花たくさん食って、おっかない妖魔に追いかけられることになった場所。
もう一回生きるって決めた、最初の場所。
怖い場所だけど。でも。ここで花食って追いかけられるようになったからこそ、出会いがあったんだ]
[次に見えたのは、ごちゃごちゃの雑多な街。逃げ隠れる途中で入った通過点。あそこの暮らしは、嫌いじゃなかった。生きてるフリするには悪くない。でも、それだけだった。そして。そこで。相棒と出会った]
【シックネス】
─ 各地 ─
[本体の怒りに合わせるように……]
[各国に散らばっていた分体も、動きだした。
手当たり次第に食い漁り、暴れまくる。
口がある者は叫び、そうでないものは呻いた]
どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?
[相棒と出会ってからは、いろんな場所に行った。ルミナスに行って、IRPOに行って、パーミュに行って、シュライクに行って。
いろいろ食べた。いろんな冒険した。いろんなヒトと出会って、友達も増えた。嬉しくて、楽しかった。
生きてるフリだったのが、生きてるって言えるようになった]
[それから。ルミナス。コーヤ。IRPO。きついこととか痛いこととか辛いこととかいっぱいあった。でも、生きるって決めた。約束もした。そう。生きるんだわたしは。戻るんだ絶対]
ぱきんっ
[ひとつの思い出のかけらが、はじけた]
――――スー、貴方は生きていますよ。
――――もしそうなら、それも相棒のおかげかな。
[恥ずかしくて照れくさくて、ほんの少し後ろ暗くて。あの時言えなかった、その理由]
[結局のところ、ひとりで逃げ回ってる生活は、『生きてるっぽく生きる』のが目的で。でも、そのためになにをやっても、それは『生きてるフリ』で。目的のために繰り返すたび、楽しくなくて嬉しくなくて、そのうち意味をなくしていった。結局、生きてるフリしかできないんだって。諦めてたから、せめてその言葉を、何度も口にした]
[でも、相棒との旅は、楽しくて。嬉しくて。こんな姿のわたしでも、相棒は一緒に居てくれて。わたしがどーでもいいこと喋るのを聞いててくれて。はた迷惑に振り回すわたしでも、傍にいてくれて。嬉しくて。楽しくて。『生きてる』に、意味が戻って]
[だから。ひとりじゃないのは。一緒に居るのは。楽しいんだって。嬉しいんだって。そのために、ひとつになるんじゃダメなんだって。教えたいんだ。わたしは]
メイアルに悪いねえと言われて、戸惑う私。
む、むしろ私の投げたのに返事を要求しちゃって悪いなあと思ってるんだけど、こ、困った。
しかも、この後ミアで戻ってきたら、りぽとメイアルにお礼を言わねばならないんだが、HAHAHA。
……メイアルだけでいっか。
あと2時間だし。
/*
俺のやりたいことはシックネスの反応次第なので、なんともなのだよね。
実は半人半獣化したいんだけども、これはまぁやっても良いかな。
ただ、スーので収束に向かってしまうのだったらやれないので、シックネス次第。
もうちょっと早めに出せれば良かったんだろうけど、色々掴まって無理だった。無念。
【シックネス】
こんなの知らないこんなの知らない
こんなの知らないこんなの知らない
こんなの知らないこんなの知らない
[攻撃の度に、彼女は小さくなる。
削れ、こぼれていく。
でもまだなくならない。
まだ足りない]
知らないんだよおぉぉぉぉぉぅっぅっ
[淡々とした声が、初めて変化した>>+98。
『何故』と問われ、愚問だと嗤おうとして。
どうしてか、急に古い記憶がよぎった。]
[――もう、10年以上前のこと。
…小さな、あばら家のような家に父と一緒に暮らしていた。
仕事もせず、1日中ぶらぶらしていたその人は、剣の腕はなかなかのもので、でも仕える先を見つけられずにいて。
酒を飲むと、しきりに『ワカツ』が滅んでいなければ、と愚痴った。
…・・・わが身の不遇を、もうとうになくなった、本人も見たことすらない故郷を言い訳にして、酒に溺れ、時に暴力を振るう。
くだらない、屑のような男。
……それでも自分は好きだった。その人に、どうか愛されたいと、ずっと――]
――。
……J・Qに幸せになって欲しいからだ。
あなたが「見限った」というJ・Qは、たしかにあなたの望む基準を満たさなかったのかもしれない。
でも、――こうして『彼女』に心を動かされた人間もいる。それでもなお、単純に失敗作と彼女を断じるのか。
[『死神』が発動した時。まずいと思った。どうやって攻撃をツバキから逸らすか――
思考が白くなりかけたその刹那、鳴り響く銃声。>>108それが、ウートラを止めた。叫ばれるその名にも、少し視界に入ったその顔にも、覚えはなかったけれど。感謝する。巡り合わせが生んだ奇跡。自分だけでは起こせない。「ひとりだけでは」起こせない。
そして、ツバキから放たれた<跳弾>に繋げるようにして――
古代のシップで拾った剣の力を解き放つ。]
もう、お前の時代じゃないんだ。――さよなら、キングダムの亡霊さん。
[その剣に自らの術力を込めて。放たれる<ファイナルストライク>。
――圧倒的な質量のエネルギーが、老魔術士を襲った]
…しょうがねぇな。
[知らないんだって、叫ぶ、アイツに。最後に、ぶつけてやんのは]
教えてあげるよ。
これが、ひとりじゃないってことだ。
[自分のからだ。それは、攻撃じゃなくて。技なんてたいそうなものじゃなくて]
ほら、あくしゅ。
[そんなこと。こいつを滅ぼすんだって、その気満々のフィロの前でしたら、どうなるか。分かったもんじゃないけど。
これが、『生きてる』っぽいって、思ったんだ]
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