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[ナタリアはねこにゃの抹茶を評価しただろうか。抹茶がまだ残るお椀を男は預かり、カウンターにあったトレイの上に置いた。
そしておもむろに、色々な準備を始める。
ナタリアが作ったミネストローネ>>6:63、6(20)12(20)7(20)1(20)の具が入ったクレープ>>5:70、ごまふあざらしまん>>4:97、パウロ提供の果物たち>>4:145、水に紅茶、沱茶、焼酎、りんごジュース、ワイン、ホットミルク。
全てトレイの上、抹茶の周囲に並べ。
メモを取り出し書こうとするが――+表+
表:眼鏡が無いので無理
裏:何とか書き上げたが字は乱雑]
……むう。
[頑張ったけれどメモは書けなかった。
どうしようか、と暫く悩み。
あまり名案とは思えなかったけれど、ダメもとで"通信機"のスイッチを入れて囁いた]
[通信機のランプが明滅する]
破壊屋、らび。
――聞こえる?
[おやすみ部屋まで、通信機を通して。あるいは思念の力で、その声は届くだろうか。]
[囁くような声でまずは音声テスト。
そして――周囲にも聞こえるような大きさの声で、通信機に向けて語りかける]
破壊屋。
今から、ねこにゃさんが作った抹茶を送るよ。
よかったら飲んであげて。
[そして。
キーホルダー程の大きさの機械から、不可視のレーザー光をトレイに向けて放つ。]
[トレイの上の品物たちはふっと消え失せ、残らない。今頃はトレイごとおやすみ部屋にあるだろう。
もしねこにゃがこちらを見ていたら、真面目な顔で]
お節介で申し訳ありません。
ただ。
せっかくはじめてのお仕事、見て貰えたらいいかな、と。
[そう言って苦笑する。
だが、流石の男にもおやすみ部屋の状況は分からない。皆が起きてるのか否か分からないし、もし起きていたとしても、通信が届いておらず、意図を気付かれないうちに誰かに飲まれるかもしれない]
レオに届く保証はないんです。
だから期待しないでくださいね?
[沱茶を所望するフランシスに、ひとつ唸って]
取り敢えずやってみますね。
ただ、相変わらずあまり知識がないので……失敗したらごめんなさい。
[そう言って包み紙をはいで。
塊を少し砕き、プーアル茶を入れる。
さてそのお味は? +グー+
グー:なかなかよさそうに見えるが果たして
チョキ:よくも悪くも普通っぽい
パー:見るからにまずそうだ]
……よかった。
[フランシスの笑顔にほっと一息。
これなら、今ハデーに送った茶もそれなりの味にはなっているだろう。たぶん。
ふと気になって尋ねてみた]
フランシスさんの一番好きな飲み物ってなんでしょう?
[ふむふむ、とカウンターの中のことを教えてもらっていた。ちなみに覚えている割合は56%くらい。
こくこくと頷きながら学習していると、フランシスが目を覚ましたことに気づく]
お人形さん、こんばんはですにゃ!
[ぶんぶんといつものように手を振っていると、なにやら取り出したジョーンズ。
そして、続く言葉>>74にびっくりして顔を向けた]
うにゃっ!?
[そして、目の前でトレイが消えうせる。>>75
ぽかんと口を開けて見ていたが、お節介、という言葉に慌てて首を横に振って、期待しないで、という言葉に今度は慌てて頷いて]
あの……あの……ありがとうございますにゃ。
期待はしませんけど、飲んでもらえたら嬉しいんですにゃ。
[期待はしないと言いつつ、しっかり期待して。顔を少し赤くした]
>>78
りゅーちゃーが好きなのね。普段は龍井茶なの。黄山毛峰は大好きなのね。
ふぁんちゃーはもっと大好きだけど、めったに飲めないのよ。
魔法をかけられた ねこにゃは、夜だけお話しする人形 フランシスの好きなお茶に戦々恐々。聞いたことがありませんにゃ……。淹れてって言われたら困りますにゃ……。
[思い切り首を振るねこにゃを見て、ふふ、と笑みを零した。
その眼差しは相変わらず、孫を見守るおじいちゃんのようなもので]
……さ。おなか空きません?
これ頂いてもいいですよね、姐さん?
[ナタリアから了承が返ってくるより前に、温かい鍋を開ける。
2人分のミネストローネを器にのせて、1つをねこにゃに差し出した]
よく頑張りましたね。一旦休憩。
まかない、ってやつですよ。
[悪戯っぽく笑って、ミネストローネを頂き始めた]
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