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―庭園→井戸―
[夜の帳も降りているというのに、
庭園の花は眠らずに咲き乱れ、甘い香を漂わせていた。
それは綺麗だけれど、どこか背筋の冷える光景]
白百合は――、あった。頂いていきますね。
[薔薇園の隣で控えめに2輪の白百合が咲いていた。
そのうちのひとつを摘み取り、井戸へと進む。
庭園の小道を進んだ娘からは、門の人影に気付かぬまま]
>>156
調査中…?
まあ。城門をあけようとして下さいますの?
頼もしいですわ。
(不浄の魂が外へ広がるのも問題だわ…。
やはりこの城の中で決着をつけなければ。)
……この階なら、誰かに会えそうなものだけど……
[…本棟1Fを、玄関→大広間→サロンと巡り。
誰かしらに会っておかしくない部屋ばかりなのに誰もおらず、嘆息を零し
──ぼぉ…ん]
……ピアノ…?
[ふと、音のした方向に振り返って、そちらの方を目指してみようか、と思い足を向ける]
[不意に、右袖のボタンがひとつ、落ちた。
何かの凶事を告げるように。
──あるいは、なにか睦しい存在に呼応するかのように。]
――…彼女の言葉、伝えた方が良いのかな。
[人には見えぬ眷属もまた注視する城門へと目を向けたまま
独り言ちて首を傾げてみせるけど]
流石にあの場に行くのは――…
[人の集まる其処に行く気など起こらず動く気配はない]
[見えなくなってしまえば、と紡ぐ眷属の言葉に目を細める。
術で姿を消すことは可能といえば可能であるが
自身の眷属でない者にそれを施すのは骨が折れる。
――城主が動くか否かは相手の望み次第]
……暗いわね。誰か、いるの?
[腰元に手を当てて、すり足で歩けば音楽室前へと辿り着いて。
──暗い部屋に、目が慣れない間はぼんやりした影しか見えず]
……?
[相手の姿を影としてのみ捉えて、部屋へと擦り入る。
──光の射さない、その部屋へ]
―本棟―
[足を引きずりながら、聳える建物の中へと戻る。
何だか、ひどく、疲れた。
そのまま自室に戻ろうとしたが、ふと視線を感じて、宵闇の中見上げる。
……城主の肖像画]
……。
[動く右足が、床を軽く蹴っ飛ばした。
恨み言を吐くにしても――言う相手が彼女ではないことを、頭は理解していた。
だが――]
―井戸―
[ロランにかけられたコートを、そっとめくる。
どす黒い赤が彼を染め、周りの地面までをも侵食していた。
目を逸らしたくなる惨状に息をのむ。
それでも一時目を閉じれば、心の動揺を押し込めて]
――どうか安らかに。Amen.
[白百合を添え、跪き目を閉じて祈りを捧げた。
ほとんど話すことはなかったが思い出すのは、
初めて出会ったあの時――勘違いに、恥ずかしげに笑う姿。
彼を殺したのは一体誰なのか。
凶器を詳しく知らぬ娘には材料が少なすぎた]
[人の気配。
こんな時に――]
…。
[額に張り付いた髪を払う指がない。左手を鍵盤から離せば倒れて二度とは立ち上がれない気がした]
ダレ――?
[人の皮をかぶって、正気の振りで話すことなどできるだろうか?
弱って崩れる体を立て直そうと叫ぶ本能を無視し続けることなど]
来ナイデ――
[グレゴリーの腕で突き飛ばされ、自分が「守られた」ことに気づいた。]
──!
[その先でカチューシャから渡されたボタンをポケットに捩じ込み、半ば反射的に礼を言う。
視線の先はナタリーに据えたまま。]
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