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神は私を滅せよと言うの?
[十字架が身を貫通すると同時に小爆発が起きる。
残骸と化したボールが通路を転がる乾いた音が響いた]
怖いね。
キリエは私を殺すつもりなんだ。
それが善なる事だと思うんだ?
[通路の角に立つ風精。
その先に居るキリエとマイスターを覗き込みようにしてくすくすと笑う]
…え?
[気がする、では無くはっきりと聞こえた声>>56。
その声に思わずそちらを向くと、勢いよく突っ込んでくるハルピアが…
突っ込んでくる?]
ちょ、こんな狭い所でそんな勢い出したら危ないですよっ!?
廊下は走っちゃ駄目って…いや、走ってないし廊下でも無いですけどってぇぇぇっ!?
[わたわたしながら受け止めようとして、
ハルピアに向けて手を広げた。]
それなら、あなたは何をしたいの?
[通路にキャタピラーの駆動音が響き渡る。
轟音と共に壁を突き破り現れるのは旧世界の無人装甲戦闘車。]
ねぇ……キリエ?
[重力を感じさせない跳躍で装甲車の砲塔に降り立つ風精。
主砲である機関砲が自動的にキリエに向く。
実弾が装填される乾いた音が響いた。]
フィオナの気配があるなら判る筈じゃが……
むむ。むむむ。此方か?
[迷い込んだ部屋の一つでポチが5(13)な物体に興味を持って持ち出してくるなどしている内に、リンは知る気配に気づき、そちらへとふわりふわり進んでいった。
そこに見えた者は、フィオナとキリエと――。]
おお、居たぞ!良かった―――…
って、一体何をやっておるのじゃ!
[キリエは何者かに腕を捉えられ>>61>>64、その前に何やら爆発の後のような靄めいた残滓が浮かぶのが見えた。
通路でくすくすと笑っているフィオナ>>63は兎も角として、首を振るキリエ>>65の様子はリンの目にもおかしいらしいと感じられた。
ちなみにどこか近くで撮影班(?)が待機している>>59のは素で見落としている。]
[風精を貫通する十字架、小さな爆発音、転がる球体。
横目で確認するも、掴んだ手を放すことはなく]
…………。
[懇願するような声>>64が聞こえてきて、僅か思案の間。
手に込める力を逆に強くした。
此処で手が離れれば、
彼女は帰ってこないくなるような気がして]
嫌だ。
今のキリエは、苦しそうだ。
この先に行くことが、本当にキミの望みか?
[笑うフィオナ>>63に、顔を顰める]
キミ達の理は、僕にはわからないが。
出来れば争いを止めたいのだが。
さんしあっ!
[もっふぅ]
[激突する寸前で翼をばさりと広げて空気を捕まえて急制動。でもそれでも全部の勢いは殺しきれずに、サンシアの広げた手の中に飛び込んだ。
でも、衝撃はそんなにない。
ふかふか羽毛は柔らかいし、空を飛ぶのに適したハルピアの体は軽いので]
サンシアは、愛だと、はんめーしたので!
サンシアのことをもっと分かりにきました!!
−一方その頃べんとらー−
『Fooo! 動かしちゃう?ソレ動かしちゃうかぁー。
いいじゃんいいじゃん、一方的な戦闘よりは多少なり戦力が拮抗したほうがいいデータになるじゃん。
こいつぁ面白くなってきやがったぜ!』
[フィオナが持ち出してきたらしい装甲車とフィオナが綺麗に画面に納まるベストアングル、ベストショットを求めて右往左往。でもやっぱり戦闘に参加するつもりは以下略]
[現われる装甲戦闘車に、ぼやくような声が零れる]
だからどうしてこう、穏やかではないんだ。
ガヤ、離れてろ!
[風精が攻撃をしてくるかどうかは不明だが、
自分はともかく子猫を巻き込むのは本意ではない。
声を上げたところで、更に人影>>68を見つけて]
誰か分からないが、この二人を止めてくれ。
僕が来た時には既にこの様子だったんだ。
[彼女の言葉から、
おそらくはどちらかの知り合いだろうと推測した。
状況が悪化しないことを祈りつつ、
天使の腕を掴んだまま声をかける]
[突然響き渡った轟音>>67に、リンとポチは共にびくんと飛び跳ねた。
その言葉からは咄嗟に事は把握できないけれども]
むむむ。何かよく判らないが、物騒なのじゃ!
[ヒトに似た何者か>>69がキリエに掛ける言葉も聞き拾えば、ある程度の状況は察せられた。]
さてはまたケンカしておるのじゃな!
仲直りしろと言うたのに、懲りない者らなのじゃ!
[相容れぬ以上に許されない、とキリエ>>6:37が言っていたことをリンは忘れていた訳では無い。
それでもこの時はあまり重みの無い言葉遣いを選び、びしぃっとフィオナとキリエをそれぞれ指差した。]
地上の肉も美味しいわね。
[保存してあった焼き串をもぐもぐする。何の肉かはわかってないない。]
しっかし、>>62>>64さっきからなんだか危ない振動と音がする。墓のなかで全く危ないこと。
早いところ帰った方がよいかもしれない。
[金属製の串をしまいこむ。]
[広げた腕の中に飛び込んできたハルピアを、
思わずぎゅっと抱きしめる。
抱きしめてみたらふかふかしていて、
何となく抱きしめたまま背中を撫でてみた。]
…私が愛って言うのは良く分からないのですが…
とりあえず、暫くこうしてていいですか?
[ちなみに、拒否されても暫くぎゅっとしているつもりなのは秘密である。]
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