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―カタコンペ―
[あれやこれやの諸々をされた>>7>>8後、リンとポチは薄暗い空間へと降ろされていた。
べんとらーに乗ってからの記憶はふたりとも曖昧だったりさっぱりだったりしたのだけれど]
ここはべんとらーの――と思うたが、床に出入り口がないのじゃ。
あれから今までわーは如何して……。
[そういえば「調査」をするとハルピアが言っていたことを思い出し、むむむむと唸った。
知らぬ間に調査されていた可能性(あくまで可能性、という認識であった)を思えば決して愉快な心地はしないものの、今はそれはさておいて]
キリエもハルピアも、姿が見えぬが……。
兎に角、此処に皆が居るやも知れぬ。
行こうぞ、ポチ!
[地底人ポチは薄暗がりでも目が利くのか、迷う素振りも無く先へ進み、途中で何かの文字を読むように立ち止まったりもした。
通路に何が書かれているのかリンの目ではさっぱろ判らぬまま、点々と灯る光の先の扉へと向かった。]
[それはべんとらーに関わる記憶の一部を操作された影響か。
リンが今まで忘れてきていた過去を、リンは今、先程以上に確と思い出せるようになっていた。]
――わーの戻るべき「世界」は此処では無い。
などと言わば、フィオナに何と言われるかのう。
見守っててくれ、とコットンにも言われおったのに。
[あの時>>3:70無邪気に応えていたことを思えば目は伏せられるも]
一先ずは捉われし者たちを見つけ出さねば。
この「世界」に起こりしことを確かめるはそれからじゃ。
[開いた扉の先、先程の通路よりも明るく広々とした空間へと進んでいく**]
― カタコンベ ―
[墓所を【浄化】しながら進む天使の周囲には、何時しか掌大の十字架が、何重もの円を描いて付き従うように浮かんでいた。
その歩む先に、見覚えのある姿を見付け>>46]
――フィオナ。
[名を呼び、正対する位置で立ち止まる。
一つ目の問いに頷いて、二つ目に]
墓碑銘、ね。
禁じられた知識に触れ、自らを滅ぼした人間たちの、末路の記録。
[その文字の一つ一つを示すかのように、色も材質も様々の十字架が、フィオナと天使の間を遮るように整列する]
遺してはならないわ。
人類が、二度と過ちを繰り返さぬよう。
[天青石の瞳が、静かにスカイブルーを見詰めた]
遺さない?
ならば、この結果を生み出すためにまた同じ事が行われる。
そう、思わない?
これは必要な犠牲だった。
そして、いつかこれを求め有効活用できる者が現れるかもしれない。
それまで――手を付けずに残して思うべきだと思う。
[絡み合う二人の視線。柔らかな微笑みを浮かべる風精。
二人を遮る十字架を無視するように言葉を返す。]
−カタコンベ−
サンシアー!!
[墓所の空間を、飛ぶ。助ける風もないけど、当てがあるわけでもないけど。
いや、当てはあった。
べんとらーが降ろすときに、たぶんこっちの方って言ってたから、たぶんあってる。たぶん]
さーんーしーあー!
どこー!!!?
−一方その頃べんとらー−
『いいよいいよー、派手にやるじゃねぇか!どぅんどぅんやろうじゃねぇか!
あ、目線こっちお願いします!』
[キリエが棺を浄化するその瞬間を、べんとらーの下部から伸ばした蛇腹の腕のその先の、ヒトの手に模したマニピュレーターに構えた一眼カメラを模した情報収集デバイスで逐一記録する。パシャパシャとシャッター音が連続するけれど、あまり大した意味はない。趣味性の娯楽要素だ。
よくよく見なくてもべんとらー自体のサイズが縮んでいるけれど、縮む瞬間は誰にも見られてなかったしさほど問題もないだろう]
『おっとぉー?
戦闘かい?戦闘が起こっちゃうのかい?
いいよいいよー、記録させてもらうよぉー』
[フィオナとキリエの邂逅を横から観察しながらそんな声を零したけれど、音声の外部出力はそんなに大きくないから話の腰は折らなかったんだと思いたい]
過怠無く人を導く神。
そんなものはもう、居ない。
神は人が創りだした自らを律する為の想像上の存在。
人が滅びた時に神は死んだの。
……キリエ。
あなたは何に従っているの。
[距離を詰めるように歩む風精。
二人を遮る十字架を手の平で触れようとする]
―カタコンベの一角―
・・・どうしましょうか。これから。
[暫し彷徨ってみたけれど、出口も人も見つからず。
歩き続けても消耗するし、足を止め壁に寄りかかる。
そもそも、自分は何故此処に居る?
主も目的も無い今、存在する理由は無いはずなのに。]
なんででしょうね、本当に…
[何処かで誰かが呼んだ>>51気がして、
何処か壊れたかと苦笑いした。
機械が「気がする」と言い出すなんて、正直おかしいと思うから。]
−カタコンベのどっか−
サンシアー!
[呼びながら飛ぶその目に、ムラサキが見えた。
自分でもよく忘れるけど目はいいのだ。見逃したりなんかしないのだ。なぜなら、とり、なので]
さー!んー!しー!あー!!
[止まることなんてちっとも考えてない飛行速度で突っ込む。
暗ぼったいこの場所の中で、ムラサキの姿が浮かび上がって見えるのは気持ちの問題?]
違うわ。
神は居る。神は我らを導いてくださっているの。
神は――
《適合者No.2076(9999)》
!?
[ここに存在しない者の声。
突如視界を覆った光に天使の体がぐらつく]
《░▓▒▓█▓░░▓▒に触れ得る者》
《よくぞここまで辿り着きました》
《知恵の果実を壊しなさい》
《知░▓の果実を壊しなさい》
《▒▓█▓の果░░を░▓▒▓█▓》
−一方その頃べんとらー−
『うっひょぉう!この距離から誰に妨げられることもなく天使の戦闘が記録できるなんて!
希少データの宝石箱やぁー!!』
[ぱしゃぱしゃぱしゃぱしゃ。
なお、戦闘に参加するつもりはない模様]
―カタコンベ―
[天使と風精が対峙する場に、こつりと足音が響く。
キリエの背後より、男と子猫が姿を現した。
男の手には、先ほど拾った白い羽根が]
――――…さて、"誰か"と逢えたのは良かったが。
これは一体どういう状況だ?
[二人の間を遮るように並ぶ十字架。
あまり穏やかな様子には見えない。
淡々と呟きながら、ちらともう一つの存在へ目を向ける]
ベントラーまで居るし。
[縮んだ円盤に溜息を。
まさかこの船が元凶ではあるまいな、と]
[次の瞬間、天使の様子が何処か不安定>>57になり。
そして十字架が風精へと飛んでいく]
…っ。 フィオナ!!
[目を見開き、思わず声を上げた。
反射的に足は駆けだしていて、
後ろから天使の腕をつかもうと手を伸ばす]
キリエ、何をしている。
止めろ。止めてくれ。
[二人の事情は何も分からないが。
ただ、争ってほしくないという想いが先だった]
神は私を滅せよと言うの?
[十字架が身を貫通すると同時に小爆発が起きる。
残骸と化したボールが通路を転がる乾いた音が響いた]
怖いね。
キリエは私を殺すつもりなんだ。
それが善なる事だと思うんだ?
[通路の角に立つ風精。
その先に居るキリエとマイスターを覗き込みようにしてくすくすと笑う]
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