人狼物語(瓜科国)


611 ぬばたまの檻


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城主 イライダ

[間を開けて城主は本棟四階にある自室へと戻りゆく。
何の気まぐれか自らの足でその道筋を辿った]

―居室―

[重く堅固に見える扉も城主の前では容易く開く。
部屋の中に進むと背後では扉の閉まる音]

――…ロラン
あれもまつろわぬ者であったが――…

[其れも闇へと堕ちてしまった。
最期に城主を呼び此処にあることを望んだ青年。
請わずともそうなる彼、今は小鳥の許にあるか]

( 68 ) 2011/01/28(金) 16:06:32

フィグネリア


――では、あなたも夜の民だと? 


[襟に触れる手を払うことはない。
首筋に感じる指先には、人間とは思えぬ冷たさがあった。
ああ、と理解する。
彼女は夜の民なのだと。でも、自分とは違うのだと]


あなたは吸血鬼、ということかしら。


[ぬばたまに意志を持って視線を返す。
飲み込まれはしない。そこに恐怖の色は浮かばなかった]

( 69 ) 2011/01/28(金) 16:09:04

【墓】 古よりの眷属 イヴァン

[壁が立てた音は宵闇に小さく響いた、か。
主の言葉>>*10を聞くと焦りが和らぐのを感じて――表情も和らげた]

少なくとも今の俺は、我が身可愛さで動いているだけですよ。
あの子やアリョールに会ってからというもの、村でのこととか、事件の裁判のこととか、森の中でみんな死んで行った時のこととか――封じていたはずのことが次々と浮かんできて……

[事件――小さな村で起きた作物の窃盗及び目撃者の殺人未遂。
被告人は男の兄だった人。
その小さな村では作物の窃盗も殺人も大罪であり――男及びその家族は、村民にさんざん痛めつけられたうえで獣の棲む森に放り出された。

ともかく、その忌まわしい記憶を追い出すために、最悪の想像に走ったのだと男は自分を省みた]

いえ、我が主の手を煩わせなくとも、安否は俺が確認しに行きます。

( +4 ) 2011/01/28(金) 16:27:53

アナスタシア

[抗わない娘の襟を引き、折れそうな首に冷たい指を触れさせた]

――?

[困惑に目を細める。
痕がない。

どれほど旧くても消えないだろうと思える己の傷と引き比べて。
では勘違いなのだろうか]

( 70 ) 2011/01/28(金) 16:33:42

アナスタシア


[数秒で、重い腕を挙げているのが辛くなって手を離した。
元の褪めて皮肉げなそれへと表情を戻し、素っ気無く返す]

どう呼ばれようが知ったことじゃないわ。
私は私。それ以外のモノになった憶えはない。



  吸血鬼なんて……
  皆燃えて灰になってしまえばいい。

[闇色の火花がチリ、と辺りに散って、
女が腕を組むと宵闇に歪んだ夜は元の顔を取り戻すだろう]

( 71 ) 2011/01/28(金) 16:34:01

【墓】 ダニール

[イライダからの問い>>*2に、男は応えるのをためらっていた。
しばしの後、重い口を開いて]

……わたしは――。
あの子が健やかでいられるのなら、離れてもかまわないと思っていました。

それでも、この城であの子に出会ったとき……
安心させに行けなかった我が身を恨んだことは、

白状しないといけないでしょうね……

[紡ぐのは、ずいぶんと遠回しな答え**]

( +5 ) 2011/01/28(金) 16:45:33

ダニール、ここまで読んだ。  ( b2 )


【墓】 古よりの眷属 イヴァン

[そう言うとゆっくりと歩き出した。行く宛などないに等しかったけれど]

俺はもう、過去には囚われてなどいないつもりだったのにな――

[城に囚われ夜に囚われ。
それでも、
ヒトであった者をも捕えようとする忌まわしい”過去”からは、それを封じることで逃れたつもりだったのに]

……

[主の言葉>>*11を無言で聞いていた男だったが、最後の言葉にふと苦笑すると]

ごく稀にはこういう事態も悪くないと思えてきましたよ。
この先がずっと平穏無事、順風満帆、もう死者は絶対に出ないと約束されていればの話ですが。

[そう、男の今の願いは、これ以上死者が出ないこと。
とはいえ、単純に人間達を心配しているのか、この城の悪い噂が増えるのを心配しているのか、本心は表情からも声からも窺えないだろう**]

( +6 ) 2011/01/28(金) 17:04:14

フィグネリア

[彼女がなにを思ったのかは分からない。
どちらにしろ、穢れた血であることは間違いないけれど。
母親の代わりに叔父に抱かれる女だ]


……燃えて、灰に。

[その言葉に虚偽はないように感じる。
考えの纏まらないまま、褪めてなお秀麗な貌を向いた]

そのハンカチは、――ダニール、という方のものでしょうか。
ならば、あなたが持つべきものですね。

汚してしまって、本当に、申し訳ありません。

[丁寧に礼をする。戻る空気に、無意識に息をついて]

( 72 ) 2011/01/28(金) 17:08:38

フィグネリア、どうあれ献灯を頼まれれば、受ける心算で**

( A7 ) 2011/01/28(金) 17:14:06

アナスタシア

[兄の名を深碧が紡げば>>72、自嘲の嘆息を]

いいのよ。
私の方が分別のない餓鬼みたいに騒いだだけ。忘れてたけどハンカチは本来汚すものだったわ。


[まだ湿り気をおびたシルクを、呆れるほど慎重に仕舞い直して、さらりと髪をかき上げた。
 ――三人じゃなかった。二人。 あと二人。

望みはしても、どうすればいいのかわからない。望みさえ、ただの我儘でしかないと知りながら。
わからないまま惑って、迷って、結局私は何も為せはしない道化だろうか]

( 73 ) 2011/01/28(金) 17:31:54

アナスタシア




[踵を返しかけて、蝋燭の包みを無造作に、娘の胸元へ突きつける]

頼まれてくれる?私は中には入れないみたい。



[投げ遣りであるが故に虚飾のない笑みをフィグネリアに向け]

貴方、ところで――お名前、なんだったかしら? **

( 74 ) 2011/01/28(金) 17:32:11

城主 イライダ

―居室―

[城主は寝台に腰を下ろし顎を引く。
俯きがちなその横顔は何処か憂いを帯びたもの]

死者を出さぬには宴を終わらせぬばたまの檻を開くより他ない。
けれど、吸血鬼が居なくならねば終わらせられぬ。
それがこの宴の『理』であるから――…

[誰かの声に独り言ちて困ったような貌をする]

人が吸血鬼を葬るか――…
若しくは噂に聞く封じの力に依りて其れを為すか。

[その力持つ者がこの城に居るか如何かも知れない。
赤いケープの少女が不思議な事を言っていたから
それが引っ掛かっているだけかも知れず。
ふ、と物憂げな吐息を零し闇に意識を傾けた**]

( 75 ) 2011/01/28(金) 17:33:30

追われし者 ユーリー

── グレゴリーの部屋 ──

[その扉が開けられたとき、城そのものにも似た冷気を感じた気がした。

 いつもと変わらぬ…否、ほんの少しだけ何かを捩じ伏せたような──飄々とした口調で挨拶をするグレゴリーの周囲はそれとわかる程に酒気を帯びている。]

 ──…、

 こんな時に、酒に走る男ではないのはわかっていた。
 だから──]

( 76 ) 2011/01/28(金) 18:59:52

追われし者 ユーリー

[グレゴリーの左の首筋に穿たれた傷痕を目にした時、視界の端が暗くなるような錯覚を覚えた。
 それは拭うことのできない闇の刻印。]

──少尉、

[これまでに起きたであろう出来事を推測する。

 ロランを殺した者は、現場に短剣を置いておけば、誰かがグレゴリーを糾弾しに来ることを計算していたのだろう。


 グレゴリーを下手人として裁かせるため、あるいは──
   グレゴリーにその者を引き渡すため。


 だとすれば、自分はまんまとその奸計にのって、ここまで導かれたことになる。]

( 77 ) 2011/01/28(金) 19:01:16

追われし者 ユーリー

[グレゴリーの目を見た。

 醒めた眸の奥にある昏い欲望。
 
 届かない、深淵。]

( 78 ) 2011/01/28(金) 19:01:33

追われし者 ユーリー

  ──中へ、入らせてもらう。

[宣言し、その通りにした。

 室内を一瞥すれば、サイドボードに酒の空き瓶。
 それも一本のみならず。

 酔いで鈍らせようとした感覚。
 彼なりの努力の証。]

( 79 ) 2011/01/28(金) 19:02:41

追われし者 ユーリー

[背後で扉を閉ざして、ふたたびグレゴリーと目を合わせた。]

…わたしは、ここにいるだけでおまえを苦しめているな。

   ──すまない。

( 80 ) 2011/01/28(金) 19:03:12

遊牧の民 ナタリー

-- 廊下 --

[目を閉じても寝入ることは出来ずに起き上がる。]
[シルクのスカーフを一枚、首に巻いて傷を覆い隠した。]

[それからひたひたと裸足廊下に出て、小窓から外を見る。]
[夜の闇が心地よくて、自然と口元が笑みを作っていた。]

[身体が人間の血を求めている。]
[その欲望のままに動いてはダメだということは理性が悟る。]

[でも、わからない。]
[親吸血鬼の血にすら身体は貪欲に反応したのだ。]
[そして―血で渇きを癒したときのなんともいえない感覚。]
[えもいわれぬ快楽の瞬間を、覚えてしまった。]

[果たして人間の血を見たとき、冷静でいられるかは―。]

( 81 ) 2011/01/28(金) 20:36:28

フィグネリア

―礼拝堂の外―

[丁寧に仕舞われるシルクのハンカチ>>73
ダニールとは、彼女にとって大切な存在なのだと分かる。
戸惑うように伏せていた瞳を上げれば]

……はい。代わりに献灯を。

[突きつけられた包みを、ゆっくりと手に取る。
なにかを問おうと開きかけた唇は、しかし続きを紡げず、
深碧はただアナスタシアの笑みを見つめた。

そしてふいに、小さく息をつくと微笑みを浮かべて]


フィグネリア・エーリンと申します。

( 82 ) 2011/01/28(金) 20:46:22


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